About Gen-oh Akiyoshi

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ちょっと業務連絡

 ここのWordPressはセキュリティプラグインを入れていますので、短時間に何度もリロード等すると、自動的に該当IPがブロックされてしまいます。このあたりはプラグインが勝手に判定するらしい。昼間時々やけにサーバーが重い時があるので念のため。たぶん一定時間経つと自動で解除されると思うけど、もし駄目な方はメール下さい(w)。何とかしてみます。
 ブロックログを見ていると、しばらく前マイクロソフトらしきbotがブロックされました。たぶん行儀悪い挙動をしていたのだろうな。さすがにGoogle様はそういうことはない。

 後々文句が出ないよう早目に書いておいたほうがいいかもしれない。こう見えて『WIRED』誌日本版の元ライターです、って国内より海外の方のほうが、この紹介でどういう分野の書き手だったかわかってもらえそう。今とは別の出版社から出ていたやつね、まだ商用インターネット創成期で、サイバーカルチャーを紹介しようという訳のわからない情熱が溢れてて面白い雑誌でした。
 今思い出したが、アーサー・C・クラークのこととか、ルーディ・ラッカーさんのこともWIREDに別々に書いたことがありますよ。デジタル版意識高い系雑誌なので、褒めている記事とは限りません(w)。それじゃ読者も編集部も喜ばないしね(うふふ)。別の雑誌に、ウィリアム・ギブスンさん原作の映画「JM」のレビューも書いたなあ。自分もいい歳だから、昔は色々手広くやっていたのよ。(あっ、ブルース・スターリングさんのルポについてもどこかで記事書いてるはず)
 まあ音楽制作とは直接関係ない話なので…。作詞については係わってくる話かもしれませんが。

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ヒトラーと陰謀論、そしてトランプ

 しばらく前話題になった「帰ってきたヒトラー」という映画を見たんだけど、コメディだと思っていると最後にドキッとする、なかなか良い映画でした。(以下ネタバレ)

 死ぬ直前のヒトラーが現代ドイツにタイムスリップして、様々な珍騒動を巻き起こすという物語。ヒトラーが、色んなヒトラー映画の役者を「素人どもめ」とこき下ろしたり、「ブヨブヨした女が今の指導者か」(メルケルねw)と文句を言っているところは大笑い。右翼政党は手ぬるいから気に入らないが、「緑の党」はドイツの環境を良くしているから好きなんだと(w)。
 ヒトラーはコメディアンと間違えられてTVに出るが、だんだんと持ち前の扇動力で人気者になっていく。現代ドイツの世情を憂える指摘は鋭く、なかなか誰も正面きって反論できない。特に移民については、建前では大歓迎だけども、やっぱりドイツ庶民の本音は別のところにあるんですね。それは、途中で挟まれるヒトラーとTVリボーターが実際にドイツ各地でロケした一般人とのリアル会話シーンにも現れている。(大抵の人は大笑いしてるんだけど、中には食って掛かってくる人もいる)。
 この映画、最後にヒトラーが元いた時代に帰る……というありきたりなものではなく、映画に出演してどうやら政治の世界にも進出しそうなところで終っています。

 ところで、この映画を見て気付いたんだけど、映画には明らかに「ヒトラーもの」っていうジャンルがあるんだな、と。Youtubeでミームになっている「ヒトラー ~最期の12日間~」もそうだし、古くはチャップリンの「独裁者」もそう。実はみんなヒトラーが大好きなんですね。ああいう極端でマンガチックな人物は映画の題材にうってつけということ。(チャップリンだけは、ナチスの時代に命がけで作ってるので事情が違いますが)

