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有償配信ライブ拝見

 先日某アーティストさんの配信ライブ拝見。ツイキャスの有償ライブでした。視聴方法はツイキャスでの電子チケット購入で、配信はもちろんツイキャスから、という形式。多忙でリアルタイムではほぼ見られないことが判っていたものの、2週間は録画が残ってその間見放題ということなので。
 画質はかなりの高画質(パソコンの画面フルにしてもカクカクもしないし、画面の荒れもない←稀に凍っていたがw)、ただ音はステレオだけど、たぶんmp3/128以下の音質なので、そこは少し不満かな?

 会場は家からとかではなく、ちゃんとライブハウスからの生中継。カメラも3~4台入れていて、スイッチャーもいるようでした。カメラマンはライブハウスのスタッフさんらしい。
 サポートミュージシャンは2名で、アーティストさんと一緒にステージに立つと、バンドとしての最小構成ながら迫力はある。会場もシンプルながらライトアップされているし、これならお金がちゃんと取れるライブだなあ、という印象。会場のレンタル料や、配信の料金等はどうなってるんだろう。ちゃんと元は取れているんだろうか…と制作屋としてはやや心配(汗)。

 ライブは、このアーティストさんの音楽性を反映した、スクールディズの放課後のワクワク感を思い起こさせるような、楽しい感じのライブでした。ミスってもネットに書くな、とMCで釘を刺していましたが、一点だけ(笑)。サポートのギターの方がたぶんコーラスエフェクター掛け過ぎで、曲によってはピッチが狂っているように聞こえた。ここだけは準備不足かな? たぶんアーティストさんも時々「ん?」という顔をしてそちらを見ていたので、気付いていると思う。
 もう1名の方は電子ドラムで、音の回り込みもなくクリアでナチュラルな音でたぶん生ドラムより配信では有利かも。

 大半が録画で少しづつ見たので、約2時間弱のライブを消化するのに数日掛かってしまった。(今忙しいのであった) ライブ感も何もあったもんじゃないなこれは、せめて2回に分けて見るくらいにしないと。
 実は当日も冒頭と最後だけスマホで少し見てたが、この時のライブな高揚感はかなりのもの。スマホの小さな画面と劣悪な音でも生というのはやはり良いものです。(ま、自分は実は頑固なメディアパッケージ派なんですが……)生だとコメントもリアルタイムに進んでいくので、臨場感がまた凄いもんになりますね。有償で花火?とか拍手?とか、ツイキャスの機能で画面エフェクトを視聴者が出せるし。
(対バンの人のことをすっかり忘れていて、始まったら大笑いでした。案外、と言っては怒られるが、意外と良かったよw サポートの方も謎の中国人とかポルトガル人役で出演すれば良かったのにw)

 この有償配信ライブってどんなもんだろ、という興味もあったのですが、ちゃんとお金を払っても満足感のある形式だな、ということがわかりました。なかなか未来を感じるライブ形態です。
(会場にユーザーコメントを表示するデカいスクリーンがあれば、本当に双方向になるかもね? 当日はタブレットだったものね)

イニシャルなしトーク?

 先日とある配信番組で、この道の第一人者某氏の素晴らしい演奏を堪能。とにかく物凄い、ひとり旋律を奏でているだけなのに、まるでフルオーケストラの演奏を聴いているかのよう。極度に音が太い、存在感が強い。本物のソリストとはこういうものかとただただ感服。現代日本の至宝ですねこれは。

 続いて大人系シンガーソングライター某さん。澄み切った美しい音楽世界。非常にハイレベルで完成してらっしゃる、これはもう何も付け加えるものはありませんね。実はアルバム2枚聞いたけど同じ印象。サポートも腕の立つ方ばかりだし。贅沢をいえばあとひとつフックがあれば……たまには曲中で悪女になってみることをお勧めします(違うかw)。キャリアの中で色々なことをやり尽くしているので、今後の展開に非常に興味あるかた。

 おかげさまでなかなか忙しい今日この頃です。

Spotifyプレミアム

 最近Spotifyのアカウントをようやく取って、2週間後プレミアムにしてみました。しかし音質も大して変わらない気がする、割り切った方が良さそう。無料期間が終ったら延長微妙。一応良い点は、Youtubeと違い映像はないので音楽に集中できるのと、公開プレイリスト機能ですね。全米ヒットチャートを追ったりするのには便利そう。一応文句はこれくらいでw

