月: 2021年8月

モデルナ初回接種済

 クーポン券が届いたのが今月始めで、某大規模会場にようやく月末の予約が取れて、モデルナ接種したのがつい数日前。これでようやくひと安心だと、その夜は安らかに眠れたのです(かなり心理的に不安だったと判った)。ところがすぐ異物混入騒動……。ロットナンバー違うし、さすがに全てに異物混入はないはずだが、一挙にまた不安になりました(汗)。我らがポンコツ日本政府と霞ヶ関の通常運転か…。
 できれば2回目はファイザー、と思ったらそちらも混入発見されたようで。これだけ短期間に大量生産されたワクチンなので、合理的に考えてこういうこともない訳がないとは思いますが。
 とりあえず混入金属の正体が分からないと心配で仕方ない。なかなか発表されないのはかなりヤバイことになっているのでは…とかね。2回目打ちたくないなあ……とはいっても今の状況では打たないという選択は非常に大きなリスクだし。

 自分の場合は、接種当日も翌日も翌々日も熱やだるさなどはありませんでした。接種も非常に上手い医師の方で、これまでで一番痛くない注射だったくらい。ただ翌日腕の上部が鈍痛に見舞われた。これくらいはインフルエンザのワクチンでもある現象です。
 ただし、接種後の就寝前に、今思えば結構怖い現象があったので記録しておきます。いつも部屋を真っ暗にして寝ているのですが、電灯を消して布団に横になる前、なにかカラフルな光が2回ほど見えた気がしたんです(怖)。さらに目を瞑るともう1回鳶色の光。気のせいだろうと思ってたが、異物混入のことで一挙に震え上がりました。網膜か視神経に直接何か作用したんじゃないか……。ワクチンそのものの接種でこういう現象って聞かないし、異物の作用ではと、気が気でありません。もちろん窓から何か光が差し込んだということも考えられるが、普段はない現象です。
 ヤバイです。…ええと、ファイザー製で5G受信、モデルナはWiFiだっけ? などとだんだん冗談では済まなくなってきてる。その夜以来なにもないが、頼むから気のせいであって欲しい。

 今回、該当ロットに当たってしまった著名人の方が結構いらっしゃるんですね。(どうやら文化庁が斡旋した職域接種で使われたようだ) しかもニュースで見たが、国会の職域でも大当たりで、職員だけでなく議員も結構な数が接種済らしい。さすがにこれでは厚労省も逃げられないと思うが…それが希望といえば希望か、該当者の皆様には申し訳ないが。

 この社会不安、いつまで続くんでしょうか。そろそろ経済自粛も限界だし、どこかで良い着地点が見つかると良いのですが。

ISRCについて

 配信で曲をリリースしてて気付いたこと。曲のWAVデータをディストリビュターで登録すると、ISRCというコード番号が自動的に曲(のデータ=録音物)に対して発行されるんですね。これはInternational Standard Recording Cordの略で、録音物に付けられる世界に一つだけのコード番号。これで配信サイトやディスリビューターは曲の区別をしているようだ。
 ISRCを管理・発行している機関(日本レコード協会)があって、こことオンラインで繋がっていて即時発行されるらしい。たぶん曲データのフィンガープリントとかは取ってないので、曲名やグループ名その他で申請・発行されるんでしょう。
 面白いのは録音データに対しての番号なので、同じ曲でも新しく録音するとまた番号が新しくなるんですね。ミックス違いも同様。楽曲の爆発的増加に伴ってか、いつの間にかこんな便利な仕組みが出来上がっていた。

 ACTiVATEの「A’ROUND」はディストリビューターを変更したんだけど、前のISRCを新しいところで登録したら、ちゃんと配信サイト側で2020年9月発売の曲ということで認識してくれたようだ。なかなか頭がよろしい。
(ちょっと調べてみると、これはCDなんかの曲にも付くものらしい。昔は発行が面倒だったり有料だったりしたらしいが、いまの配信は無料で全自動発行。文明は進んでますね)

 同じように、ディストリビューターによってはJANコードも自動で発行してくれます。

 これの応用でグループ・アーティストごとに番号が発行されると便利だと思うのだが(これで名前が被っても区別できる)、かなり収拾が付かなくなりそうなので、見送られているのかもね。

迷子とロングテール

 楽曲がデジタル配信主流になって、曲の売れ方がロングテールになったと言われていて、自分も頭ではわかってたつもりだったのですが、最近レーベルの一連のリリース処理をしていてだんだん実感が湧いてきた。

(これもわかっていたつもりだったが)膨大な数の曲が世界中で毎日リリースされるようなったんですよ。例えばSpotifyで「ACTiVATE」って検索するとズラズラと同じグループ名や曲名が出てきます。
 なんと、リリースした曲を見つけられないのです、本人が。これみんなどうしてるんだろうか……。曲名とグループ名を同時に入れてようやくヒットする。本当はグループ名被りなんかは良くないはずで、勝手にサイトでグルーピングされてしまうから、全然関係ない世界のどこかのグループの新曲として分類されてしまったりする(w)。外す方法もあるらしいが、こうまで楽曲が増えたんじゃ無意味だよね、次から次へ出てくるし。だから放置されてるんだろう。

