「マトリックス レザレクションズ」見た。ネオとトリニティの軽い再会パーティって感じ? 三部作の最後で二人は明確に死んでいるわけで、もし強引に続編を作るならこうなるかってストーリーでした。それよりネオがもうジョン・ウィックにしか見えないなあ。というか髪型といい雰囲気といい、本邦の名優・役所広司さんにソックリ。たまに入れ替わっていてもわからないんじゃないか(w)。3部作を汚すような出来ではないので結構おススメ。
ドラマ版「パリピ孔明」見てる。TVerであやうく追いついて今の最新が8話。アニメの最後が5話までで、既に延長戦に入ってる。まさかリアルで孔明の衣装が似合う人がいるとは。配役が凄いです、やり過ぎ感やあざとさもなく、実際に音楽活動している俳優や本物のミュージシャンもいるんで、説得力が段違い。アニメだと音楽制作はavexでクラブミュージック色濃い目だったが、こちらはSMEで洋楽/JPOPな感じになっている。曲は全て別物になっています。
インボイス制度始まりましたが、ウチはまだ税務署から通知が来ない。本業の方は結構関係してくるんだけど、もう弥生に全て委ねるしかない。来年の確定申告がどうなるか、かなり不安です。ウチなんかは個人商店だからまだしも、これが普通の会社になると作業量は莫大なものになると思われます。来年から電子帳簿保存法も始まるし、なんだか税務関係は電子化して却って色んなことが複雑化している印象。
とにかく実家の庭木が、この季節を迎えて大爆発状態。ジャングルなのは昔からなのであきらめてるが、下手すると道路へ枝が出たり隣家を侵食する状態。日々の手入れが欠かせないが全然追いついてない。しかも家の裏に回ったら、竹が6本生えていた。3本は見えていたが2倍とは恐れ入る。先月は生えてなかったのにこの生命力。幸いまだ人の背丈くらいで、柔らかいから下の方で簡単に折れる。竹はすぐ2階の屋根の高さになるから油断できない。植物パワーはほんと無敵です。
インボイス制度、いよいよ実施が迫ってきましたが、やよいで帳簿作業していたら、バージョンアップで機能が追加されていた。うちは課税業者ですが、それでも日々の入力業務がアプリを使っても思いのほか面倒になりそう。本当にお上は庶民を苦しめることしかしない。免税業者、つまり小規模自営業者が、いわゆる益税を得られなくなるので、世間ではインボイスを歓迎する声もありますが、あれは元々煩雑になる消費税関連業務をお願いする代わりに……というバーターだったはず。益税無関係の課税業者・大企業等もかなり業務に影響を受けます。
複数税率もあってどんどん複雑になってる。穿った見方をすればややこしくしてお役人の利権を確保したい、また増税をわかりにくくしたいって意図も見える。どうなってんでしょうね。
ワイドショーで見ましたが、円安で韓国からの観光客が増えているという話題で、韓国ヤングが大喜びで渋谷でJ-POPのCDを買っているらしい。インタビューで、K-POPと違いメロディアスだったり、バンドサウンドが聞けるのが良いという話。やっぱり音楽は多様性が大切ですね。日本では出羽守が欧米では~韓国では~と全部真似すればうまくいくと相変わらず叫んでますが、連中は音楽のことを1mmも愛していないでしょう。まともな音楽ライターや評論家諸氏でそんなことを言っている人は一人もいない。あれは数字だけを見てるマーケッターなんで。やっぱりグッズとしてCDは非常に優秀なんですね。配信で聞いて気に入ったらCDでアーティストに還元する。これは非常に良いエコシステムだと思います。
以前ここで書いたKENDRIXで、JASRACへの著作権登録が直接できるようになったので、やってみた。ブロックチェーンに楽曲ファイル情報を登録できるサイトね。
まず前段階として、KENDRIXにIDを持っていないといけないのですが、これは誰でも無料登録できます。というか、ブロックチェーンへの楽曲登録そのものが無料できる(大サービスですね)。
ただ、ここからJASRACに著作権登録しようとすると、JASRACとあらかじめ信託契約していないといけません。自分のときは印鑑証明や戸籍謄本が必要だったが、今後マイナンバーカードでもできるようにする計画があるらしい。JASRACも急ピッチでDX進行中。要はちゃんとどこの誰か曲を書いたのか証明できないといけない。
