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ProToolsとかPSPのバグ

 少し前に書いた通り、制作でMIX工程からProToolsでの作業にしています。打ち込みは使い慣れたABILITYで、その後ProToolsという分業はなかなか合理的で、この方式に安住してしまいそう。
 プロツーにバウンスにしたWAVを持ってくる時に、一緒にMIDIもメロだけでもつけると、AメロBメロ……といったコメントも表示してくれるので、曲の構造がわかって便利。

 しかしプロツーも、自分の環境だけかもしれないが、多少変なバグが残っているな。Windowsなので音楽環境と本業の仕事環境でアカウントを分けているんだが、音楽アカから別アカに行って戻ってくると、再生周りのボタンが押せないとか、スクロールがバグるとか時々出る。
 またこうなると、プロツーを終了したあとに、なぜかもう一度「自動起動」する(w)。なんやねん、ほんと20年前の海外ソフトか。

 それと、またもやPSPのプラグインがバグってます。AAXでもか。Nexcellenceがエラーを吐いて動かんし、無理やり使おうとすると、DAW巻き込んで落ちます。Vintage Warmerとか2445はちゃんと動いた。PSPはたぶん開発のマンパワーが足りてない、その割に製品数が多いので、ちゃんとバグ取りができてないんじゃないか。やはり怖くて全面依存できないメーカー。
 そこへ行くとWavesはAAXも鉄壁の安定動作だなあ……。実用性を考えたら、やっぱり大デペロッパーの製品になりますね。Softubeも完璧に動いてるな。あとNIのKomplete付属系のやつも。

ProTools導入

 「ProTools 12 Artist」を導入しました。トラック数がオーディオ・MIDI・AUX/FXで各32本だが、弊社の制作だとこれで大丈夫(結構ギリだが)。もし足りなくなったら、とりあえずステムを導入してストリングスやブラスをまとめる。
 いずれにせよまずはABILITYと併用する体制で、打ち込みはそちらで、ミキシングからProToolsにしようかと考えている。

 実は、数年前に試用版のProTools First(廃版)をダウンロードしてあったんですね。当時使ってみたが必要性を感じず、先日残っていたファイルを試しにインストールしてみたら、Win10でもいけました。で、マスタリングだけABILITYと同じ条件でやってみて音を聞いたら、やっぱりこれが全然違う。明白にわかるくらい高音質。(ABIもイイ線いってはいるんだが、さすがに世界のスタジオ業界標準と比べたら…)
 昔もちょっと比較したことがあったが、とにかくプロツーは「みっちり」した感じ、情報量のグッとつまった、非常にクリアで高品位な音。
 無理やり饅頭に例えると、薄皮にアンコがぎっちり詰まっているイメージ。これに比べたら他のDAWは、まあアンコが少なくて皮がぶわぶわしてる。
 これだけ違うんじゃもう製品版を入れるしかない。今はプロツーもサブスク形式なんですね。

 しかし、インストーラが結構ポンコツで、終るまで3時間くらい掛かってしまった。なんか昔の海外ソフトにありがちな感じのやつだった。リセットのタイミングも慣れてない人はわからんと思う。

 メーカーのAVIDは、アメリカ・マサチューセッツの会社だったんですね(iZtopeと同じく)。音楽関係のソフトや音源はご存知のとおり欧州勢が滅法強くて、個人的には米国ふがいないと思っていたが、一番大事なスタジオユースの根幹部分を押さえていたわけだ(OSと似ているな)。言われてみれば、ブライトでクリアな音質、アメリカンといえなくもない、面白いところです。
 ともあれこれで弊社もささやかながら、モニター環境も含めて業界標準の体制が出来ました。

ABILITY4に移行中

 仕事が一段落したので、ABILITY3Proから4Proに移行中。流石にお仕事の途中で変えると、万一バグがあった時に怖いので。
 2から3の時はオーディオエンジンが刷新された印象だったが、今回は多分同じ。色々と細かい使い勝手は改善されているが、大きな変更点がない。

