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ブログ記事読み上げ

 突然思い立って、ブログの記事を読み上げソフトで音声化してみた。
 使用したのは「音読さん」です。

 無調整なのに、結構いいところまでいっている。「ははーん」を「わはーん」と読んでいるのと、固有名詞の発音が多少おかしい他は、充分聞き取れるし実用になると思った。
(エンジン非公開らしいので分からないが、生成AI的な技術が使われているっぽい)

Dew Ridge Recordsアップデート

 一昨日くらいから、このサイトやDew Ridge Recordsのサイトに手を入れていました。
 特にこれまでレーベルサイトは、従来のレコードレーベルのイメージで構成していたんだけど、ネットドメインということを意識して、一覧性を高めました。
 またこのサイトとレーベルサイトも別々でなく、組み合わせて有機的にマッシュアップしていきます。
(実は同じサーバーレンタル会社のサービス上で稼動してる)

 まだ試行錯誤中だけど、せっかくある楽曲カタログを見ていただけるようにと工夫を重ねたいと。

 とりあえず、公開しているフリーBGMのプレイリストを作ってみた。

 右上の「1/10」というアイコンをクリックすると、登録曲リストが表示されます。Youtubeのリストはちょっとわかりにくい。

 今後このリストも増えていくので、その辺りもどうしたら使いやすいか検討課題。
(ウチはJASRAC全信託なので、楽曲本体は包括契約のあるYoutubeやニコ動に置くしかない)

12月の雑記

 TikTokの再生数、早くも頭打ち。合計30000回前で足踏みしてる。ここの場合、どうもアルゴリズム(AI)の采配で表示回数がほぼ決まるっぽい。当然、ユーザーのことも把握していて、この視聴者にはこの動画……なんて割り当ても行うでしょう。今のところ上限があるっぽい。それ以上はハッシュタグから来た人か、外部から誘導された人が回す感じ。当然ながら、公式プロモーションプランもあって、要は課金すると回数増やすよ、ってこと。なかなか商売上手。

 実家の小さな庭の生垣が、前方と上方に育ちすぎて見苦しい&枯れ葉が落ちて面倒なので、上部30cmくらいを強制的にハンディチェーンソーでカットしてる。種類はツゲだと思うけど、上部は他の蔓っぽい植物に結構乗っかられ、かなり枯れかけてた。それでガンガン前方へ枝を伸ばしてたらしい。蔓類は本当にやっかい。枯れたあとも落ちずに絡まったままだから、下の植物も巻き添えを食う。植物も生存競争大変だが、こいつらだけは剪定していかないと。(他の庭木でも同じ状態のがある)

 なんと、最近の音楽ライブ配信の流れに乗って、ライブ映像詐欺ってのがあるそうですね。人気バンドのライブがある日、本当は生配信してないのに、配信中と偽ってカード番号を入力させる。確かにこれはファンだったら騙されやすいかも。どの会社が配信してるかなんて、普通は確認しないものね。公式のやつでも事務所やレーベルと別会社がやってたりするし。ということで皆様もお気をつけて。来年もどうぞよろしくお願いします。

TikTok再生数20000回突破

 Dew Ridge Recordsの楽曲を使ったTikTok動画の合計再生数が、20000回を突破しました。

 TikTokは作りこんだ長尺動画より短い動画(いわゆるネタ動画)の方がウケる傾向が強いですね。このあたりYoutubeとは文化の違いが明確で面白い。

 実は1年位前に覗いていたら、ディズニーアニメの無断転載がやたら多くて、こんな著作権意識のない場所には怖くて参入できないと思ってました。ただ最近ようやくそういうのも見かけなくなって治安が良くなった印象。
 動画投稿時に一応は著作権チェック機能があってONにできるようです(とはいえチェックが超高速なので、信用できるかは不明)。

 ディストリビューター経由の商業配信BGMなので、一応は支払いがありますが、読者諸兄の予想通り、これでもチロルチョコ1個(23円)分にもなりません。消費税も無理だと思う。そんなにうまい話はないのです。

 ただ楽曲を広める手段と割り切れば、これはなかなかの拡散力。まだ試行錯誤の途中ですが、大バズリは無理でも中小ヒットくらいはコンスタントに打てるように、着実に動画投下していきたいと思います。

Youtubeチャンネル再整備

 放置気味だったDew Ridge RecordsのYoutubeチャンネルに、ここ数日手を入れてました。
 知らない間に、Youtubeのクリエイター機能はかなり拡充されていたんですね。「コミュニティ」という、実態はインフォメーションエリアみたいなやつもチャンネルに勝手にオープンしてた。またショート動画も一緒に表示できるようなった。

 また、「Youtube Music」(サブスク楽曲配信)の動画も、再生リストで指せるようだったので、アーティストごとにリスト化した。
 これでリリース中の全楽曲を聞けるようになりました。