 某アーティストさんの配信シングルをSpotifyで聞いていたんですが、流石天下を取った人(達)は違う、宅録&自家ミックス・マスターなのにこのクオリティ。ボタンが一杯ついてる楽器以外は打ち込みだそうですが、たぶん音源もDAW付属のものじゃなかろうか、ローファイな感じなんだけど、曲や(更にいえば)アーティストイメージに合っていてとても面白い。この人達は必要ならいつでも生ブラスなり生リズムを呼べるわけで、配信という点を活かして打ち込み色を出したのは正解かと。やっぱりこういうのは最後は使っている音源じゃなくセンスの問題ですね。
 ボーカルのかたの表現の精度もすごい。もうプロデューサーの指示とかなしでも家でここまで録れるんですね(バンマスさんの事前の話はあるんでしょうが…)。
 曲もバラエティに富んでるし、ソングライターとしてのバンマスさんの才能はやはり特別。こういう人に睨まれたくないなあ、なんかオレ失礼なこと言ってないよなー、とかね(笑)。あ、もしや偽者?とかに注意ね。
 本当に日本の音楽界における唯一無二の存在という感じ、音楽界のエイリアンでしょうか。(当然ちゃんとDLで聞いたらもっと良い音なんだよな…) インスト曲もユニークで面白かったです。

 もうお一人、配信で聞いたアーティストさんのシングル。こちらはもう、オートチューンも使って今の売れ線J-POPド真ん中という感じの曲。この方はフリーになって2曲目なんですね、敏腕プロデューサーさんの手腕でアレンジからトラックメイキングまで鉄壁の品質、配信に最適化してありますね。実は最初聞いたときチューンいるかな?と思いましたが、すぐハマりました(w)。曲も面白い、突き詰めた表現があります。ただ、全体を通して聞くと展開がやや唐突で、最初の「耐える女」みたいなとこと整合性がない…ような? もうワンコーラス増やしてクッション入れた方が説得力あったかも。だから惜しい感じがした。この人も自分のものをほぼ掴みつつある、成長スピードに目を瞠ります。

 いやー、今後とも楽しみなアーティストさんばかりで、業界の未来は明るいな。日々是精進、自分も頑張っていきます。色々と音楽制作の仕事を振って頂いてますのでね。

完成度の高い1枚目でした

 あるシンガーソングライターさんのアルバム。3枚目→2枚目ときて、とうとう1枚目を聞く。センスの良いJ-POP的なロック曲が多くて、これで初アルバムとは。荒削りという感じでもないし、もうこの頃から自分の世界をしっかり持っていたんですね。
 良メロ曲の多さ、そしてこの人は歌詞もいいなあ。自分の思うベストトラックは空の曲でした、3枚目の展開にもつながるようなデジタルな曲も面白かった。
 アルバムの終わり方も楽しい。こういうことがさらっと出来ちゃう人はやっぱり音楽的センスが高いと思いますね。

 空の曲の切なくて良い感じは、後の姿勢曲にもつながるんでしょうか(w)。
 全体的に1970年代の洋楽からの影響を感じさせる楽曲群、これはカッコイイ誰かの背中を見て育ったということかしら。
 物の考え方も非常にしっかりしているし、エンタメへの拘りとか、もう自分なんかは学ぶことばかりです。
 たぶんもっと大人世代の音楽ファンにも名前を売るようにしたほうが良い気がします。現状、同世代~その下がファン層の中心らしいので。実際最新作の3枚目は傑作だと思っていて、これは知りさえすればじっくりCDで聞きたい人は多いんじゃないかと。
 今後とも何かやってくれそうで非常に楽しみな方です。

Mr. バンドメン

 J-POPを代表する超有名グループの特別公開ライブをYoutubeで堪能(DVD&Blurayで出ているものらしい)。鍵盤に弦やブラスまでステージにいて大変良いバンドサウンド&アンサンブルでございました。あっ、なんかボタンが一杯の楽器もありましたね(w)。でもあれは実は電子楽器なんだなぁ。

 弦の方2人は透明なパーティションで囲まれたエリアで弾いていて、結構珍しい感じでした。たぶん他のスピーカー&ドラムス等からの音の回り込みを防ぐためだと思いますが。(他のステージだと、マイクを楽器に直接取り付けていることが多いですよね)

