月: 2018年6月

デモ曲追加・フルートが優しいヨーロピアンポップ

 どんどん曲追加です。今はとにかく曲を書いていく、書ける時期、ですわ。

「Sweet Square」

 ヨーロッパの地方の小さな街、石造りの家々が立ち並び、石畳みの街路がうねうねと続く、そんな街の中心部、街路が交差する場所。人々が行きかい、ストリートミュージシャンがそこかしこで演奏してる……そんな光景を思い浮かべつつ書いた曲。

 自分史上、ストリングスのレガートが一番きれいに決まった曲……かな? これはフルオケのストリングスではなくて、小編成のSession Strings Proですが、POPSやイージーリスニングっぽい曲には、音が重くないので合いますね。まあそういうプロダクトなので。ブラスは同じくSession Horns Proです。こいつはやっぱりソフトなフレーズがかなりいいなあ、ドイツです、やはり。(一応ファンクなブラスもいいが)

デモ曲2曲追加

 デモ曲追加です。

「Mistral Court」

 フランス東部の海岸に向けてアルプスから吹く風、ミストラルをイメージして書きました。冬枯れのテニスコートを、冷たく清冽な風が吹き抜けていく感じ。メロディをとるのはミュゼット風のアコーディオン、イントロはきらきらしたシンセ。オーケストラとバンドサウンドの融合を目指しました。70年代洋楽にはロックバンド+オケって組み合わせがちょくちょくありましたので、それを参考に。

「School Diva」

スクールデイズなナンバーを書いてみたかったので、普通にバンドっぽいインスト曲。学校のマドンナみたいな子、昔いたよね。って感じ(w)。
 左側から聞こえてくるハモンドオルガンはRolandのFA-06ですが、こいつはオルガンやエレピも無茶苦茶いいです。そこはさすがに実機のキーボードですから。これだけでもお釣りがくるなあ。
(ライブにも音楽制作にも音源としても使える製品ってこと)

にわか庭師奮闘記

 実家の庭が、例によって夏に向けてグングン植物が伸びてきて爆発状態。もともとジャングル(←手入れしていない)なんだけど、それが道路の方へも侵攻し始めているから頭が痛い。伸びた枝やツルが自転車にでも引っかかって怪我でもさせたら大変だし、樹木の方も台風なんかで万一倒壊して道路やお隣りに倒れこんだらまた大事。

 ということで、ちょくちょく手入れしてるんだけど、これがまあ、やってもやっても終らない(笑)。よくもまあこんなに伸びるもんですわ、肥料も何もやってないのに。通り道になってる地面は地面で雑草が猛烈に増殖してる。こっちの生命力も本当にすごい、1週間で膝の丈まで伸びやがる。そろそろ除草剤を撒くかとも思っているが、これ毒だからちょっと怖いなぁ……。

 で、雑草なり樹木なりを切って、ゴミ袋に入れて軒下へ置いておくと、野良猫が来て中へ黄金水を掛けていくんですよわざわざ、ほんと腹立つ(w)。ノラどもは出入り自由だから……。いや、ゴミ袋に入れなくても隅に積んでおくだけで掛けていくからな。ノラは見かけるとかなり邪険に追い払っているが、関係なくやってくる。最近首輪をつけたやつも出入りしているようだ。

 で、最近庭いじりの新兵器を購入しましたよ。その名は高枝バサミ!w ちょっと前のTV通販の常連製品。ホームセンターへ行って、2500円位だった。アマゾンと比べたが、今回はホムセンのが値段も機能も圧勝。
 ただまあ正直、半信半疑でした。この価格なら失敗してもいいかと。

 しかしこれが、結構バシバシ切れるんですわ。樹木の高いところの枝に狙いを定めて、ハサミで挟んだら手元のレバーを引くだけ。スパッといきます。そのまま掴んだ状態になるので、ツタ等が絡まってなければ、切った枝を下まで持っていける。なんと1.8mから3mまで可変長ですよお客さん!どうですかこのボディ。ただ切れる枝の太さが8mm程度までしか対応してない。

 そんな時のため、ノコギリのアタッチメントまでついていて、「まあこれ、どうせ切れないだろ、棒の先ノコなんてバランス悪いし」と全然期待してなかったが、やってみたらこれが結構切れる!(笑) 棒の重みをうまいこと利用してノコを引くのがコツ。