ちょっと脱線したが、ここからはKENDRIXのIDを、ベーシックからビジネス+へと変更する手続きが必要です。
申請そのものはオンラインでできるが、やはり確認は厳重で、登録した住所に郵便が届きます。そこに記載されたパスワードをサイトで入力すると、ようやくビジネス+に昇格。自分のときは届くまでに1~2週間掛かったと思った。
ここから簡単で、KENDRIXに楽曲ファイルをmp3かWAVで登録して、そこから著作権登録申請に進むだけ。入力項目は、通常のJASRAC本体からする時と同じです。
ただ、こちらは楽譜や歌詞は登録しなくて済む、っていうか登録する項目はありません。楽曲ファイルそのもので代用してるんですね。
現代の曲は譜面に書くのも難しいことが多々あるから、この方が便利でしょう、って利便性を提供しているんだと思います。
登録ファイルですが、一応リリース用の完成音源が推奨されているが、ミックスが終ってない等の場合は、デモ音源でも良いようです。ただ、流石にアレンジ等全て完成したものでないとマズいと思う。
デモ音源で著作権登録して、あとから完成音源をそこにぶら下げることも可能なので心配はいりません。
登録したら自動で著作権登録されるのではなく、JASRAC側で通常の場合と同様、人力のチェックがあります。その後、めでたく著作権登録が完了したらJ-WIDに載ります。
KENDRIXから著作権登録できるのは、作詞・作曲のみで編曲は対応していません。実は編曲で著作権登録するのは元から難しい。編曲審査委員会というところで審査があるんですね。高度な編曲作品でないと無理ってことです。例えば冨田勲「惑星」は編曲で登録されています。
まだ機能が実装されていくようなので、面白いサービスが追加されたら報告します。
秋月電子通商のサイトをつらつら見ていたら、目に入ったのがトランスを使ったインピーダンス変換キット。ヘッドフォン出力をライン入力に(無理なく)接続するためのものですが、なんとこれパッシブ(無電源作動)なんです。
トランスを使ったマジックですね、電気的に絶縁された二つのラインが電磁誘導で繋がってしまう。ファラデーの法則ですな。
このキット、部品といってもトランス2個とミニステレオジャック端子2個だけ、あと専用基板が用意されていて、組み立て簡単で電子工作リハビリにちょうどいいかと、早速注文して作ってみた。完成したのがこんな感じ↓

これでもちゃんとステレオ対応なのが良い。
トランスといえば音楽業界ではNeveが有名ですが、ちょっと期待したのは事実です。まあNeveというかNeyoみたいな(ゴメンこれが言いたかった)。良音化は無理でもサチュレーターにはなるんじゃないか。
そんなに都合よく変わるわけが……と思って弊社のマスターデータで試してみたら、これがびっくり。物凄く独特の質感が現れました。粒子が粗い…というか、ところどころ歯抜けになった、音の周辺部がすすけていく感じ。プラグインでは聞いたことがない変化です。なかなか上品な効き方で味わいがある。
モジュラーシンセのVCO出力をぶち込んだら、若干バンドパスフィルターが掛かったような音になりました。たぶん信号レベルも関係するんだろうが、トランスの周波数特性の影響でしょう。
先日のカセットに続いて、個別トラックに掛けたら面白い感じになる秘密兵器をまた発見した感じです。
今回は、サチュレーション効果を狙ったので、中国製トランスのキットだったんですね。秋月にはサンスイ製のトランスを使ったキットも売ってるのですが、こちらは高音質だそうで、こうなるとそっちも興味が出てきた。
前者が牛丼大盛1杯分、後者はシングルCD1枚分のお値段。半田ごてを握ったことのある人ならすぐ作れるので、ご興味の向きはいかが。この価格でこの効果は業界激震だ。Neveが経営危機に。そんなことはありません。
(ギターエフェクターのような劇的な効き方はしませんのでご注意を。あくまでミキシング用のプロセッサ・モジュールの部類です)
蛇足ながら、トランスはなんだか夢があるよね。アナログ部品なので厳密には一個一個音が違う。いつか古い機器からトランス外して、トランスボックスも作ってみたい。
いわゆるMAKE(DIY/自作)系の周辺を調べていたんですが、音楽活動をしてて、ファン向けのオリジナルグッズも作っているアーティストの皆様に、役に立つ(かもしれない)情報。