 そしてこれ、誰かを思い出しませんか? そう、ドナルド・トランプですよ。この記事を書こうと思ってたら、実際CNNでそういう指摘が出たらしい。物事を極端に単純化し、国内に敵を作り国を分断化する、陰謀論を政治に持ち込む、保身のためならどんな嘘でもつく、メディアの扱いが神業的にうまく、大衆を扇動する力を持っている……。全てトランプに当てはまります。
 実際、トランプの4年間は、独裁政治の4年間だったといってもいいと思います(議会があるから破滅的な暴走は食い止められたが)。トランプを支持している人の中には、気付かずにファシズムに傾倒している層もたくさんいたはず。アメリカだから皆まさか……と思っているわけです。
 なかなか物事が決まらない民主主義への疲れが背景にあるのかもしれません。言うまでも非常に危険なことです。陰謀論は物事を単純化してくれますから、考える必要がなくなる。ナチスもユダヤ人を陰謀論で敵に仕立て上げて虐殺したのですからね。
 怖いのはこういう傾向が世界中で見られるということ。日本だって安倍政権の時代は、ソフトな独裁にだんだん近づいていった期間でした。今の菅政権もそれを受け継いでいます。独裁政治が必ず失敗するというのは、それこそ歴史が証明しています。単純明快だからわかりやすいが、間違いなく腐敗し、正しい結果を生みません。
 ちょっとトランプ現象の裏には、そんな背景が隠されているのではないか、と思い、この一文を書いてみました。例のQアノンなんか、もうそのまんまの陰謀論信仰ですからね。

(ナチスドイツは、ノストラダムスの予言書も、もちろん陰謀論に積極的に活用しました。あの4行詩にドイツの勝利が予言されている、と宣伝していたそう。んなわけあるかいw オウム真理教の麻原も、自分の名前が出てくるはずだ、と思いフランスの研究者のところまで聞きにいったらしい)

コーラス音源に希望の光

 引き続き、コーラス音源として権利的に問題なく使える歌声合成ソフトはないかと、少し調べていました。この種のボーカル・シンセサイザーは、皆様ご存知のとおりボカロの成功で他社からも数種出ていましたが、ボカロほど商業的に成功したものはこれまでありませんでした。最近また幾つか新しいものが出ていましたが、その中で「これはかなり自然でいい歌声だな」と思った「Synthesizer V」というソフト。AIやサンプリング等を組み合わせた発声方式だそうですが、こいつのライセンスを調べてみたら、ドンピシャで使えるものでした。
 ライセンスのページは以下にあります。

https://www.ah-soft.com/synth-v/eula.html

 ・商業、非商業を問わず利用可能
 ・カラオケ利用等における許諾要請がない
 ・法人リリース等の制限もなし

 どうやら、普通のサンプリング音源と同等の自由な利用が可能なライセンスのようです。
 ただひとつ心配なのが、いつでもメーカーが利用規約を無断で変更できる、という点だけど、これは一応この種のライセンスにはいつも書かれている一文(こういう契約が実際に有効なのかはちょっとわからない?)。
 もう一点、新興の小さなソフトハウスだと、製品の継続性が心配だけど、なんとこのソフトは発売がボカロ音源もたくさん出しているあのAHS社なんですね。こりゃ一応安心(開発は別)。まだ製品が出たばかりの発達段階のソフトだけど、ここなら無茶なことはしないでしょう。

 憶測だけど、後発のソフトなのでライセンスを緩くしたんじゃないかという気がする。なんにせよ、権利的な心配をしなくてもちゃんと使えそうなボーカル音源が出てきたのは嬉しいところ。しばらく注目してみます。
(もちろんキャラ等は勝手に使ってはダメよ)

ノーベンバー・クライシス?

 今年はなんとか、個人的健康関連で不穏な期間である、ノーベンバー・クライシスみたいなのを乗り切った模様。しかしあきらかに加齢を感じる今日この頃。体力的なものもかなり落ちてきてるし、自律神経失調症(これは若い頃から直らない)でフラフラしてるしね。あと20年は曲を書いていたいんだけど、冨田勲さんが80歳超えて現役でいらしたから、25年は目標にした方がいいかなあ、などと思ったり。
 しかし、先日もお一人いたけど、50代で亡くなった作曲家は結構いるんですね。演歌の猪俣公章さんも55歳で亡くなっている。八面六臂の大活躍をされた方ほど、若い頃の感覚のままで仕事をしていて……ってパターンが多い気がしますね。

