月: 2019年7月

再びガンダム話

 録画したガンダムORIGINどんどん消化してる。これは要は40年前の1stガンダムの「余白」に、安彦良和が書き込みをいれているわけで、当時は薄っぺらだったキャラの背景が膨らまされていて、ああそうだったのかと、リアルタイム世代のおじさんとしては嬉しかったするわけです。
 これだけの余白を作っておいた富野由悠季も凄いけど。以下再び無配慮なガンダム話。

 なんと、シャアとセイラの母は、またもジャズシンガーだったんですね。いやどれだけジャズシンガー関係しとんねんこの話は(安彦さんの青春時代はジャズ喫茶全盛だったから?)。クラブ・エデンで歌っている時、政争に疲れた素敵なおじさまジオン・ダイクンが来店し、そのまま二人は深い仲に。そして一緒になり二人が生まれる。シンガーのご子息だったのか、その割りには音楽と全く関係ない生活しとんなぁ。
 シャア母はハモンの先輩シンガーだったらしい。
 そのハモンといえばランバ・ラルだが、何かというとエデンに来てハモンの膝枕でうたた寝したり愚痴を言ったり、まあザ・駄目人間という感じ(笑)。イメージ違うなあ。
 店もいつしか閉店し、この人、ハモンがいなかったら不養生で死んでるな。ランバラル部隊はハモン姐さんが主役でしたか、道理で姐さんがアムロを追い詰めるわけだ。
 現実世界でも、デキる女性は男の何倍も仕事ができるんだよなあ。駄目系男子としては怖れおののくばかりですw。

 そのラルが再び軍を辞めた理由は、ドズルに命令されたコロニー落とし作戦を拒否したから。そしてその詳細が今回描写させるが、コロニーに毒ガスを放ち住民を虐殺、外部エンジンを噴射させ地球へ自由落下させるという、凄まじいものだった。
 落ちたコロニーが原因で全地球的な天変地異となり、人類の半数が死ぬ、という大惨事(恐怖の大王的なやつ)。こんなに怖ろしいものだったのか。諸世紀読んだらノストラさんが予言してるかもしんない。無理か。
 ガンダムの世界の地球があんなに荒廃していた理由がようやく納得できる形で描写された。この辺りから、ジオン側に肩入れしていたオリジンの物語が、連邦側からの視点に傾くかな?

 コロニー落としにザビ家全員がドン引きしてたり(発案者ギレン閣下)、シャアの容赦ない冷酷さときょうきんな一面、アムロが上級国民だったり、これは楽しい。ハマったので全部観よう。

ボーカルトラックの処理

 歌物楽曲を制作していると、ミックスの段階でボーカルトラックの処理が発生します。歌物というからには最も重要なのがボーカルなわけで、その処理にはいつも最大の手間を掛けています。
 人間が一番聞きなれている音楽の要素が「歌」なわけで、ここを疎かにすると、即座に曲の難点としてリスナーに認識されてしまう、という事情もある。

(もっとも、これは制作屋の言い方で、歌手・アーティストさんは、まず心に届く歌を吹き込む、というその前の段階がある。実際のレコーディングでも、マイクを「吹かない」歌い方とか、レベルを適正に保つ発声法とか、色々あるはずですね。自分のところへはレコーディング済みのものが届くので)

 で、ここに普通は10前後のプラグインを挿して調整を繰り返し、ようやくCDや配信などで聴くのと同じ品質・音質のトラックになります。EQやコンプレッサーが複数、チャンネルストリップやらディエッサーやら、まあ色々です。その中には外した音程を修正するプラグインもある。
(おっと、その前にトラックのノイズ除去やら、ブレス(息継ぎ)の消去処理、この辺は自分はWAVを直接編集してますが。リズム修正もここ。そして複数テイクから良いところばかりをつなぎ合わせる、ってのも時々ある)