最近の3Dプリンタは、なんと2万円を切っているらしい。流石にアマゾンのレビューを見ると、使いものになるのは3万円台らしいが。これで簡単なオブジェやフィギュアなら作れてしまう。100個200個量産だと厳しいが、多品種少量生産に向いているので、レアなオリジナルグッズを少しづつ売るなら、結構いいかも。制御・設計ソフトの使いこなしの難しさはあるが。
更に、3Dプリンタなど物足りないという方は、CNC旋盤もあるよ。これも2~3万円台からある。要は、工場なんかにある金属加工の機械だよね。あれがデスクトップで動く、なんと。金属や木材・プラスチックが加工できる。
これで金属製のロゴなんか作った日には、かなりカッコイイじゃないんだろうか。これも少量生産向き。
もひとつ、レーザー彫刻器も下は2~3万円台に下がってきている。さすがに(厚めの)切断とかは無理だが、金属・木材・プラ・布なんかに、要はレーザーで焼印が押せると考えてもらえれば。もちろんコンピュータ制御なので、かなり複雑な絵も描ける。これでアーティストさんの似顔絵や写真なんかを焼くことができる。
ということで、これら3台買っても10万円台で揃ってしまう時代になりました。中国製ですがレビューを見る限り品質はなかなか良さそう。もう中国はものづくり大国だな、日本なんか遥かに遅れを取っている。
一応各々欠点も書いておくと、3Dプリンタはオブジェ完成までに時間が掛かるし、CNCは切削音がうるさい&削りくずが出る、レーザーは無音だが煙が出る。
音源だけではなかなか売上が上がらない時代なので、ミュージシャンもグッズで賢く稼ぐことが必要になってきてます。みんなでMAKE(ITを使ったDIY)に参入しよう。
今年の確定申告作業は、e-tax周りのことで地獄のような目に遭った。
「やよいの青色申告」で申告書を作っているんですが、これはe-taxによるオンライン申告に対応していて、去年からやっています。ちゃんとカードリーダーもマイナンバーカードも用意して、去年は非常にスムースに終ったんですね。それで油断してた。
今年からやよいのe-tax周りがバージョンアップして、やり方が全く変わってしまった。申告書を作り終わって、いざデータ送信の段階になって、NFC機能付きのスマホがないと送信できないシステムだと発覚。しかも対応機種は少なく、SIMフリー系はほぼ全滅……。なんでこんな仕様にした? マイナカードといえば、カードリーダーがデフォルトの読み取り方法のはず。NFCスマホがあればカードリーダーいらないだろう、という余計なお世話設計らしい。勘弁してよ~。
今から対応スマホの準備もできないし、仕方がないので国税庁謹製のe-taxソフト(ダウンロード版)を使うことにした。
去年はやよいから書き出したxtxデータを、WEB版e-taxで送れたんだけど、調べてみてイヤな予感的中。今年からこの方法無理。申告書類、全て手動で打ち直し……。こんなアナログ手法はイヤだ(w)、そこはデジタルでいいのに。で、結局打ち直しましたよ、やよいの画面と首っ引きで。
この国税庁ソフトがまた曲者で、最初は何度やってもインストールが最終段階で止まってしまう。調べたら同じ症状の人のブログがたくさん見つかって、解決策も授かった。なんと、JavaのJREの32か64かどっちか、あるいは両方入ってないとダメなんだって。で、入れました。
お役人思考で作られたソフトの操作性に泣きつつ、なんとか申請書類や関連書類を入力して、最後に送信。ここは流石にあっけなく送れた。こってり疲れました。
まだ過渡期なんだろうけど、行政申請系の完全デジタル化はまだ遠い。デジタル化で簡単になっているはずなのに、なぜか手順は増えている(笑)。面倒にも思えるが、紙に印刷して提出するのが一番確実で速い気がする。ただ青色申告の控除が65万から55万に減ってしまいます。その辺りのエサの撒き方はさすがお役人様です。
複数のバラエティ番組で最近見た光景で、Z世代にレコードを掛けさせようという企画。まあかなりイジワルです。予想通りというか、プレイヤーのアームを垂直にグイッと持ち上げたり、レーベルの上に針を落そうとしたり、まず回転数というのがわからないらしい(w)。音楽やっている人だったらかなり知っているだろうけど。