 ここでまたネイチャーニュース。ヤモリがまた玄関に出たよ。家に入ろうとしたら、引き戸の上にいました。ちょうど欄間窓めがけて登っていくところ。そのまま戸を開けるとまた家の中に入ってきそうなので、しばらく待ったり(→動かない)、木の枝で近くをトントンしたり(→やっぱりあんまり動かない)、そのうちに戸袋みたいな部分に入ってしまった。こういう時って絶対誘導に失敗するな。仕方なく自分が勝手口に回りました。が、そっちは雑草の陰に野良猫糞トラップがあり、通りたくないのであった。無事避けつつ(ウンは付きませんでしたw)、家に入る。こいつはこの前のとは種類が違う、よりワイルドな雰囲気。雨の日には、カタツムリも出ます、この玄関前。タイルが張ってあるので、それを好むようだ。まさに身近な大自然。最近はカマキリやバッタが少ないな。やっぱりセミと一緒で野良が食料にしてしまうからか。

 アメリカ大統領選、最終結果判明まで待たされたが、どうやらバイデンに決まってひと安心。アメリカの有権者は気が気でなかったでしょうね、日本人だって浮き足立っていたんだから(w)。
 二大政党制(小選挙区制度)は、色々な経緯で日本にも導入されましたが、こちらではうまく行っているとは言いがたい(例えば自民がヘマをやらかしたら次は民主、みたいなにはなぜかならない)。散々マスコミを動員してこれは良い体制だ、という風に世論を作ったのですが、これも元はアメリカの対日要求ペーパーの項目だったはず、だからアメリカから言われて日本の官僚がそう持っていったのですね。元々これが機能しているのは米国と英国だけという話もあるし、社会の分断を避けるという観点からみると、もしかしたら日本は以前の中選挙区制に戻した方が良いのかもしれない。
 また小泉・竹中みたいなのが出てきて、富の独占寡占を進められたらたまったもんじゃない。日本がマリアナ海溝の底に沈みますよ、富の再配分を進めないと。(と言っていたら、また性懲りもなく竹中が政府のアドバイザーに復活している。本当に日本を破滅させたいのか?)
 竹中のバックって一体なんでしょうね。確実にアメリカが絡んでいると思うけど、どこかのメディアは調査報道をして欲しいものです。
 などと床屋政談で締めるのであった。

Realworld Influencers

 Influencer is not only in cyberspace but also in real world. I have seen some great RW-Influencers in the net.
 They seem to be modest and shy. It is a little surprise for me, because they have really big power of intelligence. But, it may be one of truth of the world, therefore they give many good influence to the people.
 OK, I studied it.

 Meanwhile, I am ready to compose, sir. If you give me a word through e-mail, I am super very glad and happy. It is a first process to make good music with you. It always needs a special purpose to make music. A request from you give a huge influence to me. Please remember for it, you are a super influencer.

 Believing bright future of the world.

VOCALOID5は一般の音楽制作向け

 手短に、ヤマハからの返事には、VOCALOIDという登録商標やキャラ名を明記しないのであれば、一般的な商用利用は問題ないと書いてありました。つまり、楽曲の中でコーラス音源などに使うのは問題ないということ(作曲家の立場からクライアントさんに曲を作る時も同様のようだ)。
(上記はVOCALOID5の付属ボイスバンクの場合ね、なぜか正式なEULAは製品を買わないと見られないらしいw)
 このあたりはメーカー・製品によって利用条件は様々なので、使いたいならいちいち確認するしかない。ただ、既存の他社ボカロ製品においても、ほぼ標準になっているライセンスのようです。

 まあ、こういうややこしさが本来のソフト音源として「表」では使われることがほぼなくなってしまった理由かも……(仮歌ではよく使われていますが)。実際「(株)インターネット」のKokoneというボカロのライセンスを見ると、法人がボカロを使って音楽制作した場合は許諾が必要、なんてトラップ文があったりする。怖いよね、お客さんに渡した曲が、どこかに売られて法人から勝手にリリースされちゃったら、責任問題だし。だから怖くて誰でも使わないのだろうな。

 そろそろキャラ商売もいい加減下火だし、ちゃんとこの技術を本来のボーカル音源として利用してもいい段階に来ているのではないかと思う。
 それには権利関係をもっと明確にすべきで、製品ページなどにFAQなどとして明記しておくべきだよな。そうればもっと利用者は広がるはずなのに。
 私見ですが、どうもボカロやそれ系音源は、権利関係がクリアじゃなくて、一般の音楽制作側からは手が出しにくいイメージがある。もう「絵」を付けるのはいいから、ちゃんと制作のことを考えて欲しい。製品を買うのは本来そっちの人間のはずなので。(たぶんそのあたりを考慮したのが、ヤマハのVOCALOID5だと思うけど)