 こんな感じでボーカル処理のプロセスは成り立っているのですが、現代のミキシングエンジニアには必須のスキルといえるでしょう。
 ただ、作業工程がほぼノウハウ化して決まってしまっている分、あまりにガッツリやりすぎると、人間の歌なのにまるでボカロのように聞こえることもままある。もちろん最初からそれを目指している曲ならいいのですが(ケロるやつとかね)、普通の楽曲ではあくまで人間の歌として聞こえて欲しいわけで、今はあきらかに「やりすぎ」の方へ振れているんではないか、と感じることもある。
 極端な話、多少声がかすれたり音程が外れていても、それが音楽的に正解だったら、それでいいじゃないですか? あまりにパラノイア的に直していくと、だんだん人間味が薄れ、「良い音楽」って方向からは外れていくんじゃないか? 個人的にはそんな風に思ってます。
(ジャズやフュージョンなど器楽曲で、音が外れたりリズムを外しても、それがいい演奏・アドリブなら採用されるわけで、それと同じです)

 もっとも、クライアントさんが完全に直してくれ、というリクエストを投げてきたら、この限りではありませんが。

 まあつまり、あまりに完璧にプロセスするとまるでアンドロイドみたいになりますよ、ってことです。どこかに人間味を残しておいた方が、きっとリスナーの心にも届くでしょう。過ぎたるはなんとやらですわ。
 で、結局このあたりの加減は、ミキサーも音楽がわかっていないと正しい判断はできないわけで、やっぱりただの「エンジニア」では務まらないんですね、この職種も。

 自分なりのボーカルトラック処理論を書いてみました。
(昔は、音程の修正とか一切できなかったから、レコーディングは苦労したろうなあと思う)

面白バンド、カーペンターズ?

 久々にカーペンターズのアルバムの感想、「PASSAGE」という1977年発売オリジナル作品です。ネタバレ前に(後述)、実は「Two Sides」という曲を目当てに買ったのですが、これが大当たり。参加ミュージシャンは驚くなかれ、リー・リトナーとジェイ・グレイドン。二人ともアコギを弾いているのですが、ぐっと抑えた甘いプレイ、素晴らしいとしか言いようがない。フュージョンとAORが最も新しく勢いがあった時代の、二人のキーパーソンのツインギター。カレンの歌声も後期なので最高に深みがあり、更にもう2本Eギターがアドホックに入ってくるんですが、まあシングルカットしなかったのが不思議なくらいの曲。カントリー風のAORといえるんじゃないかな、これは。

 カーペンターズは活動拠点がLAだったので、やっぱりLAのミュージシャンと交流があったのですね。これは嬉しかったなあ、カレンもドラマーとしてもかなりの腕前だったので、全盛期の彼らをバックに歌えて相当発奮したんじゃないかな?
 とりあえずこの1曲だけでお釣りがくるので、あとのことは目を瞑ろうという気になります(……そうなんです)。


 さて、ここからネタバレですよ。知っている方は知っているんだろうけど、このアルバム、リチャード・カーペンターが悪い意味でイタズラしまくった作品で(笑)、いやほんと、とにかくヒドイ。

 実は、自分はこれを今年の1月1日に聴いたのですが、とにかく元日からとんでもない目に遭いました。思えば去年の元旦はボズ・スキャッグスの「MIDDLE MAN」を聴いていい意味で腰を抜かしたんですが、今年は悪い方(?)で……。

 まず1曲目。聞き始めたら、なんか曲の定位がおかしいのです。ステレオじゃなくモノラル、それも完全なモノじゃなく、微妙に音の広がったモノラル。完全モノならそういう曲かと思うんですが、これじゃ、あれ?おかしいな?ヘッドフォンの不良かな?となる。それで何度もプラグを抜き差しして、曲聞いてるどころじゃないですよ。
 ヘッドフォン叩いてみたり、コードをくねくねさせてみたり、それでも直らず、そうこうしているうちに1曲目が終ってしまうわけです。で、2曲目。いきなり定位が普通のステレオに戻ります。……ん?
 あっ!やりやがったな、リチャード! なんと、ミックスでわざと擬似モノラルにしていたのです! な、なんちゅうことさらすねん。元旦からプラグ抜き差しして間抜けな心配してたこっちの気持ちは? ……ということです(笑)。ね、酷いでしょ(はぁ)。