で、何かやらかす度にスタジオのおじさん・おばさんは絶叫なんですが、TVの前で自分も絶叫してました(w)。何が凄いって、3曲目掛けてと言われて、違う場所に針を落してそこじゃないと言われると、彼らはレコードが回っている状態で、そのまま横に平行移動しますからね(笑)。むろん「ガガガ……」と凄い音がしてスタジオ阿鼻叫喚。
流石にディレクターに指示されたのだろうと思ったが、気付いた。彼らにとって、これは「スワイプ」なんです。違うか。
Paypalの凄まじいバグで確定申告作業中にかなり悩んだ。世界中で使われているオンライン決済手段がこんなことでいいのか。1月中にPaypalから取得した過去の決済データCSVが、なぜか日付順じゃなくランダムだったんですね。これは過去にもあり気にしてなかった。実際、会計ソフトが自動ソートするし。ところが、データ入力が全て終り、月ごとの残高確認をしたら、全然合わない。見直していったら、なんと元の残高データがメタメタだった(w)。慌ててデータを再取得したらピッタリ合ってた。ついでに日付順だった。最初のデータは何らかの理由で不具合があったようです。決済機関なのにこの会社大丈夫か。
ふと思い立って、オーディオI/Fのアウトをリスニング用のアンプに入れてみたら、音質はどうなるか実験してみた。I/Fは余っていたTASCAMのUS2x2。これはエントリークラスのもので、あまり使ってなかった。I/FにパソコンをつないでWAVを流すと、最初はかなり輪郭がボヤけた音で、これは使えないとなった。ただ、この時はPHONEアウトの信号だったんですね。後日LINE OUT(普通はパワードスピーカーを繋ぐところ)を繋いだら、これは驚きのクリア音質。特に低音が締まっていて、情報量も多いしまさにモニター品質。どうもPHONEアンプは品質を落としていたみたい。これなら直接WAVを鳴らしてリファレンスの一つにするのも可能だなと思い始めている。(他にも色んな環境で聞いてますよ)
だから、エントリークラスのI/Fでも、PHONEじゃなくメインアウトの信号でヘッドフォンをドライブした方がいいかも、可能なら。
最近、またハンダゴテを握ったりしているんですが、まだ電子工作はリハビリ段階。
で、部品やらキットやら、ネットのウィンドウショッピングが楽しくて、道具類の進化に驚いたり、こんな高機能モジュールがこんな値段で……なんて止まらなくなる。
そんな流れで、前々から構想していた、ある楽器の構築計画が実現できないか調査してた。その名もカセットロン……メロトロンのカセットテープ版、といえば分かって貰えるかと。
メロトロンという楽器が’60年代・’70年代に、欧米のバンドを中心に非常によく使われていたんですね。ビートルズも使ってたし、富田勲先生も多用してた。いわばアナログサンプラーで、見た目はオルガンだがなんと鍵盤の数だけテープ再生装置を内蔵して、鍵盤を押すと最長9秒間その音(音程)を再生する。かなりクレージーな代物です。
これをカセットで代用できないかという話。
実は2500円程度で、再生専用のカセットプレイヤーがアマゾンで売られています。少なくとも2オクターブは欲しいので、そうなると25台(2oct+1)、62500円。鍵盤はMIDIキーボードで代用し、MIDI信号はArduinoかラズパイ(マイコン基板)で受けて、カセットを駆動する。
第一案では、ソレノイドを制御して、カセットのプレイスイッチやストップスイッチを押す形態。ソレノイド500円として、500x2x25=25000円。更に調べると、ソレノイド駆動回路も要るらしい。大掛かりになり過ぎだし、メカ工作的な難易度も高い。(巻き戻しも問題)
第二案は、カセットを回しっぱなしにして、MIDI信号が来たらその鍵盤の音を流すようにする。これだと電子回路だけで済む。ただピアノのようなアタックのある音はダメで、ストリングスやコーラスのような持続音のみってことになる。これならいけそう。
ただ、よくよく考えてみれば、2オクターブ分の楽音テープを用意するのは大変だし、当然ピッチもカセットでは狂うから、ここまで費用を掛けて稼動したらガラクタだった、という可能性も非常に高い(w)。
で、今のところ構想だけにしているんですが。誰かお暇な方やってみませんか。Youtubeでちょっと調べたが、流石にここまでバカげた(いい意味で)ことは試みられていないようだ。ただ発想は単純だから、きっと世界のどこかで作った人がいるんじゃないかと思っている。