 ギターの方がほぼ曲毎にギターを変えていて驚愕。このステージだけでたぶん楽器屋を開設できるほど。そしてバンドアンサンブルの要の尖った存在感。
 もちろん言うまでもなくリーダーのボーカルも楽曲も素晴らしいし、これは言うことなしですね。流石日本を代表するビッグアーティスト。

 そしてあの電子楽器は、たぶん4万人の前で使われたことはこれまで無かったんじゃないかと(w)。Rolandのエンジニアも技術者冥利に尽きると思います(開発はイタリアらしいけど)。1曲は生に代わっていた曲があったようですが。

 ホーン3本と一緒に実質4菅のアンサンブルで動いたり、電子楽器なのを活かして(たぶん)ディストーションをかけてギターのコードプレイと対比させるなど、アレンジの聞き所もたくさん。もちろん本来の楽器の持ち味も出してるのも多かった。いやもう、作曲やっている人間としても感動ものでした。

 やっぱりミュージシャンはステージで楽器を弾いているときが一番カッコイイし、アーティストさんは歌っている時が一番いい顔してますね。
 白熱の大熱演、引き込まれた二日間でございました。
(実はしばらくアーカイブでも見られるのであった)

二枚目と三枚目

 この何枚目というのは歌舞伎の宣伝看板のことだったそうで、二枚目が色男、三枚目がお笑い担当の看板だったらしいですね。お前は三枚目半くらいだな、と言われそうですが、今回はそういう話ではありません。

 某シンガーソングライターさんのアルバム3枚目を聞いて気に入り、2枚目に進んだんだけど、両方とも質の高い曲ばかりで本当に感心した。偶然にこんな素晴らしい音楽に出会えるなんて、神も仏もこの世にいるな、と(w)。
 遊び心とユーモアに満ちた曲たち、悲しいはずの内容の曲でも、明るくオプティミスティックに楽しませてくれる。ポップミュージックはエンタメ、ってことを強烈に思い出させてくれます。お洒落でかわいい感じの楽曲の世界、それも作られた様式美的なものでなく、作品全体から滲み出てくる感じ、これは明らかにアーティストさんの精神世界なんでしょうね(良い音楽はみんなそう)。

 ’70~’80年代洋楽からの深い影響があって、しかして単なるフォロワーでもなく、ちゃんとJ-POPの伝統を踏まえつつ、その中で影響を消化してる感じ。このセンスの良さは抜群という他はない。
 3枚目が非常に完成度高かったので、2枚目はそこに至る実験作なのかと思ったら(曲毎にアレンジャーが変るので)、どうしてこれも面白い曲の詰まった良作でした。ただ、ここで試した可能性でクオリティが出たものを整理して、3枚目のサウンドに繋げたのだな、と続けて聞くとわかりますね。

 1曲目の詩なんかそれこそ70年代の歌謡曲の世界だし、こういう切ないのも今はなかなかないかも?しかしこれは鉄板。幽霊の曲には笑、そういうことかと、そして曲中の台詞、これも懐かしい&楽しい。3枚目の日本海溝曲にも笑いましたが(たぶんフレーズ思いついちゃったんだと思った)、まさかシリーズだったとは。

 よもや20代でここまでやるアーティストさんがいるとは。3枚目なんて全てセルフプロデュースですからね。もう参りました、というしかない。脱毛です、もとい脱帽です。ほぼ完成しつつある音楽世界、ギター女子枠から時速300kmで抜け出て、次のアルバムもとても楽しみな方。(ほら、おじさんなんかはレコーディング作品派だからさあ~)。

 例によってアーティスト名を書いてないわけですが、けしからんじゃないじゃないか、という皆様は、試しに電波を送ってみて下さい。受信できたら名前公開考えてみます。違うか。

 いやいや、冗談おいといて、このブログは数奇な事情から結構業界の大先達の方々のお目に留まっているようですが、こういう方々にこそ聞いて欲しい。プロ好み、音楽マニア好みのアーティストさんなのですわ。もちろん同年代のファンもたくさんいるが、もしプロモーションをそっち方面にやってないのなら、是非やって欲しいとさえ思います。自分くらいの年代の音楽マニアなら、これは知ったら絶対ファンになると思いますので。(これ自分が知らなかっただけで、みんな知っていたのかなあ?だとしたら不勉強を猛省)
 一ファンとして、ゆるりと応援しております。

(ヒントくらいは書いてみますか? とりあえず声はミッキーマウスかミニーマウスみたいなw そこまでじゃないか。キー高いですよ、初期の曲は低いとこギリギリで歌ってたようだ)。