 たぶん発売時は、世界中の音楽ファンが騙されたと思います。特に当時はアメリカを中心に大型ステレオコンポブームだったので、世界のオーディオファンがスピーカーやアンプの故障かと、ケーブルの具合を見たりスイッチを入り切りしたでしょう。それで2曲目で騙されたと気付くのです(笑)。リチャード、なんちゅう悪人や。
 これで終わりかと思っていると、これがね……。

 純然たるクラシックのような、男性声楽によるワーグナー風のオペラが始まったり(さすがに後半はカレンが出てくるけど、フルオーケスラ曲)、これなんとミュージカル「エビータ」のカバーなんですね。このオケはLAフィルだそう。(Overbudget Philharmonic=予算オーバー交響楽団という酷いクレジットになっているw)

 DJがラジオでリスナーと電話していたら、なんと、相手がワレワレハウチュウジンダ、だったりして(本当にこういう曲、ドラマ風。カバー)、映画「未知との遭遇」もこの近辺の年だったかな?まあ、しっちゃかめっちゃかな内容。よく発売できたなこれ、と心底あきれる。

 歴代のアルバムの中でもアメリカではかなり売れなかったらしいけど(笑)、それまで頑張ったからA&Mもご褒美代わりだったのかも。逆にジャぱんとエゲレスでは結構売れてしまったらしい……おい変態島国いい加減にしろ(笑)。両国とも性質の悪い音楽ファン多いな、すげえわ。

 ちょっと思ったが、これはビートルズにおける「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」にあたるアルバムじゃなかろうか。カーペンターズがこんな“ふざけた”バンドだったとは、ますます自分の中の評価が高まりました。名曲だけのグループじゃないですね、音楽マニアや作曲勢の皆さんなら、ぜひ聴いて欲しい作品です。

 自分にとっては、もうビートルズに肩を並べるような大きな存在だなあ、あきらかに。
 そのビートルズも悪ふざけという面ではかなりのものだったけど、プロデューサーが行き過ぎたやつは止めたはずです、当然。カーペンターズはリチャードがプロデューサーだから止める人がいないんだこれが(笑)。今回はプロデュースとアレンジに専念、楽曲は外注またはカバーだけ、思い切ったことにしてます。
(念のため、このアルバムはカレンも共同プロデュース)。

 フルオーケトラをバックにカレンが歌う曲もあと1曲入っているので、いわゆる名曲好きな方も楽しめます。

(いやもう、ビートルズでもここまで酷いイタズラはしてないぞ… ←しつこい)

ガンダムという巨大コンテンツ

 深夜何気なくTV付けたら、NHKでアニメ「ガンダム THE ORIGIN」が流れてて、つい引き込まれてしまう。ちょうど再放送で、1~3話だったかな? 乗り遅れ組への救済策か。最近ドラマもアニメも全然見てなかったが、これは乗っかろうかと。
 時系列的には最初のTVシリーズの前で、シャアがいかにしてシャアになっていったか、辺りから描く話なんですね。ガンダム知らない人には何のことかわからんだろうけど(w)。この最初のシリーズが、もう40年前の放送なんだから、驚くべき息の長いコンテンツです。
 以下、知らない人に無配慮なガンダムネタ続きます。

 若き日のランバ・ラルとハモン(愛人的な?)が出てきたんだが、ハモンはジャズ・シンガーでクラブで歌っていたんですね。ランバラルはそのヒモ&用心棒、ジオン軍を追放されてからそんな生活だったのか。
 このバンドの中にテナー・サックスがいたんですが、この人がどっかで見たことがある感じで、いやこれソニー・ロリンズやないかーい、と(笑)。他には現代風ないかにもバンドマンの方々。演奏シーンは割りとちゃんと動いていたので、ライブアクション(=演奏ビデオを元にアニメを書き起こす)かもしれません。最近はちゃんとバンドのシーンで実際に即した動きになってることが多いですね。

 そこへ悪酔いした連邦軍の不良軍人が絡んきてラルと大立ち回りになるのだが、バンドマンたちが楽器を庇いながら隅に寄る行動がまたリアル。このあたりも、実際にミュージシャンに意見を聞いたのかも? まず楽器庇いますよね、やっぱ。