実は、テープのローファイ感が欲しいだけなら、もっと単純な方法はある。それはトラックを一旦テープに落としてそれをまたDAWに読み込むってことだけど、これを応用してKontaktに食わせれば、それでサンプリング音源になってしまう。音程ごとに本当に書き出し・読み込みすれば、かなりリアルな「カセットロン」になるでしょう。実用上は、こっちが妥当かと思う。
(音源にも、よくテープストリングスって名前の音色があるが、あれは正にこういう形態を模したものでしょう)
追記 サンプリング音源で良ければ、メロトロンのは結構ありますね。
ウチのRoland TR-8ですが、先日書いたとおり最後のUSB-MIDI接続機材だったものの、使用中に突然Windowsがブルースクリーンになりました(呆)。あーあ。前回とエラーメッセージが違うので、こいつだけが原因というわけではないんでしょう。結局ウチのパソコンでは不安定でUSB-MIDIは使えないという結論に。
ドライバ最新だけど、仕方ないんだろうな。Winアップデートで動かなくなることは色々な周辺機器でよくある話だし。ただ単に相性が悪いってこともある。
で、大人しくDINのMIDIに変えました。これでド安定してますね。気付いたんだけど、最近の機材はMIDI THRU端子がなくても、MIDI OUTからTHRUした信号を出す/出さないを選択できるんですね。
以上悲しいお知らせですが、次は嬉しいお知らせ(?)。
実はTR-8は単一ドラムキットでなく、16種類キットが入っているんですね。確かTR-909系のキットもあったと思ったけど、この中に、ちょっとキッチュな感じのキットもあって(3番とか)、これを選んで各インストの音色を調整すると、なんとCR-78系の音になることが判明。さすが同一メーカーの製品。あのカワイイ音が好きなので別のドラムマシン捜さないとなあ……と思っていたが、こりゃいいっすわ。ドラムマシンの決定版ですね。
おまけ。アマゾンみてると、ひと昔前は結構高かったMIDIケーブルが、今かなりお値打ちに出てるけど、これって結局みんな同じトラブルで需要が高まっているのかも?
カラーのケーブルもあるけど(やや高い)、自分は普通の黒ケーブルの、両端の端子部分にコクヨのカラーシールを貼ってテープ補強してます。これでごちゃごちゃにならずに済む。
以上、ちょっとした制作屋のTIPSでした。
MIDI接続というと、昔は5ピンのDINケーブルで行うが常識でしたが、最近はUSBで繋ぐだけでMIDI接続できる機器が増えてきました。
ウチもKORGのmicroKEYを始め、最近増えた各種ハード音源もUSBでつなげていました。ディジーチェーン接続しなくていいし、MIDIチャンネル設定も不用なので、これは便利と喜んでいたのですが。
頻発するようになったのですよ、Winユーザが絶対見たくない画面ナンバーワン、「死のブルースクリーン」が…。あれが出ると10秒ほどのカウントダウンのあと、そのまま強制リセットなので。何も打つ手なし、正しく座して死を待つのみ。しかも、決まって各種機器の電源を入れた直後~5秒ほどの間に出るので、因果関係は明白。
作業中のデータがあればそのままグッバイ、万一ハードディスク書き込み中だったら…。考えただけで怖ろしい。
たぶん、USBの繋げすぎで何らかのポート競合が起こって、そのままシステム巻き込まれて死んでるっぽい(英語のメッセージでもそれらしき文言が出てた)。
音源のほかは、プリンタ・ディスプレイ、外部SSDとかあと若干の機器だけど、10個近くになるともう不安定でダメですね。落ちない時でも、なぜか認識できないポートが出たりしました。
なんとか騙し騙し使えないかと思ったが、さすがにブルスク4回目であきらめた。
で、結局どうしたかというと、昔ながらのDINのMIDIで繋ぎなおしたんですね。これがもう抜群の安定度で、青画面一切出なくなりました。やっぱり枯れた技術というのは有難いものです。
TR-8だけはUSBにしてるけど、これは安定していて問題ないようです。こいつはパラ出力で全パート一括オーディオで送信できるから、やっぱりUSB。
ということで、皆様もUSBの繋げ過ぎにはお気をつけて。ある程度増えたらMIDIの方が安全かも。
(ウチは、Babyface Pro FSがMIDIドライバになっています)