 配信サイト上でこんなに迷子になるんじゃ、もうどこか外のナビゲーションサイトからインデックスを作って指しておくしかない。それこそ弊レーベルのサイトのように。配信サイトは置き場としてみるしかない、よほどランキングに絡めるくらい人気があるなら別だが。
 あとはプレイリストですね、これも今のところ研究中だが、当然有力プレイリストは「利権」にもなるらしく、お金を払って乗っける……というプロモーションもあるらしい。サブスク初期にそれで成功してバカ売れした日本のユニットもあったそうだし。

 とすると、楽曲の売れ方も昔とは変わってきて、某大な楽曲が非常な低コストで長期間世界中に配信できるわけだから、CDやレコードの時代のように短期間で成果を上げて刷った枚数を売り切る、というスタイルを取る必要は全然ない。販売数(再生数数)は少なくともロングテールで売って行けば良いんじゃないか。そして当然楽曲はたくさん用意する。もちろん良質な物であればあるほど良い。

 こうすると近年のシティポップブームのように、どこかで火がつく可能性も出てくるわけで。
 今のところこんな風に考えているわけですが。

 ただちょっと前も書いたが、こうなるといかに埋もれずに曲があることを知ってもらうか、ということが大切になる気がします。ライブをするアーティストさんなら露出の機会は毎回ありますが、弊レーベルのような録音物を売っていこうというところは……。さあどうするか、ということです。色んなプランを考えています。

●お知らせ
 本日「名古屋セントラル・パークウェイ」が主要サイトで聞けるようになりました。


「A’ROUND」MV公開

「A’ROUND」のMVを公開しました。

 Youtubeの細かいところを見てて気づいたが、機能が色々増えているんですね。サムネイルも任意の画像をアップロードできるが、その場合は電話番号登録が必要になるようだ。(ロボット排除のため)

 こうやってレーベルとしてクリップを公開すると、また違うオフィシャルな感じになりますね。面白い。

「Green Afternoon」配信開始

 Passive Physical Bandのインスト曲「Green Afternoon」が、Spotify/KKBOX/YoutubeMusic等で先行配信開始です。

 なおACTiVATEの「A’ROUND」は20日から大半の配信サイトで聞けるようになります。「名古屋セントラル・パークウェイ」は23日から。Dew Ridge Recordsのサイトにリンク載せます。

「名古屋セントラル・パークウェイ」配信開始

 個人プロジェクトACTiVATEの新曲がSpotify/KKBOX/YoutubeMusic等サブスクで先行配信開始です。

あなたにとってわたしって…? Nagoya弁ラップが炸裂する最新シティポップ!

(主要サイトで開始されました)
Amazon iTunes Youtube LINE Spotify

 昨年出した「A’ROUND」も新ディストリビューターで先行開始。

ギターとコーラスの密やかな戯れ。新概念 Vinstrumental Music (vocal+instrumental)

(主要サイトで開始されました)
Amazon iTunes Youtube LINE Spotify

 なんでバラバラになったかというと、ディストリビューターの配信オプションで「一斉配信」を選ばなかったから。一斉にすると遅いところに合わせられてしまうからバラバラでいいかと思ったが、こりゃ告知が煩雑になってしまい堪らん。よって次の次からは一斉にする。(まあ一カ月程度掛かるが)

宅録ボーカルと部屋鳴りのこと

 いつもボーカル収録は宅録機材持ちのボーカリストさんにお願いしているのですが、毎回惜しいなあと思ってしまう点があります。(うちの場合は楽曲ごとに違う方で、それは様々な条件をもう慎重に選定しているわけです)
 で、それは何かというとレコーディング時の「部屋鳴り」。ミックス用語でいうとアンビエンスですが、読んで字のごとく部屋の反響ですね、これが歌と一緒にマイクに入ってくるんです。こうなってくるとミックスに非常に苦労します、というか大抵は没にせざるを得ない、どんなに良いテイクでも。それほどボーカル収録にとっては大敵、いっそノイズのようなものと考えても良いかもしれません。
 仮歌くらいならまだ良いのですが、世間で商用リリースされている曲で部屋鳴りがしている音源はないはずです(よほど特殊な録り方をしているのではない限り)、当然メジャーはブース等完備のスタジオで録ってるし。
 ボーカルはアンビエンス・反響等ゼロの「デッド」な収録が基本で、ここからミックスで人工的に任意の残響(リバーブ・ディレイ等)を加えていくわけです。部屋鳴りが入っているとこれがうまく行えませんし、どんなに誤魔化してもわかる人にはわかります。

