About Gen-oh Akiyoshi

ロゴ作成苦労話

 Dew Ridge Recordsのサイトやページを作ったり、楽曲のジャケット画像を作ったりで、だんだんロゴを作らないといけない機会が増えてきました。
 今は昔と違って、商用利用可能なフリーフォントがたくさん配布されているんですね。フリーフォントだけを集めたサイトすら複数あるくらい。
 で、そういう場所から使えそうなフォントをダウンロードして、いざロゴやロゴ入り画像を作ってみると、これがなかなかしっくりこない。というか、(これまたフリーの)グラフィックソフトGIMPを使っているんですが、こいつはフィルタや特殊効果は結構強いんだけど、文字入れをしようとすると、滅法使いにくい。……というよりバグか?日本語フォントが指定できないんだが。

 で、Windowsの3Dペイントなんかを併用しつつ、騙し騙しやっていたのですが、これではいかんとロゴ作成専用ソフトを探してみたら、インストールアプリではピンと来るものはなかったものの、直接Web上でロゴ作成ができるサイトが複数あるんですね。Google Docなんかと同じWebアプリケーションてやつ。
 グラフィックや文字色・装飾もデザイナーが作ったテンプレが無数に用意されていて、いわば音楽プラグインのプリセットと同じ。選んで文字を入れるだけで、使えるロゴを作ってくれる。しかも背景色は透明で、非常に利用しやすかったりする。商用OKのサイトがほとんどです。
 これはいいと、こういうサイトでもっぱらロゴや文字入れを行うようになった。

(昔もそのテのサイトはあったが、もっと制限だらけだったり、利用条件が厳しかった)

 MVのサムネ用画像(ロゴ)にも使えると思うので、インディーズ業界の皆様もぜひどうぞ。ググると紹介サイトがいくつも出てきます。

(思い出した。ホームページビルダー持ってるが、こいつもテンプレはダサいし、ロゴ作成機能もショボい。今はフリーのテンプレや作成サイトの方が遥かに良質なんだから恐れ入る)

SSLのDrumStrip使ってみた

 この前のバーゲンで良さそうだったので買って、早速使ってみた。これはサードパーティ製じゃなく、SSL自身が出しているオフィシャルなプラグインなんですね。動作や音質等、本家だけに期待できるはずと踏んだ。

 で、買ってからよくよく画面を見たら、こいつはStripと言ってはいるが、汎用チャンネルストリップとは違って、サチュレーターの類というのが正解らしい。(一応、コンプも付いているが、普通のとは効き方が違う)

 ドラム用ではあるが、低音楽器にも使えるのではないかと思い、Session Horns ProのTenor Saxに使ってみたら、かなり良い効き具合。やはりサチュレーターも音源との相性がありそう。
 Softubeなどと同じ、非常に上品な効き方で、トラックにインサートした直後はしっかり掛かっている感じはしないが、ミックスダウン→マスタリングして完成トラックを聞くと、あら不思議。非常に高品位で上質なエフェクトであることがわかります。
 サチュレーターとしては汎用的にサンプリング音源に使えそうなので、なかなか頼もしい感じに働いてくれそうです。

Tomboさん(シンガーソングライター)インタビュー

 先頃リリースした音楽プロジェクトACTiVATEの新曲「1983」で、ボーカルを担当して頂いたTomboさん。今回特別にインタビューをお願いして、コンテンツを公開しました。

[Interview]
第1回 Tomboさん(シンガーソングライター)
http://dewridge-records.official.jp/interview.html

 自身の楽曲がメキシコデイリー4位に入った…そのことを知らされたのは、なんと意外な…。
 ――続きは本編でどうぞ。

スパイ映画のリアリティ

 アマプラでダニエルクレイグ主演の現007シリーズがあるので時々見ているんですが、もう殺しのライセンスを持ったスパイが他国で大暴れ、ってストーリー自体が流石に荒唐無稽で、成立しない時代になってるんですね。派手にやりすぎて英国スパイの仕業って大抵バレて、作中でも度々外交問題になっている(汗)。それでMI6の00部門は予算縮小だ廃止だのと、国内の委員会で長官が締め上げられる始末。そもそも冷戦時代と違ってイギリススパイが他国でそこまで頑張らないといけない理由もない…。Dクレイグ自体は冷酷な殺し屋っぽくてカッコイイ役者だと思うし、毎回娯楽映画として見所があるので、見て時間損した…とはならないのですが。

 言ってしまえば作中で敵方が大抵世界の情報をハッキングで牛耳るような組織だったりして、諜報戦もアナログなやつは流行らなくなっている。余計な心配だが今後このシリーズどうなるんだろう。もうMI6に居ついた悪霊=ボンドみたいなファンタジーの設定を導入するしかないんちゃうか。ボンドに取り憑かれると人格が豹変して派手に暴れ出すのね。MやQもゴーストだな、でないと予算もこんなことに使えない。(公開中の新作だとボンドは引退しているとか)