 Youtubeは配信報酬カットとか、色々ネガティブなニュースが最近多いですが、無料の宣伝媒体としてみると、やはり非常に魅力的なサービス。なんのかんの言ってやっぱりグーグルは凄い。

 考えたらIDなしで聞けるんだし、広告こそ入るけど、これならYoutubeチャンネルをメインの基地にしてもいいくらい。
 Spotifyなんて、IDなしでは1分しか聞けないし、再生1000回/年以下の曲には金を払わんとか言い始めているほどです。

 SNSやらサービスもいろいろありますが、特性に合わせて展開していくべきなんでしょうね。特にウチのように小さなレーベルは。(だから、インスタはジャケット置き場になっている。本当は動画にも対応しているが)

 Dew Ridge Records公式サイトは楽曲毎にウィジェットで各配信サイトへリンク張ってますが、必ずしもあれがベストの「見せ方」ではないのかもしれません。Youtubeのが一番シンプルで見晴らしが良い。

 そのあたりも、随時改良していく予定。

大手SNSで楽曲利用可能

 以下のSNSで、動画・写真の投稿時、Dew Ridge Recordsからリリース中の全音源をBGMとして、公式アプリから簡単に使用できます。

Tiktok
Facebook
Instagram

 曲名+アーティスト名で検索して下さい。
 例:「イチャ・チャ rina」

 詳しくは各SNSのヘルプをご覧下さい。もちろん無料です。
 特にTiktokは、楽曲のワンフレーズだけ、という利用も可能です。

11月の雑記

 「マトリックス レザレクションズ」見た。ネオとトリニティの軽い再会パーティって感じ? 三部作の最後で二人は明確に死んでいるわけで、もし強引に続編を作るならこうなるかってストーリーでした。それよりネオがもうジョン・ウィックにしか見えないなあ。というか髪型といい雰囲気といい、本邦の名優・役所広司さんにソックリ。たまに入れ替わっていてもわからないんじゃないか(w)。3部作を汚すような出来ではないので結構おススメ。

 ドラマ版「パリピ孔明」見てる。TVerであやうく追いついて今の最新が8話。アニメの最後が5話までで、既に延長戦に入ってる。まさかリアルで孔明の衣装が似合う人がいるとは。配役が凄いです、やり過ぎ感やあざとさもなく、実際に音楽活動している俳優や本物のミュージシャンもいるんで、説得力が段違い。アニメだと音楽制作はavexでクラブミュージック色濃い目だったが、こちらはSMEで洋楽/JPOPな感じになっている。曲は全て別物になっています。

 インボイス制度始まりましたが、ウチはまだ税務署から通知が来ない。本業の方は結構関係してくるんだけど、もう弥生に全て委ねるしかない。来年の確定申告がどうなるか、かなり不安です。ウチなんかは個人商店だからまだしも、これが普通の会社になると作業量は莫大なものになると思われます。来年から電子帳簿保存法も始まるし、なんだか税務関係は電子化して却って色んなことが複雑化している印象。

雑記シリーズ

 とにかく実家の庭木が、この季節を迎えて大爆発状態。ジャングルなのは昔からなのであきらめてるが、下手すると道路へ枝が出たり隣家を侵食する状態。日々の手入れが欠かせないが全然追いついてない。しかも家の裏に回ったら、竹が6本生えていた。3本は見えていたが2倍とは恐れ入る。先月は生えてなかったのにこの生命力。幸いまだ人の背丈くらいで、柔らかいから下の方で簡単に折れる。竹はすぐ2階の屋根の高さになるから油断できない。植物パワーはほんと無敵です。

 インボイス制度、いよいよ実施が迫ってきましたが、やよいで帳簿作業していたら、バージョンアップで機能が追加されていた。うちは課税業者ですが、それでも日々の入力業務がアプリを使っても思いのほか面倒になりそう。本当にお上は庶民を苦しめることしかしない。免税業者、つまり小規模自営業者が、いわゆる益税を得られなくなるので、世間ではインボイスを歓迎する声もありますが、あれは元々煩雑になる消費税関連業務をお願いする代わりに……というバーターだったはず。益税無関係の課税業者・大企業等もかなり業務に影響を受けます。
 複数税率もあってどんどん複雑になってる。穿った見方をすればややこしくしてお役人の利権を確保したい、また増税をわかりにくくしたいって意図も見える。どうなってんでしょうね。