 とはいえ一番のウリが、新マルチティンバー音源AMS。これはインタネ社のオリジナル。ABILITYにはSSW時代からRolandのサウンドキャンパスというマルチ音源が入っていましたが、これ32ビットなのとバグが放置されているので(もう直せないらしいです)、代替品が用意された格好。
 音質的には、端的に言って「ビザール(ストレンジ)ブライト」(←違うか)。かなりナチュラルハイな音質という感じ。ブライト系ピアノなんか、KorgのM1ピアノに対抗できるんちゃうか? デモやらレイヤーなら出番は充分ありそう。

 他には、マスターアウトでDITHERのON/OFFが出来るようになったのと、ミキサーでパンの一発OFFが出来るようになったのがお気に入り。
 インタネの組み込みDITHERは、他の使ってみて今回わかったが、結構ワイルド・アナログ系な音になってた印象。ここを楽曲に応じて切り替えられれば、更なる音質アップが望めます。

 バージョンアップと関係ないが、ミキサーのインスペクターボタンを押すと、大きいサブウィンドウでインサートやらストリップが一目瞭然だったのね。ここはハードのミキサーにない便利さ、こうしてみるとコントロールサーフェスはやっぱり要らないなあと思える。

(一応、まだちょっと不思議バグ現象が見られるなぁ。ABILITY3のファイルを読み込んだ時の変換が上手くいってないのか?Kontakt内のインストが読み込まれなかったりした。再立ち上げしたら読んでた)

インスタで動画削除

 インスタグラムに掲載していた動画を、運営に削除されてしまった。Dew Ridge Recordsのアカウントだけど、当然MVも載せていたんですね。ちゃんとインスタ用に画面サイズも調整して。そうしたら権利侵害と考えられるから……と削除報告のメールが来た。3ヶ月くらい前の掲載したやつだが、今頃です。
 インスタ/Facebookにもミュージックスタンプとして弊社の楽曲を配信しているから、そっちの方でひっかかったのでしょうが。

 で、異議申し立てというリンクもメールにあったのでクリックしてみたが、これが何度やってもエラーが出て正常にページが表示できない。念のためサブPCでもやってみたが同じ。これで詰みました。

(削除されてもメールが来るだけで、インスタにログインしてもメッセージ等、本体では何も来ないんですね)

 以前も書いたがインスタはサイトがスマホ用に最適化してあるし、レーベルの宣伝用にと作ったが、そういう役にはほぼ立たないと思われる。なんか、動画表示も中途半端だし、時々ジャケット写真でも載っけておく、ゆるゆるの運用が良さそう。
 適材適所で、MVはやっぱりYoutubeでいいんじゃなかろうか。

(エド・シーランとか、アリアナ・グランデのアカウントもフォローしてみたが、やっぱり、暇なときポツポツ写真やストーリーを上げているだけという印象。すべてが低血圧、インスタ。もっとキラキラピカピカうるさいと思ってたら、意外?w それともそういう人を見ていないだけで運が良いのか…)

ZENOLOGY意外と重い?

 先日書いたRoland Cloudのソフトシンセ、ZENOLOGYのことだけど、一見動作が軽そうに思えるが(UIもシンプルだし)、意外と重いかも、というかメモリをバカバカ喰ってる予感。
 割とプロジェクトサイズの小さい曲で、ZENOLOGY Liteを2本使ってみたんですね。それで急激にDAWがおかしくなることはなかったんだが、曲の完成間近になって、なんとボカロのホストプログラムであるPiapro Editorが、「メモリ不足」のエラーダイアログを吐いて落ちました。直後にDAWも巻き込まれて落ちるという大惨事。
 Piapro Editorというのは非常に優秀なVSTiで、これまでこいつが原因で落ちたことって全くない。もう10年は使っていると思うが、ボカロは結構重い処理っぽいのに、クリプトン・フューチャー・メディアは技術力のある会社ってことですね。悪いがRolandよりクリプトンを信じるわ(w)。ハードは優秀でもソフトベンダーとしてはまだあまり信用できる段階ではない。(最近はアメリカのソフトハウスと協業してるが)

 結局無駄なプラグインやサンプリング音源(といっても軽めの奴)を外して、メモリや処理能力を開放したら、なんとかこのままでも落ちなくなりました。

 たぶんソフトシンセとしての使い勝手より、Rolandサウンドを再現するほうを主眼に設計されていると思うから、普通の軽めのソフトシンセのように何本も挿すというのは、避けた方が良いっぽい。
 こうなると、ハード再現系の買い切りプラグインも結構重そうだなと予想。
 こちらを立てればあちらが立たず、じゃないけどなかなか上手くいかないもんです。