 ミッションインポシブルの方も、敵が身内だったり元同業テロリストだったりと、冷戦時代にはなかった感じになってきてるもんね。スパイアクション映画もだんだん成立しない時代になってきました。
(映画を見まくっているわけではないのであまり言えないが、そういえば日本でスパイ映画ってほぼないですね。日本ではリアリティが無さすぎるからか)

 考えたら、世界の情報を牛耳って人々を監視している「悪の組織」って、それGAFAじゃないか。今後の007はアップルやグーグルと戦うことになるのかもね。

楽曲への思い入れ

 今は自分はプロジェクトACTiVATEでオリジナル曲をリリースしているわけですが、音楽的に面白いものを、という縛りの他は、別段テーマもありません。といってもやはりAORとか70s-80sポップスっぽい曲になるかとは思いますが。
 作詞・作曲・編曲からミックス・マスタリングまで全部やって、ボーカルだけは「曲に合う」シンガーさんを毎回見つけてきて、それでお願いしているという形。
 あくまで楽曲が先で、シンガーさんはそれに合った(歌える)人を連れてくるという方式です。(実際ベタ打ちである程度完成したところで人を探し始めることが多い)

 そのせいかどうか、一曲一曲の楽曲への思い入れって、あんまり強くないんですね。常に他の曲を書いて(作って)いるんで、同時並行していることばかりだし、もちろん質的には毎回自分で作れる最高レベルのものですが、もうこの一曲に掛けている……という感じではない。
 このあたりは、もしかしたらシンガーソングライターさんとは違う意識なのかもしれません。ある意味醒めているわけだし、客観視しているというか、レーベル代表としては曲は商材……という視点もあるわけです。(音源=商品なので)

 これが良いことなのか悪いことか……という判断は別にしても、サブスク時代である程度ショートスパンでリリースし続けることが求められるようなって、それは楽曲の海に沈んでしまわないようにするためですが、こういう視点は今はシンガーソングライターさんにも求められているかもしれません。
(というか、ある程度長くやっている人は当然そうなってるんでしょうか……)
 楽曲は楽曲、と割り切ってビシバシとリリースしていく、たぶん過剰な思い入れは必要ない、そんな姿勢が求められている時代だと思っています。
(もちろんこれはヒット狙いの場合で、自分のやりたい音楽を自分のペースで作り続ける……という選択肢はある)

 何かを全否定したりdisったり……という(強い)思いでは、自分は曲は書いてません。もっと建設的な思考かな……曲は曲、なので。(まあ音楽の場合はそれだけはないのがまた複雑なのですが)
 全てとは言いませんが、AORやCITYPOPは「物語の世界」なんですね。つまり職業作詞家が作る歌詞といえばいいか、そういった意味では演歌や歌謡曲とも同じです。少なくとも自分にとってはそう。(そういう分析をする評論家の方も実際います)
 結局のところ、思い入れよりは企画や“作戦”が込められているといえるでしょう。

(上に書いたのは自分のプロジェクトの話で、ご依頼の場合はやはり違って、そちらの方が「思い入れ」主体といえるかも。無論その場合もプロデューサー的視点は必要になりますが)

「1983 feat.Tombo」配信開始

当方の音楽プロジェクトACTiVATEの新曲「1983 feat.Tombo」が配信開始になりました。

Amazon | Apple | Youtube | LINE | Spotify

(他、国内外の主要配信サイトでリリース)

BabyFace ProFS使用感

 明けましておめでとうございます。皆様本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 Babayfaceですが、購入後毎日音楽制作に使っていますが、非常に調子はいいですね。ちょっとノイズが出ていた時があって、それもDAWで特定トラック再生時のみ(ボーカルとか)だったので、ヘッドフォンのATH-M50xの寿命かと思ったら、普通にASIOのバッファサイズが小さすぎただけだった(汗)。ゴソゴソ……みたいなヘッドフォン内部で何が動くような音でした。設定に余裕を持たせたら消えました。

 全帯域に渡って再生音が高品位になったので、大変見晴らしが良くなった感じ。結果ミックスの全体像がすぐ把握できるので、時短になりました。問題点がどこかすぐわかる。昔の環境だとどうも変だがどこかな……なんて色々とアナライザーで調べてようやくわかるものが、音の被りなんかもすぐ見つけられたりする。こういう方向で効果があるとは意外でした。

