6/7配信予定
あのね、空を見上げてないでわたしを見て。――Mayumiのアップテンポな爽快J-POP!
ウェザーガール / Mayumi
http://dewridge-records.official.jp/artists/mayumi.html#027
#POPS #J-POP #mayumi
あのね、空を見上げてないでわたしを見て。――Mayumiのアップテンポな爽快J-POP!
ウェザーガール / Mayumi
http://dewridge-records.official.jp/artists/mayumi.html#027
#POPS #J-POP #mayumi
少し調べることがあって、某大手レコード会社のサイトを見ていたら、なんとトップページにサブスク配信サイトのプレイリストが貼ってある。しかもかなり画面の上のほう、目立つところにウィジェットが。「春に聞きたい曲」とか「気分が明るくなる曲」みたいにテーマ別になっていました。
もうこんな時代なのかと感心、確かにメジャーは無尽蔵に音源抱えているから、これ風のリストは幾らでも作れますね。もちろんこれらのプレイリストは大手公式です。
本音はCDを買って欲しいのでしょうが、こうでもしないと聞いて貰えない、機会損失になっちゃう、これでパッケージ商品の販促になれば、といったところでしょうか。ちょっと見たところでは割と古めの曲が多かったようだけど。
配信サイト別にプレイリストが作られていましたが、やっぱりウィジェットをオフィシャルで提供しているサイト、SpotifyやApple Musicが訴求力あるな。他社、例えばYoutubeなんかは、そういう仕組みがないので別窓でサイトが開く方式。なんでお金持ちGoogleがウィジェット提供しないかは謎。
こうしてみると、レコード会社に求められる役割も時代によって変わってきているんですね。もうライブ映像商品はいうに及ばず、随分前からアニメ制作まで手がけているところもあるし。もっとも映像系も、今は配信が普及してパッケージは苦しいんじゃないかと思われる。オマケ商法で凌いでいるようですが。
昔はたくさんあったレコード会社も、バブル崩壊後にどんどん消えて他のところに吸収合併されて、今は統廃合が終った「あと」の時代ですからね。
昔のように新人を育成する体力を持っている会社は、少なくなっているんじゃないかと思います。
蛇足ながら、古い音源を管理していく手間も、実は膨大だったりするんですね。特に物理媒体にレコーディングした昔の楽曲は。(で、まれにマスターテープを紛失した、焼失した、なんて事故が起こる)
未来の商業音楽はどうなるのか、どんな形態でリスナーに聞かれるのか、そしてそれはビジネスとして成立するか……考えているとなかなか面白いテーマです。
NHKラジオR1を聞いていたら、80年代の曲特集が流れていて、これは休日祝日に時々ある番組ですが、ここ何日かは連続だったようです。こうやってまとめて聞くと、80年代の曲というのは本当にわかりやすい特徴がありますね。8ビートのFM音源シンセベースだったり(DX7だったりするんでしょう)、スネアにゲートリバーブを効かせた独特の「ドゥン」という音、デジタルリバーブ初期のハード的制約からくるダークな残響、ギターの歪ませ方や使い方、シンセもポリフォニックになりフィーチャーされています。こうやって書くと特徴だらけのコテコテな感じですが、当時はそんなことは意識されずに、色々なアーティストやクリエイターが時代の中でベストな楽曲を作った結果、その時代のスタイルが形成されて音のなかに映りこんでしまったわけですね。
もちろん経済もバブルで非常に勢いがあったし、予算も潤沢で音楽業界もイケイケの活気があり、名曲が次々に生まれた時代でもあります。アイドルも全盛期、いわゆるシティポップも全盛となっていました。
で、考えたわけです。
50年代の音、60年代、70年代と、やはり時代の音ってのはあり、ギリ90年代もあるかなあ、その後はというと……果たして? 00年代、10年代の音ってあるのかな? ボカロやヒップホップ、ラップなんかがそのピースに当てはまっていくのかもしれないけど、時代の音、とまで言えるかというと……。さらに今2023年ですから、20年代の音というと、更に曖昧になってきます。うーん、大きな流れとしては10年代からはEDM、広義のEDMなのかもしれませんね。クラブミュージックやそれに派生するPOPSまで含む感じの。
で、今が広義のEDM(の続き)なのだとしたら、確かに音楽作っていてそんな気はしてきてます、それがまた発展していくのが20年代なんじゃないか。それが後から振り返ったら「時代の音」になる、という予感がしないでもない。たぶんこの10年間で加わるのは、世界中でマニュアル化された音楽制作に楔を打ち込むかのような、プリミティブなシンセサイザーやサンプリング音源の使い方……かもしれません。あるいはエフェクトプロセッシングの方も含む。時代の標準的の道具を使うとそうなるはず。DAWとホームスタジオが今の音楽制作環境のスタンダードですから。そこに何かが加わるイメージ。
(生成AIについてはまだわからない。今のところ総合的には混沌? 音楽は究極の秩序、低エントロピーの芸術だから…)
流れていく日々のなかでそんなことを考えてみました。
(追記:00年代の音、あったよ…。「音圧最終戦争の結果、グロテスクに歪んだ聞くに堪えないサウンド」。いやな時代の音だなw 多くがアーティストの責任ではなかったと思うけど。これで年代が繋がりましたね)
あの夜、君に触れてはいけなかったのに。たぶんすべて異界の幻…
#POPS #エレクトロニカ #rina
先日NHKで放映された「クイーン 21分間の奇跡 〜ライブエイドの真実〜 」を見ました。なかなか面白い話が流れていたので、記憶を頼りに書いてみる。
https://www.nhk.jp/p/anotherstories/ts/VWRZ1WWNYP/episode/te/XLJ6NXRL83/
世界中を熱狂させたライブエイドでのクイーン伝説のステージ。それはたった21分間のパフォーマンスだった!しかしクイーンはこのステージを迎える際、人気は低迷、メンバーの不仲など瀬戸際にあった。あの類いまれなパフォーマンスはいくつかの偶然とつながりの奇跡が生んだものだった。映画には描かれなかった伝説のステージのもうひとつの真実を、クイーンのメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが初めて明かす!