 なので、ご依頼する前に散々音源を聞いて「これ大丈夫かなあ」と悩んだり、最近はメッセージで直接確認したりします。どんなに良いボーカルさんでもこの対策が出来ていないとご依頼できないので、やっぱり非常に惜しい。なので対策していない方は是非対策して欲しい、というのが当方の切なる願い。
 「部屋鳴り」でググると対策法を乗せたページがすぐ見つかるので、割とお金を掛けなくても対策できるようなので。(ただその分試行錯誤で時間はかかるが)

 この部屋鳴りは、結構無頓着な方が多いです。特にライブハウス等が活動の主体という方に多かったりする。本歌用のボーカル収録を宅録でしないから、という理由もあるでしょうね(スタジオで録ったりね)。

 あとこの機会に書いておくと、マイクとオーディオI/Fの機種名をプロフィールに書いておいて欲しい。うちは各々1万程度のもので充分と考えています、今はどちらも低価格高性能なものがほとんどなので。
 それよか歌の実力の方がはるかに大切、100のうち99は歌の実力でしょう、それは。

(以前マイクやI/Fのことを尋ねたら怒り出した人がいた(汗) ライブへ呼ぶんじゃないんだから、納品物に直接影響する機材はそれは大切でしょう…)

ヒカリ真王子さん出演:「北川大介と歌仲間」

 ライブの開催日が迫ってきましたので告知です。
 ヒカリ真王子さん出演の「第4回 YOU遊ライブコンサート 北川大介と歌仲間」が開催されます。

第4回 YOU遊ライブコンサート 北川大介と歌仲間

【日程】2021年9月9日 木曜日

【時間】開場12:30/開演13:00

【場所】練馬文化センター 小ホール

【住所】東京都練馬区練馬1-17-37

【料金】5000円(自由席)

●おうちでコンサートのライブ配信チケット 3000円もございます。お申し込みは専用ダイヤル→(080-7250-0634・YOU遊モデル)まで願いします。

 皆様ぜひお誘い合わせの上ご観覧下さいませ。

8月の雑記

 個人的にいま色んなことでバタバタしてますが、ちょっと今後の参考にでもとググってたら、面白いページを発見。ただ内容があまりにアブない…というかアレなので(察して下さいw)、具体的には紹介はしませんが、あまりにブッ飛んだ名言もあって大笑いでした。(パンがないならケーキを…みたいなやつ)。確信犯で書いておられるので余計に凄い。
 前半は非常に業界の現実的な厳しい話が書いてあり、こりゃお先真っ暗だなあと思っていたら、長い記事の後半になって、おっこれは……今自分が志向しようとしている方向が合ってるんじゃないかと、希望が持てる内容で。
 とりあえず、今業界も激変、何がどう売れるかもわからない状態で、これまでと同じことを作曲家や制作がやっていても駄目だろうと(確実にジリ貧、というか今の状態になっていく過程で廃業した人もたくさんいるんだから)、その辺りはやはり前提として考えておかないといけないんでしょう。
(個人どころか消えたレコード会社もあるんだから)

 良い楽曲を書く、というのは当然で、それをどう世の中に広めて売っていくか…というのは、永遠の悩ましいテーマ。大メジャーが莫大な資金で売り出したがさっぱり…という話もたくさんあるわけで。もちろん当方(弊レーベル)にはそんな資金も力もありませんが。もう従来のプロモーションも(特にオールドメディアを使ったもの)そんなに効果がなくなってきてるんですね。といってネットを使ったプロモはみんなやってるし、すぐ埋もれてしまう。さあどうするか、ってとこです。

 それとは別に、もっと歌手やアーティストの皆さんに作詞作曲で個別に作品を提供したい、というのも非常に大きな欲求として自分の中にあります。
 こいつにひとつ仕事を振ってやろうか、という方は、ぜひ以下のアドレスまでコンタクトして頂けましたら幸甚です。メジャー・インディーズに関わらずお待ち申し上げております。

ご依頼・お問合せ: twell2010@outlook.jp

’70-80年代リスペクト洋楽系POPSやらシティポップ・AORだったら飛び上がって喜びます…が、その他ジャンルの場合も飛び上がって喜びます。

レーベルサイト開設

 インディーズレーベル「Dew Ridge Records」のサイトを開設しました。

http://dewridge-records.official.jp/

 これまでは「A’ROUND」のリリースの中にのみ存在していた名前ですが、これで名実ともに始動です。

 楽曲の権利関係の事務処理がたくさんあって、そっちをクリアするのに時間が掛かってしまった。だから音楽事務所(プロダクション/レーベル)が必要になるんだな、と実感。自分はSOHOで慣れているから良いが、若いアーティストさんがこれ全部やれるのかといったらちょっと無理でしょう。リリース後の管理も必要になってくる。

(無論実際は他にライブの手配やらプロモーションやらといった実務も入ってくる訳で…)

 弊レーベルはネット専業でいこうと思っていますが、CDくらいはリリースするかもしれません。こちらも様々な展開を構想中。