●追記 2020/11/14
 恐ろしいことが判明した。YAMAHAのVOCALOID3のライセンスを見ていたら、「商用カラオケでの利用」は許諾が必要と書いてある。つまり、クライアントさんに渡した曲が勝手にカラオケ配信されちゃったらアウトってことですね。こりゃーやっぱり使えないわw 自分の立場だと国産ボカロの利用は無理。逆にZero-Gの英語ボカロはOKってことになります。…と思ったが、まさかマスターライセンスがヤマハにあって、そっちのも実は適用される(謎の理由で外国は野放しだが国内ユーザーだけは厳しい)じゃなかろうな(汗)。
 やっぱりコーラスに使うの止めますわ。こりゃ危ない。

コーラス楽器としてのVOCALOID

 時々歌物にコーラスをアレンジに入れたくなることがあるんだけど、予算等の関係で断念せざるをえないことが多い。
 今はコーラスもネット経由の発注だから、そうすると例えば3声のコーラスの場合、昔のようにちゃんとしたコーラスグループ感を出したかったら、3人に別々に発注しないといけなくなる。で、それだと予算3倍だし、ちゃんと合うのかとか管理上の問題も出てくる(当然収録機材も別なので…)。で、一人に3声分を頼むのが一般的なのですが、それでもきちんと合わせるのは歌唱技術的になかなか難しいようです。

 で、昔ボカロでコーラスの代用にならないか考えてみたことがあって、実はボカロもコーラス”楽器”としてはなかなか優秀なんです。ここの歌物のデモ曲の中には、使っているものもあります。あ、こういう時はボーカル・シンセサイザーって言わないといけないのか(w)、ヤマハの利用規約にあるからね。まあぶっちゃけ非商用・あるいは同人レベルの小規模なものは登録商標を言っても大丈夫なんだけど。

 このボカロ、クリプトンが初音ミクで成功したばっかりに(という言い方もないかw)、キャラ商売ばかりが先行しちゃって、本来のボーカルあるいはコーラス楽器としては、権利的にどえらく使いづらいものになってしまったのはご存知の通り。商用利用の場合、パッケージやリリース文にVOCALOIDとかそれを思わせる名前、キャラの名前も入れてはいけないことになっている(キャラの絵なんか持ってのほか)。利用するときはメーカーに直接許可を取るか、それこそTUNECOREのような自動的に権利承諾が済ませられるディストリビューターで配信するしかない。もちろん何%かは利用料を権利者にに取られます。
 ただ、もし名前やキャラ絵を一切入れない、本来の楽器のような使い方だったら、無論権利的にはクリアなわけです。それこそコーラスとして入れました、製品名も書きません、だったら全く問題がない。

 ただ、ここでちょっと怖い話なんだけど、実はこれは作曲者なりが自分で主体的にリリースする曲の場合、なんですね。(個人プロジェクト等) これが例えば歌手の方からのご依頼で人に曲を書きました、って時には、なんとやっぱり許諾がいる場合があるって話を聞いた。(実際にはメーカーや製品により違う)
 だからトラブルになるのが怖いから、自分は使ってないんですけどね。ただ、せっかく優秀な製品なのに、コーラスにさえ使えないのは惜しいと思う。もし使えれば可能性が非常に広がるわけだし…。

 それで、悩んでいるだけではダメなので、まずは数本VOCALOID製品を出しているイギリスのデベロッパ「Zero-G」にEULAはどこ?ってメール送ってみた。(サンプリング製品のライセンスはあっても、ボカロのがサイトに載ってなかった) そうしたら、次の日に返事が来て、サンプル製品のライセンスのurlがあって、これだよって返事。

https://zero-g.co.uk/pages/license-info

 つまり、一般的な商用利用なら全く問題ないってこと。「そのまんま」再販したりするんでなければ、人に曲を書くときに使おうが自由って話。海外の方が権利がクリアってのは皮肉な話です。

 ということで、とりあえずZero-Gのボカロは非常にコーラス楽器としては使いやすいことがわかった。ただここのは無論英語ボカロなので、「あー」「おー」ならともかく、日本語を歌わせようとすると外人が日本語を歌っている感じになるのが難点。