 いやいや、こんな感じでかなり満足度の高い製品でした。
 それにしても、高枝バサミにノコギリを装着した時の、全体の「武器感」が意外にものすごい。いや、これナギナタ?みたいな(w)。時代劇で奥方が「曲者、覚悟!」ってやる時の、まさにあれの形態。
 こんなもん持って道路歩いてたら今どき5分で通報されますわ……。

 例の新幹線の事件のこともあるのでアレだけど、園芸道具はよく見ると凶器になるものが多い。枝切り用の大ばさみなんて、刃渡り20㎝くらいはある。2㎝程度の枝ならバッツンといけます。万一指を挟んだら……考えたくない(汗)。
 幸い、園芸道具を使う人間は、まあ心に余裕のある人ばかりだよ、庭いじりなんてそんな趣味。自分はどうかな?w 焦って使うと前述のようにロクなことにならないので、気をつけています。

 今はアジサイが真っ青になって咲いています。あと庭の隅の方ではハナショウブが群青色の花をつけてる。

 庭いじりをしたからって曲想が湧くわけでもありませんが(そもそもいつも限られた時間なので必死に作業してるw)、気分転換には持ってこい。

衝撃の名古屋ニュース

 今回は雑談。
 最近ショックだったのは、名古屋人にはおなじみの百貨店「丸栄」の閉店。今月末での終了をつい先日知った。戦後早い時代からある老舗だったから、昭和生まれなら一度は親に連れられて行ったことがあるはず。昔は百貨店=一種のテーマパークだったから(屋上に遊園地があった)、子供心にワクワクしたもんです。あと玩具売り場ね、やっぱ。そして最後に、お昼の大食堂!(笑) 券売機でカツカレーとかAランチとか買って、給仕のお姉さんがちぎってくれるのを席で母親と待つ、あの時間の楽しみなことね。
(昭和生まれはゼッタイ共感してくれるでしょう)
 しかし大人になると(特に男性は)ほぼ行く用がなくなってしまうのも百貨店。よほどのセレブなら別ですが……。

 高度成長期からバブルの時代にはそりゃあもう、百貨店はどこも飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、丸栄もご多分にもれずバブル崩壊で800億の年商が半減、その後色々やって持ちこたえていたが、リーマンショックで止めを刺されたそうです。その後商社の傘下に入るが、建物の老朽化・耐震性の問題で、もう続ける体力もなく……ということらしい。
 前身の呉服屋から数えるとなんと400年、終わる時は一瞬ですわ。
(若い女性向け売り場を拡充した時は「ギャル栄」と言われた、と朝日に書いてあったが本当か?w あと丸栄が買収提携を嫌ったのは名古屋モンロー主義の賜物なんだと)

 これで名古屋百貨店四天王4M(名鉄・三越・丸栄・松坂屋)の一角が崩れるのか……ククク奴は最弱……と言いたいところだが、バブル前に既に「オリエンタル中村」が破綻して、三越に買収されてるし、なぜかメイエキの高島屋が入っていない。近鉄百貨店も入っていないので、結構変な呼称なんだよな4Mって。

 いまは超大型イオンモールが名古屋にもうじゃうじゃあるし、アピタ(これも同類)もあるし、このあたりは広大な駐車場を備えていて、ずいぶん客を奪っているでしょう。それでもまあ百貨店はこの時代でもうまく商売してきたんだなあ、という印象。ただ、オリエンタルの件もそうだけど、コケる時はいつであれ一瞬。
 考えたら百貨店とは資本主義社会が生んだ小売店の王者、みたいなもんなんですね。丸栄閉店は不景気故、と安易に書きそうになるが、名古屋は今世紀ずっと結構景気いいんですよ。トヨタを始め産業機械・ロボットなんかも絶好調だからね、中部圏は伝統的に物作りが強いのです。

 老朽オフィスビルの更新→再開発なんかで、今はメイエキ(名古屋駅)周辺の方が勢いあるかもしんない、リニアもくるしね。そんなこんなで客足を奪われたか?
 200万都市に百貨店6つは多すぎたのかもしれない。(もちろん中部圏すべてが商圏ですが…)

 丸栄って確かエントランスにパイプオルガンがあったはず、と思って調べたらマッサカヤ(松坂屋)でした。

●追記
 上で書いたような屋上遊園地~大食堂みたいな光景はせいぜいバブルまで、だったかと。だからバブルというのは日本を変えたんだなあ、としみじみ。

 マッサカヤのオルガンの動画、ありました。土日祝に1日4回演奏してるそう。