 大立ち回りといえば、モビルスーツ戦はすべて3DCGなのですが、昔と違ってちゃんと重量感のある動きになってきてて、ほう、かなり見れるようになったなあ、と。このジ・オリジンは人間ドラマ主体でロボットはむしろオマケなので、このあたりも昔と違って面白い。昔のロボットアニメは、玩具メーカーの宣伝のために作られていたんだから。

 音楽ネタ関連だと、しばらく前、やはり深夜にNHKスペシャル・ガンダム1stの秘密的なやつが流れてて、キングレコードの幹部の方が出演されてました、当時のサントラの話。LPレコードで、vol.1はジャケットがいかにも子供向けアニメな感じ、これは数千枚しか売れなかったと(今からするとこれでも凄い数字だけど)。そこでvol.2は安彦良和の描き下ろしジャケ+ポスター付きにしたら、初回だけで10万枚だかの数が出てしまった。実は1の方に主要なBGMはすべて収録してて、2はその残りだったそうですね。音楽的にはそうなのに、そんなことになってしまった。それでキングとしてはアニメに本腰入れるようになったそうです。

 頑張ってリピート見て最新話に追いつくぞ~。

アルゴリズム売買?

 まだ初夏だというのに体調がすぐれない。もともと自律神経失調症気味なんだよなあ。風邪を引き込んだり、直ったり、また掛かったり。血圧も低い。身体が訳もなくだるかったり熱っぽかったり。寿命あと3年くらいちゃうか。でもまだ300曲や400曲は書きたいので、それまで死ねません(笑)。
 まあこの歳になると、体調が毎日すっきりしている方がどうかしてるんだよね、むしろ。最近は牛丼やらうなぎやらパワーフードを連投。こんなに肉類ばかり食ってて大丈夫か。若い頃よりむしろたくさん食べてるかもしれない。体力維持できないもんね。野菜も忘れず摂ってますよ。

 株価。トランプがサミット以後静かで却って不気味(笑)。こいつは黙ってれば黙ってるで、また何かとんでもないことを準備してるんじゃないかと勘ぐってしまう。トランプ発言で株が上がったり下がったりするのを、「トランプ・ループ」というらしい。米マスコミが命名、うまいこと言う。
 FRBに陰に日向に圧力かけて、とうとう金利を下げることを約束させたようですね。また資金がジャブジャブになる。どんどんバブル発生要因が拡大してます。日米とも出口戦略なし、今さえ良ければあとは野となれ山となれ作戦。

 ところで、国内東証1部の某有名企業の株価チャートで、とんでもないものを発見。偶然株を買って、リアルタイムでチャートと板情報を見ててわかったのですが、とにかく異様な動き。ある株価に固定するよう、あきらかに操作されてるの(笑)。板の各刻みに50000株くらいの膨大な売り買い枚数を並べて、少しでも株価が上下したら素早く各枚数を操作して、一定の価格になるようにしてる。
 はい、絶対に人間の仕業じゃないです、それはまあ典型的なアルゴルリズム売買、AIですわこれ。ヘッジファンドか、証券会社か。どこの仕業かも不明、もしかしたら2~3の機関がバトってるかもしれない。
 なんだろうなあ、これ。意図も不明。たぶん近いうちに暴騰するか暴落するかネタを握っていて、今は株価を上下させたくないのか? 相場操縦は本来もちろん違法ですからね。素人集団みたいなのがやると逮捕されるが、なぜか証券会社は滅多に摘発されません(笑)。時々海外の証券会社の日本法人が見せしめに指導されるが、海外からはやり放題だし。こんな市場にしたのは小泉・竹中ですよ。
 とまあこんな状態なので、そこの株価は動かないのに出来高は異様に膨れてます。高速で膨大な売り買いをしているんだから当たり前。仕手なんて生易しいもんじゃねーわ。
 もはや人間の付け入る隙はない。自分みたいな一個人は指を咥えてみているしかないですね。面白いので結果が出るまで株持ってるつもり。どうなったかは、また気が向いたら報告します。

(ここと、もうひとつ、製造業で長期間チャートが水平線になってるとこも本日発見。これも怪しいな、非常に)

デモ曲追加・英語アコースティックPOPS

An old tired prince met a young princess. This is just a short tale of one kingdom.

