カテゴリー: 音楽一般

貴重なインタビューご紹介

 何かの用で検索していたら、「13歳からのハローワーク」というサイトに冨田勲さんのインタビューが載っているのを発見。このサイト自体、もちろん怪しいものではなく、村上龍さんの同名書籍にヒントを得て、ご本人公認で運営されている、学生向けの職業探求(啓蒙)サイトらしいです。
 そういう系統の場所なので、作曲家とはどういう職業なのかを体験談をまじえて述べておられるようで、貴重なインタビューといえそう。結構長めですがスラスラ読めるので、皆様も是非。

著名人インタビュー この人に聞きたい!
冨田勲さん[音楽家]
https://www.13hw.com/interview/07_01.html

 他にも色々な著名人がインタビューされているのですが、作曲家としてはもうお一人、三枝成彰さんも答えておられます。実は冨田勲さんとは正反対のことを述べておられる箇所もあるのですが、これは深慮があって、どちらも本当だと思えます。

著名人インタビュー この人に聞きたい!
三枝成彰さん[作曲家]
https://www.13hw.com/interview/19_01.html

 いずれにしても他では読めない、かなりざっくばらんで本音の話、読み応えあります。特に業界関係者の皆様は読まれた方が良いと思います。

「ブルース・ブラザース」の再発見

 名作音楽コメディ映画「ブルース・ブラザース」(1980年)、最近またガッツリ見直しました。ブラックミュージック界のスターたちのパフォーマンスも素晴らしい映画ですが、意外な発見。
 なんと、作中に主人公たちを付け狙う悪役として、ネオナチが登場していたんですね、すっかり忘れていた。当時は完全な出オチのギャグキャラでしたが、今は全く同じ主張をする政治勢力がアメリカで現実の脅威として台頭しているんだから、時代は変わったというか、明らかに民主主義の劣化が進んでいるんだなあと。当時は思ってもみなかったことでしょう(トランプを見ても、現実の”ギャグ”化=リアリティショー化が進んでいる)。

 あと、ブルース・ブラザースのバックバンド、もちろん劇中で音はアテフリですが(存在しないバリトンサックスが聞こえたりねw)、それにしてはかっちり動きが合っているし、どうしてだろうと思って調べたら、スティーブ・クロッパーを始め本物の著名ミュージシャンが演じていた。ちなみに食堂で妻役のアレサ・フランクリンに突き飛ばされているギター弾きマットは、マット・マーフィで、この人も本当にブルースギタリスト。

 そして、教会の牧師に扮したジェームス・ブラウンの大迫力の説教&ライブシーン。これは本当の生収録で、撮影時に音楽も一発録りだったとのこと。流石! バックの聖歌隊にやけに目立つ女性がいるな、と思ったら、チャカ・カーンだった(笑)。

(さすがにブルースブラザースに仕事を横取りされるカントリーバンドの人達は役者さんだよな……)

 ラスト前にスティーブン・スピルバーグがチョイ役で出ていたり、なかなかに配役も面白い映画です。

(あと、主演の一人、ダン・エイクロイドは元々R&Bやブルースに造詣が深く、ブルースハープも弾くとのこと)

迫力のサンダーバード・マーチ

「謎の円盤UFO」のテーマを演奏する海外市民オケのイマイチな動画を見ていたら、「サンダーバード」のテーマを演奏する日本の市民オケの完璧な動画が出てきた。

広上淳一指揮 東京ガーデン・オーケストラ / サンダーバード・マーチ
https://youtu.be/BZ6vLfgCVAU

 フルオケじゃなくてチャンバーオーストラなので、人数が少ない分フレージングがキビキビしていてリズミカルで素晴らしいと思えます。特筆すべきは向かって左の方を見てもらうとわかるけと、大きな図体の楽器が2台並んでいますが、これグランドハープなんですね。(普通はフルオケでも1台)これでツインでグリッサンド(シャラララ……ってやつね)をやってますが凄い迫力! ちょっと編成を変更するだけで非常に効果的になった例といえそう。
 この動画、固定アングルなので、楽曲のどの位置でどの楽器が鳴っているか一目瞭然で、オーケストレーションの参考にもなります。例えば音楽マニアが見ても面白いと思います。

 こうしてみると、やはりオーケストラは全体で一個の楽器にみえますね、少なくとも作曲家からは。昔は電気・電子楽器やPAもなかったし、大きな会場である程度のボリュームの音楽を演奏させたかったら、オーケストラに頼るしかなかった。そんな中で音響的にも優れた楽器編成が先人たちによって練られていったのだと思います。

歌うシリア・ポールさん

 Youtube見てたらおススメにすごい映像が出てきた。僕ら世代だと若い頃はオーディオブームで、しかもFMエアチェックが流行ってた。今時死語だが、昔はネットもレンタルもないから、FMラジオから流れる曲をラジカセやコンポでカセットテープに録音して、皆楽しんでいた。FM番組を紹介するためだけの雑誌すら3-4誌も出ていたくらい。