 ヤマハもVOCALOID5になって、明らかにボーカル楽器としてのボカロを打ち出している感じなので、ここも最新版ライセンスがサイト上に見当たらないから質問メールを投げてみました。すぐ返事がきたのでまた報告します。

冬の静寂の前に~近況

 まず、誰も知りたくないでしょうが、おじさんのダイエット事情。なかなか破れなかった-500gの壁を楽々超えることに成功。最近胃がもたれるなあ、と思い、夕食で米を抜いて麺類+サラダ+デザートにしたら、それで翌日には-500ですよ、信じられますか? 糖質ダイエットになるんかなあ、実は米のメシは朝・昼・晩とガッツリ食べてたんだけど、これじゃあなかなか体重落とせないわな、そりゃ。普段はデザートなんか食べないので、ちょっと食べすぎか?と思ってたくらいなのに。これは結構大発見。ただ毎日こうすると体重落ちすぎて体力無くしそうなので、時々は米も食べるようにしている。もうこれ以上体重落すと痩せすぎで免疫や抵抗力も落ちそうなので、今の体重キープ路線。(体脂肪落すし過ぎは風邪ばかり引くとよく聞く)
 ということで、ダイエット中の方は、夕食は米を食べずに軽く済ますといいです(どこかのダイエット記事にも書いてあった)。

 いよいよ11月、毎年よく体調を崩すので気を張っている。ちょっと気が緩むともうダメ。今年はコロナもあるし、またO157もインフルも来るんだろうし、なかなか怖いもんがある。地球全体で自然開発が進んで、野山や野性動物に潜んでいた有害ウイルスがグローバリスムに乗って大拡散、という構図は、コロナ以降もどうやら続きそうです。矛盾してるんだけど、文明が高度になるほどこういう危機に対して脆弱になっていくんですね。夜空にたくさんある星には文明もたくさんあるはずなのに、宇宙船がやって来ないのは、こうやって単純なことで滅んでいくからかもしれん。文明社会が維持できなくなったら地球の人口は激減ですからね。そのまま衰退滅亡でもなんの不思議もない。どえらい時代になりました。

 アメリカ大統領選。どうなるんでしょうね、日本からは対岸の火事だから野次馬根性で見ていますが、アメリカ人はもう気が気でないでしょうし。トランプという男は、最悪であると自分は思いますが、それでも誠実な面もあるんですね、あれは。個人的に忘れられない印象的なシーンがあって。4年前大統領就任演説みたいなのを、ワシントンで大勢人を集めてやっていましたが、あの時トランプは下唇を突き出した非常に険しい顔をしていて、選挙戦でも見せてない表情で、なんだろうと思ってました。会場に集まっていたのは、オバマやブッシュの時と明らかに違う層の人達。低所得の白人労働者たちでした、それは服装なんかを見てもわかる。その人達を前に、トランプは「あなた達は私に投票してくれた。だから私はあなた達のために働く」とはっきり宣言したんですよ。日本人としては驚いたよ、これは一種の契約なんだとね、キリスト教的な(いやむしろザ・民主主義か?) 会場の人達も、オバマなんかの時だとノリで「ワー」なんて騒いで拍手だけど、みんな心配そうな顔で「本当かな?」みたいなね。
 だから、トランプはこの時の約束を忠実に果たしているだけ、ともいえる。もちろん知識経験その他不足で全く見当違いの政策なんだけれども、とりあえずこの一点だけは誠実な男だともいえるのです。もっと日和ってくれたら良かったのに、これだけはマッチョなんだよね(w)。
 本来は米民主党がフォローしなくてはいけない層だったはずなので、バイデンが勝っても、この人達に救いを差しのべる政策が実行されたら、個人的にはいいなと思います。
 しかし、またトランプになったら今度こそ世界が滅びそうだなあ…(汗)。