“Palace Grace”

 1年以上前にミックスまで完成してたのに、英語曲ゆえ歌ってくれる人がなかなか見つからず、それで今回ようやく公開できた、曰くつきの曲。
 シンガーは、なんとウクライナ在住のArwenさん。Vocalizrというサイトで募集かけました。それまで別のところで交渉したりしてたがうまくいかなくて、最初からこうすれば良かったですわ。プチベルベットで瑞々しい感じ、まさに曲調にドンピシャ。多少メロをフェイクしたり歌詞が違ってたりするけど(w)、まあ今回は雰囲気重視なので。

 英語詩も書きましたが、今回そこで限界見えてしまった。実はネイティブに校正依頼したが、やはり押韻しても外人には奇妙な表現が出てくるようで。もし今後海外でリリースするなら、歌詞だけは誰かにお願いするしかない。

 この曲も民族楽器を入れてますが、曲のイメージとしては東欧あたりの王国のことなので、まさに地元の方に歌って頂けた恰好になります。いやー、ネットの力には今更ながら驚くばかり。もうこんな時代なんですよ。

 理論的には11thのテンションを多用して、寂寥感を演出。

 世界は広い、音楽の力は無限です。
 みなさまの安全・健康を祈念しつつ。

Contemporary Diary

 お陰様で、なかなか忙しい感じの初夏になってきました。自営業者はやることが一杯あったりします(時々無職と間違われてるんじゃないか、という節がありますが、れっきとした一勤労者だぜw)。毎日がアドベンチャーゲームのような状態、もっともずっと前からですが、このあたりは勤め人とは意識が全く違うなあ。音楽が作れるようになったのも、この「日々安定していない」という状況が関係してる可能性が高い(少なくとも自分には)。

 株、サミット明けた月曜は日経450円近く上がったけど、やはりトランプさえ大人しくしていれば、低金利で有り余る資金がドッと市場に流れ込むことがわかった。トランプという男は、もう世界経済最大のリスク、爆弾が服着て歩いているようなもんだ。
 もう今日あたりは皆トランプの次の発言を警戒して、かなり臆病な動きだもんね。
 以前は北朝鮮が、こういう役回りでミサイル発射にピンク女子アナ放送で世界をかき回していたんだけど、すっかり影が薄くなってしまった。北のは計算だけど、トランプはガチだからなあ…(w)。
 株を買っても、こんなだから細かく利益確定するようにしています。長期ホールドなんてもってのほか。これ、証券会社は喜ぶんだよな、手数料入るから。

 先日、夜に名古屋の若宮大通りを車で走っていたら、ライトの先に信じられない生き物を見た。山ねずみロッキーチャック、じゃなかったあらいぐまラスカル! もうあのラスカルそのまんまの顔と身体のやつ。あらいぐまペットが捨てられて野良化してる、とは聞いていたが、本当だったんですね。すぐ逃げていきましたが、子犬くらいの身体付きだから、残飯や野鳥を獲ったして生きてるんだろうかな。成獣は気が荒く危険だそうで、近づくと襲われることもあるとか、保健所案件のヤバイ生物です。

 ところで、このサイトは作曲の仕事のために、名刺代わりに作ったものですが、むろんアーティストの皆様からのご相談ごとにも対応しますよ。音楽のことでしたらなんでもOK。それ以外のやつ、例えば人生についてとか生きる意味とは?なんてのはダメですね(笑)。こんな甲斐性のないポンコツおじさんには何も語れる言葉はありません、もっと立派な先生方に聞いて下さい。それ以外ならいつでもメールください。

 そして最後に、まさかとは思うけど……。

“Well? Is there a mathematician who wants to write English lyrics for my music? Yeah, come on and contact me! I appreciate your great work. Let’s make an awesome song taking a top on Billboard chart.”

 こんなことを書いておくと本当に連絡こないかな。
 では今回はこの辺で。