 で、洋楽好きだと皆聞いていた番組が、土曜14時からの……もうわかる人いますね?(笑) 「ダイヤトーン・ポップスベストテン」で、毎週ベストテン形式で洋楽が掛かってました。書いてて今ただひたすら懐かしい、随分音楽体験の上でお世話になった。そのDJをしていたのが、シリア・ポールというハーフの女性パーソナリティでした。チャーミングな声の、今にして思えば英語も日本語も噛まない、非常に喋り技術も優れた人でした。ラジオパーソナリティなので基本声だけだけど、何かの雑誌に写真が載っていて、声のイメージそのままのチャーミングで(小柄な)人で、学生の自分はおおーと思ってましたよ。おい前置きが長いな。

 そのシリア・ポールさんが、なんとあの大滝詠一さんとデュエットしている映像が出てきたんだよ。これが驚かずにいられようか。どうも渋谷公会堂らしいけど、70年代のナイアガラレーベル関連のライブのようだ。まあ聞いてみて下さいよ。

https://youtu.be/930dE5c8rMw

 もういっちょ、曲はあの「夢で逢えたら」ですよ。

https://youtu.be/dvLJ-6FuIHY

 ほら、どうですか? こんなに歌が上手かったのか、ってこれもうパーソナリティの余技とかじゃなく本業の歌手だよ。それもそのはず、我ながら無知で恥ずかしいが、シリアポールさんはなんとナイアガラで歌を吹き込んでいたんですね。この「夢で~」をはじめ数曲。昔みたプロフィールにはそんなこと書かれてなかったが、世間的にも知られてなかったのかどうなのか。
 もうこりゃ生きてて良かったレベルのお宝映像っすわ。いやーYoutubeのおススメは侮れない。

ネットラジオ配信6/11

ヒカリ真王子さんがゲスト出演しているネットラジオ第4回が配信になっています。
当方で制作させて頂いた「翼の王国」という曲もOPとEDで流れています。
今回で最終回。(☆恒例のこぼれ話は…なんと!?)

2021/06/11【美遊空間】【第180回収録】ちよ媛の、あなたのそばに・・・居させてください【カテキンボイス ヒカリ真王子さん『うたうタクシードライバー』第四話】
https://honmaru-radio.com/biyuukuukan_mainichi0180/

The old vinyl I’ve listened

“ALL AROUND THE TOWN” live recording album, it’s a milestone of Fusion Jazz ’80s. Many people listened and enjoyed it in Japan, too.

In “Angela”, we can hear beautiful intro adlib by “Tin” Rhodes. This play is one of masterpiece for Rhodes players.

However, in the end of intro, we can hear a little strange feeling of sound. Probably this solo would have been cut, if so, it’s regret matter. Why? Who did it? 🙂

Lead electric guitar, played by Hiram Bullock, is really great during a song.

In “We’re All Alone”, all star big band plays dynamic arrangement. This song makes everybody excite, great playing, adlib solo “battle”s are so hot.
But Gary King is really “cool”, his solo has a soul.

I listened this song again, and knew it is more funky than my memory. And Earl Klugh’s rhythm guitar is so great.

I hope this Fusion Jazz brings big wave of music again to the world.

ネットラジオ配信5/14

紹介が遅くなりましたが、ヒカリ真王子さんがゲスト出演しているネットラジオ第3回が配信になっています。
当方で制作させて頂いた「翼の王国」という曲もOPとEDで流れています。
(☆やはり山の神は偉大……と実感できるこぼれ話もあります)

2021/05/14【美遊空間】【第158回収録】ちよ媛の、あなたのそばに・・・居させてください【カテキンボイス ヒカリ真王子さん『うたうタクシードライバー』第三話】
https://honmaru-radio.com/biyuukuukan_mainichi0158/

On Vacation / Till Bronner & Bob James

  This album is much better than I expected. 🙂 I thought it would be Jazz, but in fact it’s AOR/Fusion. It surprised me and brought happiness here.

  Probably nowadays we have to call it as “Smooth Jazz” or like so, but feel much traditional memes of AOR/Fusion. And it would stand near POPs high quality.

  Space, room, empty or interval — I really don’t know how we should call exactly, but there is beautiful “rest” between notes playing by 2 soloists. Probably it can take by only older great players.
  Rich and Relax, Bright and Transparent, fine combination of Trumpet and Piano/Rhodes. Even synthesizers Mr.James playing, made me glad.
(Mr.H.Mason takes good backing play in calm mood)

  When I found extra-grade arrangement during album, after seeing a booklet, knew Mr.James did it. (It is same experience when hearing Karen Carpenter’s solo album) This is really a magic, in the future I’d like to understand the secret, I wish.

  Meanwhile, Were these vacation photos taken in Sicily Italy? I found 2 god fathers. Oh, you? 🙂

  “On Vacation” must be heard by good listeners more! Excellent album.