映画「BATTLESHIP」に意外な?名前

 Amazonプライムでたまに映画を見ているんですが、何気なく出てきた「BATTLESHIP」を見てみたら、これがB級……というかD級くらいのSF侵略物のバカ映画で、なかなか楽しめました。ハワイで日米を始め世界各国の海軍が共同演習していたら、そこへ悪いエイリアンが巨大メカできちゃった、という感じの話。全員で戦うのかと思ったら駆逐艦三隻だけが巨大バリアの中に閉じ込められて、圧倒的不利な状況でどう戦うか……という展開。日本の海上自衛隊の指揮官役で浅野忠信さんが出演しています。
 で、それはいいんだけど、演習開始直後のシーン、主人公が無茶な演説を艦橋でするんだけど、それに対して部下の女性隊員が「あいつ、ドナルド・トランプとマイク・タイソンを合体させたような奴(阿呆)ね」なんて言ってて、吹き出しました。おいおい……って感じ。この映画2012年なのでまだオバマ大統領なんだけど(映画中で本人映像あり)、まさかこのあとトランプが大統領になるなんて、こんな荒唐無稽な楽しい映画を作るスタッフさえ、想像もしてなかったのでしょうね。
 主人公がそのあと聞きつけて、「おい、今ドナルド・トランプと言っただろ?なんでか教えろ」なんて絡んでいる。よほどアメリカ人にはイヤな名前なんだろうなw

 とにかく細かいことを考えてはいけない、軍艦がドンパチやる(エイリアンは割りと弱い)映画です。そして、駆逐艦ばかりが活躍して戦艦(BATTLESHIP)が出てこないな……と思っていると、最後に激燃えの展開で巨大戦艦が登場、ミサイルなんて積んでないから、三連の巨大主砲を旋回させて轟音と共に砲弾をエイリアンメカにブチ込みます。ここが乗組員を含めて超カッコイイ、この展開に燃えない男子はいません!
 製作陣はこれがやりたかったのね、ってわかったら、あとのことは全部目を瞑る。なんでも日本を中心にネタ的人気のある映画らしい(「コマンドー」の同類)、アメリカではかなり酷評されているとのこと。
(最後のところはアメリカ版「宇宙戦艦ヤマト」。あれも海底に鉄くずとして眠っていた戦艦大和が復活する話なんでね。ヤマトは発進直後に遊星爆弾(=原爆のメタファー)を主砲の一斉射撃で楽々と粉砕しますね。やっぱり巨大戦艦はカッコイイし、戦艦はミサイルみたいなちまちましたもん撃ってちゃいけない。主砲の斉射、これが全てです。スタッフは解っているなあと思った、興行成績は散々だったらしいけど 笑)

(記憶だと遊星爆弾だったが、どうも普通に超大型ミサイルらしい。しかも粉砕したのは第3話。放映46年前なのでw)

「サウスポー」関連・補遺

 阿久悠さんのエッセイ本「愛すべき名歌たち」到着。
 該当箇所を見てみたけど、自分の知っている話はこのエッセイだけの情報ではなかったっぽい。とりあえず大筋の経緯は同じです。スタジオでスタッフが待機……という話は、どこか別のエッセイだったか、ライターの記事か、あるいはTV番組か。ディレクター氏が来たのは、阿久さんが仕事部屋にしていたマンションの部屋だったとのこと。そして工場締め切りまで24時間しかなかったのは同じです。(当時のピンク・レディーは初回80万枚だったそうですw)
 あと面白いのは、後に王貞治さんに、曲のことでお礼を言われたそう。(没曲には、一本足打法の打者は出てこなかったとのこと)

 ピンク・レディーは、活動時期が’76~81年で、しかも後期はアメリカでの活動の力を入れていたので、実質的に70年代後期に活躍したグループといえそう。
 今回気付いたことが2つあって、ピンク・レディーの曲も’70年代サウンドだったということ。同時期、冨田勲さんはシンセサイザー作品を発表し自分はリアルタイムで聞いてましたし、ウェザーリポートもこの頃が最盛期でやっぱり聞きまくってました。
 洋の東西はあれ、この時期は本当に音楽がひとつ頂点を極めていたんですね、当時はそんなことは判らなかったが。

 そして、ピンク・レディーのビートを強調したポップな楽曲、歌いながら踊るスタイルというのは、実はすごく新しかった。(女子&児童からの支持が物凄く大きかった印象、皆振り付けを真似て踊ったのでw)
 そしてこのスタイル、「誰か」を思い出しませんか? そう、マイケル・ジャクソンですよ。ポップスのパフォーマンスにダンスを持ち込んだのはマイケルだと言われますが、同時代にピンク・レディーもやっていたんですね。(もしかするとちょっと早いかも?) 今では当たり前になった光景ですが、彼女たちがその走りといえそうです。