 あと電源の問題。とりあえずつなぎっぱなしはアナログ回路の劣化を招くと思うので、制作開始時に電源オン、一日の終りにオフしてる。
 Babyfaceは電源スイッチがないので、USBケーブルを延長ケーブルに繋いで、途中で繋げればオン、外せばオフの状態にしてある。こうすると本体やパソコンにいちいち抜き差ししなくて済む。
 延長ケーブルは50cmで800円くらい。100均にもあるが、そっちは接触不良も多いしすぐオシャカになったりするので。
(バスパワーをやめてACアダプターにすれば、たぶんそっちでオンオフできるかと思う)

 こいつはかなり音量パワーがあるので、ヘッドフォンもスピーカーもその点は注意が必要ですね。下手をすれば故障を招く。ボリュームはかなり控え目で安全ゾーン。

ダメなデジタル化

 今回はちょっとITの話題。

 実家の電気代の支払いは振込み用紙でしたが(名古屋なので中部電力)、しばらく前に中電から封書が届いてて、来春くらいから、クレカや口座引き落とし以外は支払いにも手数料加算するよ、という通告だった。今はなんでも値上げ。
 それでネットのカテエネというサイトに登録して、そこから各種手続きをしてくれという話だったので、早速やってみた……というかやろうとしたら、IDの登録が面倒臭いのなんの。

 まずカテエネ登録の前に、TCIDというものを登録しないといけないらしい。そこには住所氏名等はもちろん、電力請求書のお客様番号を書いて……それで発行されるかと思いきや、セキュリティ確保のため、葉書で暗証番号を送るから、それを見て入力しろと(アナログ2段階認証)。これでまず数日待たされるわけです。

 届いた葉書の数字を再びサイトで入力して、さあこれでカテエネにログインできるかと思いきや、なんとカテエネのID発行にもまた封書で暗証番号送るって(w)。これ実話。
 封書で届いた二つ目の暗証入力して、ようやくカテエネにログインできた。
 一体誰がこんなぐちゃぐちゃの設計をしたのか?サイトもイラスト多用してはいるが、根本的に機能がわかりにくい。かなり駄目なWeb屋が作ったんじゃないか(雰囲気、イラスト以外は内製した?)。

 自分みたいなプログラマー上がりでもイライラする出来だから、一般利用者は怒って書類を投げ捨てるんじゃないか。というか確実にサポートのコールセンターは電話殺到してるだろう。
 ダメなデジタル化はいらぬ仕事を増やすよ、って話でした。
(中電も2回暗証を郵送してるわけで、これ全世帯にやったらどえらい金額だろう。もちろんそれは将来の電気料金に……)

1/4配信予定

1/4に配信予定、当方の音楽プロジェクトACTiVATEの新曲、「1983」(feat.Tombo)のジャケットです。

1983

リリース: http://dewridge-records.official.jp/release.html#012
ACTiVATEのページ: http://dewridge-records.official.jp/artists/activate.html

「真夜中のドア〜stay with me」の名カバー

 名曲の素晴らしいカバーを見つけたのでご紹介。

 しばらく前、松原みきさんの「真夜中のドア〜stay with me」をアマゾンミュージックで聞いていたんですね。そうすると、自動リコメンドで同タイトルのカバー曲が出てくるんです。で、インスト含めて色々聞いましたが、その中に島谷ひとみさんのがあって、これ最新アルバムかららしいけど、プレイバックしたら、これがもう筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい歌唱。バックトラックもとびきりセンスが良くて、ワンコーラスだけ……と思っていたら止められなくなって最後まで(+何度もリピートw)。
 日本を代表する歌手のお一人だから、上手いなんて褒め言葉は却って失礼かもしれませんが(当然なので)、しかしこんなに上手く歌ったら、天国の松原みきさんが怒っちゃうんじゃないか……ってレベルの歌唱。各サブスクやYoutubeでも聞けるので、ご興味のある方は是非。

 バックのアレンジは、実は原曲を結構なぞっていたりするんですね。当時の演奏を現代でリファインしたらこうなる……という感じ。ちょっと驚いたのが、サビのところのストリングアンサンブル(シンセ)。これ明らかに実機だけど、ソリーナとかじゃなくて、この濃厚なコーラスエフェクトの感じ、ローランドのVP-330じゃないかと思うのですが……。だとしたら当時の機材を引っ張り出してのリスペクト、心憎い限りです(ジャパンドメインだしね。まだ稼働する機材があるのは奇跡)。ミックスも非常に良質。
 全てがハマったカバーでした。

 ちょっと前も別のカバー曲のことを書いたけど、もう無理やり別のアレンジをもってくることはないんじゃないかと。必要なのはリスペクトと、そのシンガー独自の素晴らしい歌唱。これがあれば、アレンジはもう透明でもいい。
 名曲は時代を超えて生き続けていくんだなあと実感。