ミックスの負荷MAX

 そろそろミックス時のPCの負荷がギリギリのようで、ちょくちょく不思議現象が発生するようになってきた。
 もちろんバウンス(WAV化)しています。今は歌物の標準的なプロジェクトで、ボーカルや楽器のトラックが30前後。FXやグループトラック等が20弱。
 各トラック、平均2本程度プラグイン挿しているだけ、ボーカルはみっちり挿すが、FXも軽めのやつばかり(良いリバーブやディレイはそうでもないが)。
 こんな感じで、PCもWin10で中の上~上の下くらいのスペックなのに、完全にギリギリです。負荷見てるとちょくちょく100%を叩いている。
 これで、下手にプラグインを追加すると落ちたりとか、再生すると特定トラックだけBPMが変わったり、とか。
 あんまりトラックフリーズするのは好きじゃないが、そろそろ対策していかないと、と思案中。

 EQやコンプなんて、無色透明でいいなら、DAWのやつで全く問題なかったりするもんね。WavesのAudiotrackチャンストでさえ大量に挿すと重い。(だから、今度のABILITY4の内蔵プラグイン強化は期待)。
 負荷分散ソフトなんかを導入する前に、できるだけやれることはやってみるつもりです。(このテのだって、バグがないかといえばそうじゃないだろうし)

 プラグインも、実用性を考えればあんまり処理が重いのはどうかと思う。そりゃCPU能力を大量に使えば音は良くなるんだろうが。理想は負荷レベル違いのエディションが用意されていること。気の利いたデベロッパーだとそうなっているのもありますね。

Waves Nxのカメラ機能

 WavesのNxというプラグインがありますが、これはヘッドフォンでスピーカーの音場を再現するというもの。
 スピーカーで聞くと、空気の中でL・Rの音が混ざるから、実はヘッドフォンで聞くのと違う感じに聞こえるんですね。(ソフトになる、といえばいいか)
 実際使ってみると、なかなか面白い聞こえ方で、一応まあまあの再現度に思えます。
 ヘッドフォンでミックスしている時、最終段にインサートして軽く確認するのには最適。「自然」な感じに音場が広がるので、バランスが取りやすい。(しかし、Nxでミックスの破綻を見つけたことはないなぁ。そのあたり、絶対に本物のスピーカーには敵わない)

 前置きが長くなったが、このNxには面白い機能が付いていて、Webカメラでミックス中の自分の顔を写すと、自動で顔の向き&距離等を測定して、なんとスピーカーのシミュレーションに反映してくれるんですね。実際に聞いている時のように音場が変化します。頭を動かすと聞こえ方が変るわけ。
 画面を見ているとサイバーな雰囲気で笑えます。
 よくもまあこんな簡単な機構でそんなことを実現するもんだと思いますが、さすがにレイテンシ等も発生しており、完璧な自然な追尾にならないようだ。むしろ、しばらくやっていると違和感の方が大きくなる。
 やっぱり、玩具のレベルだなあというのが自分の結論だけど、これで気付いたのは、案外ミックス中は身体を変に傾けたり、頭を左右どちからに向けていたりと、「正しい姿勢」ではないのだということ。変な発見をしたのであった。

(NxにはBLUETOOTHかの特製デバイスで追従する機能もある。こっちもレイテンシは出るらしい)

ハード音源のレコーディング

 インタネのDAWであるABILITY3で音楽制作をしていますが、最近経験した不思議現象。他のDAWの方にも参考になるかもしれないので書いてみます。

 サンプリング音源、ソフトシンセ、簡易ミックス用プラグイン(リバーブやイメージャー程度、軽いもの数本)、合計30トラックくらいのプロジェクト。だいたいミックス前、アレンジの完成時にはこんな陣容になっていることが多いです。
 これだけならそのままバウンスして、すぐミックスに入れるのですが。
 トラックの1~2本がハード音源をドライブしている場合は、その前に「レコーディング」が必要なんですね。ハード音源の出力をDAWで録音するわけです。
 ここで問題発生。