まず、紹介文にも書いてある通りバンドは非常に厳しい局面だった。人気は低迷、女装MVは大不評でアメリカで放映禁止(w)、南アフリカでライブをすれば、アパルトヘイト支持と取られ社会的批判を受けた(実際は収益の一部を寄付)。
出演依頼が来たとき、そんな事情もありメンバーの最初の会合では断る方向だった。だがブライアン・メイの証言では、その後の会合で彼自身が、純粋に音楽史上に残るイベントだから出演しようと提案、それが受け入れられたそう。
あのパフォーマンスのために、クイーンはシアターを貸切で、3日間もみっちりリハをした。
それが当日の伝説の演奏につながった。ボヘミアンラプソディは、普段はライブではやらない曲で、それをわざわざ一曲目に持ってきたのは作戦だった。
当日の映像が何度も流れてましたが、なんとダイアナ妃とチャールズ皇太子も臨席していたんですね。時に1985年。
更にショッキングな事実なんですが、実はライブエイドには当初クイーンは呼ばれない予定だったそう。それはこの運動の呼びかけ人、ボブ・ゲルドフが、クイーンを嫌いだったから(笑)。この人、ブームタウン・ラッツのボーカルだったんですね。世代としてはニューウェイブなので、クイーンのような旧世代バンドを敵視していた。ところが、プロモーターが呼ぼうと提案し、それを渋々入れたらしい。
当日、会場で演奏を聞いて驚嘆したと、ゲルドフ本人の弁。
最後にボヘミアンラプソディについて。歌詞の意味が色々考察されているが、フレディとデビュー時から親交のある音楽ライター氏の話では、皆考え過ぎとのこと。単に新聞で殺人事件の記事を見てそれで着想を得たんじゃないか、という。
同じ質問をロジャーにすると、「ファ(ピー)」というお答えで、インタビュー会場は大爆笑(NHKもノリノリでピー音入れるなよw)。もう数え切れないくらい聞かれて答えたくないらしいです。
ブライアンは、色々な解釈ができると思うが、バンドとしてはこうという決め付けはしない、という優等生的回答。
いやー、面白い番組でした。ブライアン・メイは、当時のインタビューも流れていましたが、語り口が今と全く同じ。とても論理的で立て板に水と喋る人で、ザ・理系ですね。博士号を取る予兆は当時からあったわけだ。(今はれっきとした天文学者でもあるので)
逆にロジャーは、考えながら短く本質的な言葉を毎回捜している感じ、正にザ・ミュージシャン。
ブライアンの言葉で、僕らは何も名曲を作ろうとしていたわけじゃない、その時どきで(悩みながら)ベストを尽くしてきただけだ、というのが重かった。ハッとさせられましたよ。
スロー&ビューティフル! ウェービィ70sダンスビート
Amazon | Apple | Youtube | Spotify | 他主要サイトで配信中
#ディスコ #ダンス #70s #チルアウト
モジュラーシンセを取り入れて音楽制作していますが、音は存在感満点で、従来のデジタル/ソフトシンセとはかなり雰囲気が変わりますね。もちろん使う方も意識して使っているからブラシーボ効果もあるんでしょうが、いまの時代、モジュラーにはやっぱり“マジック”があると思う。
原始的ともいえる構造でパッチングしないと音が出ない、しかもモノフォニック(単音)という、シンセの原点にあった楽器は、ご承知のようにその後の歴史の中で埋もれ、打ち捨てられていったわけです。ポリフォニック化、音色メモリの導入などで、どんどん便利になり「キーボード」化するシンセ。その後完全デジタル化され、ますます利便性は高まっていく。
そのうち、パソコンの高性能化でハードさえ捨ててソフトシンセが隆盛を極める。ただ、その発展の中で、こう言ってはなんだけど「楽器性」みたいなものはどんどん希薄になり、(悪い意味で)「道具」になり下がっていたんじゃないか。
ソフトシンセはそりゃ便利だよ、プリセットも使い切れないほどあるし、どんな音色パッチも記録しておけるし、処理容量の許す限り何本でも立ち上げられる。でも、つい出来のいいプリセットばかり使ってしまい、世界中でシンセの音色・質感が均一化してしまったんじゃないか。本来音作りの幅はソフトシンセの方が広いはずなのに、モジュラーの音が今は個性的に感じられる(自分で作るしかないんだし)。
シンセの原点、原始時代のシンセが、最も濃厚に楽器性を持っていた、というか楽器そのものだった、というのは面白いところだと思います。
(シンセ発展史の中で、一度moogなんて潰れていますからね。他にもアナログシンセを作っていたメーカーが姿を消している、また復活したりしてるが)
一周、どころか2周3周して、またモジュラー(アナログシンセ)が面白い時代が到来していると思います。
まあ色々書いたが実用(制作)に使うには、やはり難しい面もあるから、誰にでも勧められるわけじゃないが。
スロー&ビューティフル! ウェービィ70sダンスビート
Ladder Steps (feat.rina) / Brick Geist
http://dewridge-records.official.jp/artists/brickgeist.html#025
#ディスコ #ダンス #70s #チルアウト
最近、またハンダゴテを握ったりしているんですが、まだ電子工作はリハビリ段階。
で、部品やらキットやら、ネットのウィンドウショッピングが楽しくて、道具類の進化に驚いたり、こんな高機能モジュールがこんな値段で……なんて止まらなくなる。
そんな流れで、前々から構想していた、ある楽器の構築計画が実現できないか調査してた。その名もカセットロン……メロトロンのカセットテープ版、といえば分かって貰えるかと。
メロトロンという楽器が’60年代・’70年代に、欧米のバンドを中心に非常によく使われていたんですね。ビートルズも使ってたし、富田勲先生も多用してた。いわばアナログサンプラーで、見た目はオルガンだがなんと鍵盤の数だけテープ再生装置を内蔵して、鍵盤を押すと最長9秒間その音(音程)を再生する。かなりクレージーな代物です。
これをカセットで代用できないかという話。
実は2500円程度で、再生専用のカセットプレイヤーがアマゾンで売られています。少なくとも2オクターブは欲しいので、そうなると25台(2oct+1)、62500円。鍵盤はMIDIキーボードで代用し、MIDI信号はArduinoかラズパイ(マイコン基板)で受けて、カセットを駆動する。
第一案では、ソレノイドを制御して、カセットのプレイスイッチやストップスイッチを押す形態。ソレノイド500円として、500x2x25=25000円。更に調べると、ソレノイド駆動回路も要るらしい。大掛かりになり過ぎだし、メカ工作的な難易度も高い。(巻き戻しも問題)
第二案は、カセットを回しっぱなしにして、MIDI信号が来たらその鍵盤の音を流すようにする。これだと電子回路だけで済む。ただピアノのようなアタックのある音はダメで、ストリングスやコーラスのような持続音のみってことになる。これならいけそう。
ただ、よくよく考えてみれば、2オクターブ分の楽音テープを用意するのは大変だし、当然ピッチもカセットでは狂うから、ここまで費用を掛けて稼動したらガラクタだった、という可能性も非常に高い(w)。
で、今のところ構想だけにしているんですが。誰かお暇な方やってみませんか。Youtubeでちょっと調べたが、流石にここまでバカげた(いい意味で)ことは試みられていないようだ。ただ発想は単純だから、きっと世界のどこかで作った人がいるんじゃないかと思っている。
実は、テープのローファイ感が欲しいだけなら、もっと単純な方法はある。それはトラックを一旦テープに落としてそれをまたDAWに読み込むってことだけど、これを応用してKontaktに食わせれば、それでサンプリング音源になってしまう。音程ごとに本当に書き出し・読み込みすれば、かなりリアルな「カセットロン」になるでしょう。実用上は、こっちが妥当かと思う。
(音源にも、よくテープストリングスって名前の音色があるが、あれは正にこういう形態を模したものでしょう)
追記 サンプリング音源で良ければ、メロトロンのは結構ありますね。
自分大好きな彼氏に悩んでいます……。Mayumi、待望の第2弾シングルは、令和のシンセムード歌謡
ナル男くんエレジー / Mayumi
http://dewridge-records.official.jp/artists/mayumi.html#024
#ムード歌謡 #歌謡曲 #昭和 #演歌 #シンセポップ