 なんと、録音を聞くと遅れが発生しているのです。レイテンシならまだわかるが、これがまあBPMが遅くなるという……。例えばBPM120の曲だったら、BPM115くらいで録音されてしまう。当然曲のラストでは全く合わなくなっています。
 不思議現象ですね。どこかのバッファが足りないのか、それともPCの性能不足かと思うが、そこそこ高性能のWin10パソコンなのです。

 重いプラグインや、ボカロなどを外してみると、多少は軽減するが、それでも同現象が発生。しびれを切らして全部バウンスしてからレコーディングしてみたが、それでもまだ遅れる。仕方なくその状態で、ハード音源のトラックをソロ演奏モードにして録音すると、ようやくジャストのタイミングになった。
(ここまで軽くしてまだ遅れてた、ってことはたぶんPCの処理速度不足ではないはず)

 半年位前までは出なかった現象なので、たぶんどこかのアップデートでエンバグしてるんじゃないかと勘ぐっている。むろんWin10の方のアップデートのせいかもしれません。あとは当環境だけの独自現象か?(だとしたらイヤだなあ)

 ……などと考えていたら、ABILITY4が出るんですね。この件、直っているといいんだが。

 ということで、まあなんかの拍子にノイズが入ることもゼロじゃないし、ライン直結=超優良環境のハード音源のレコーディングでも、最後まで確認した方が良い、という話でした。
(今回、何トラックもハード音源録音してから気付いたのでキツかった 汗)

Zoomやってみた

 遅まきながらのZoom。といっても、日本の音楽・録音機器メーカーではなく、みんなが知ってる会議ソフトのZoomのほう。(そういえばZoomが大ブレイクしたときに、日本のZoom株が上がったりサポートに電話が殺到したり、といったことがあったそう)
 音楽以外のほうの仕事で、Zoomを使う必要が出てきて、おっかなびっくりで試してみた。まずはZoomのサイトを見て、簡単に仕組みを確認。アカウントを作るのが望ましいが、チョイ利用ならゲスト的に利用できるらしい。
 なんせ初利用だから、いきなり本番で失敗したら怖い。テスト環境はないのかと思ったら、ちゃんとテスト会議ができるんですね。ひとりきりの会議ね。
 かなり前に買っておいたロジクールのWebカメラをPCに挿して、ディスプレイの上に置いて、テスト会議開始。
 すると、ディスプレイにちゃんとオレが映っとるわ(名古屋弁)。なんか笑えました。思ったより鮮明だな。画像と目線がなかなか合わないですね。カメラ目線になると自分の画像が見えないし。こんなもんか。

 これは簡単でいいツールだと思った。専用ソフト(無料)だともっと高速らしいが、どうせ一時利用だからWebから会議テスト。
 本番だと会議室に入るのにパスワードがいるらしい。
 まだ音の方を確認してないから、そっちもやってみる予定。

(本日、音も確認したら、Web版では出ていなかったことが判明。結局アプリをインストールして、無事音の確認も終わりました。音がトラブった時のために文字でのチャット機能もあるし、これは良くできているな)

便利そうで不便なwebmail

 通販用のメアドとして、hotomail(outlook)を使っていたんですが、驚愕の事実が発覚。こいつって受信メールの一括ダウンロードができないのね……。もしかしたら有料のOffice365を入れたらできるようになるのかもしれないが、その辺りはググっても出てこない。
 なんでもかんでもgmailにするのはイヤだったのでhotmailにしたんだけど、盲点だった。gmailは一括ダウンロードできますからね(ただちょっと方法が面倒なようだ)。
 それより驚いたのが、gmailってPOP3でメールクライアントからメール送受信できるのね。広告入れたいgoogleは絶対そんなこと許さないかと思ったら。
 あまりにクラウドにメールを溜めると、いくら検索機能が優秀でも、やはり使いづらくなりますね。結構ネットやサイトが遅い時ってあるもんね。
(誇張でなく、最近hotmailはメール1通内容表示するのに、度々30秒とか掛かったりしてる。商用インターネットの初期みたいだ)

 今後は通販系のメールでもなるべく手元で受信しようと思う。メールの整理ひとつでも結局webメールは使いづらいことが経験上わかっている。

(……と、思ったらgmailの外部アプリからのアクセスはこの5/22で廃止なんだと。セキュリティ上の措置らしい。ウマい話はないものだ)