 ワイドショーで見ましたが、円安で韓国からの観光客が増えているという話題で、韓国ヤングが大喜びで渋谷でJ-POPのCDを買っているらしい。インタビューで、K-POPと違いメロディアスだったり、バンドサウンドが聞けるのが良いという話。やっぱり音楽は多様性が大切ですね。日本では出羽守が欧米では~韓国では~と全部真似すればうまくいくと相変わらず叫んでますが、連中は音楽のことを1mmも愛していないでしょう。まともな音楽ライターや評論家諸氏でそんなことを言っている人は一人もいない。あれは数字だけを見てるマーケッターなんで。やっぱりグッズとしてCDは非常に優秀なんですね。配信で聞いて気に入ったらCDでアーティストに還元する。これは非常に良いエコシステムだと思います。

KENDRIXから著作権登録

 以前ここで書いたKENDRIXで、JASRACへの著作権登録が直接できるようになったので、やってみた。ブロックチェーンに楽曲ファイル情報を登録できるサイトね。
 まず前段階として、KENDRIXにIDを持っていないといけないのですが、これは誰でも無料登録できます。というか、ブロックチェーンへの楽曲登録そのものが無料できる(大サービスですね)。

 ただ、ここからJASRACに著作権登録しようとすると、JASRACとあらかじめ信託契約していないといけません。自分のときは印鑑証明や戸籍謄本が必要だったが、今後マイナンバーカードでもできるようにする計画があるらしい。JASRACも急ピッチでDX進行中。要はちゃんとどこの誰か曲を書いたのか証明できないといけない。

 ちょっと脱線したが、ここからはKENDRIXのIDを、ベーシックからビジネス+へと変更する手続きが必要です。

 申請そのものはオンラインでできるが、やはり確認は厳重で、登録した住所に郵便が届きます。そこに記載されたパスワードをサイトで入力すると、ようやくビジネス+に昇格。自分のときは届くまでに1~2週間掛かったと思った。

 ここから簡単で、KENDRIXに楽曲ファイルをmp3かWAVで登録して、そこから著作権登録申請に進むだけ。入力項目は、通常のJASRAC本体からする時と同じです。
 ただ、こちらは楽譜や歌詞は登録しなくて済む、っていうか登録する項目はありません。楽曲ファイルそのもので代用してるんですね。
 現代の曲は譜面に書くのも難しいことが多々あるから、この方が便利でしょう、って利便性を提供しているんだと思います。

 登録ファイルですが、一応リリース用の完成音源が推奨されているが、ミックスが終ってない等の場合は、デモ音源でも良いようです。ただ、流石にアレンジ等全て完成したものでないとマズいと思う。
 デモ音源で著作権登録して、あとから完成音源をそこにぶら下げることも可能なので心配はいりません。

 登録したら自動で著作権登録されるのではなく、JASRAC側で通常の場合と同様、人力のチェックがあります。その後、めでたく著作権登録が完了したらJ-WIDに載ります。

 KENDRIXから著作権登録できるのは、作詞・作曲のみで編曲は対応していません。実は編曲で著作権登録するのは元から難しい。編曲審査委員会というところで審査があるんですね。高度な編曲作品でないと無理ってことです。例えば冨田勲「惑星」は編曲で登録されています。

 まだ機能が実装されていくようなので、面白いサービスが追加されたら報告します。

トランスの神秘

 秋月電子通商のサイトをつらつら見ていたら、目に入ったのがトランスを使ったインピーダンス変換キット。ヘッドフォン出力をライン入力に(無理なく)接続するためのものですが、なんとこれパッシブ(無電源作動)なんです。
 トランスを使ったマジックですね、電気的に絶縁された二つのラインが電磁誘導で繋がってしまう。ファラデーの法則ですな。
 このキット、部品といってもトランス2個とミニステレオジャック端子2個だけ、あと専用基板が用意されていて、組み立て簡単で電子工作リハビリにちょうどいいかと、早速注文して作ってみた。完成したのがこんな感じ↓

 これでもちゃんとステレオ対応なのが良い。
 トランスといえば音楽業界ではNeveが有名ですが、ちょっと期待したのは事実です。まあNeveというかNeyoみたいな(ゴメンこれが言いたかった)。良音化は無理でもサチュレーターにはなるんじゃないか。

 そんなに都合よく変わるわけが……と思って弊社のマスターデータで試してみたら、これがびっくり。物凄く独特の質感が現れました。粒子が粗い…というか、ところどころ歯抜けになった、音の周辺部がすすけていく感じ。プラグインでは聞いたことがない変化です。なかなか上品な効き方で味わいがある。
 モジュラーシンセのVCO出力をぶち込んだら、若干バンドパスフィルターが掛かったような音になりました。たぶん信号レベルも関係するんだろうが、トランスの周波数特性の影響でしょう。
 先日のカセットに続いて、個別トラックに掛けたら面白い感じになる秘密兵器をまた発見した感じです。

 今回は、サチュレーション効果を狙ったので、中国製トランスのキットだったんですね。秋月にはサンスイ製のトランスを使ったキットも売ってるのですが、こちらは高音質だそうで、こうなるとそっちも興味が出てきた。
 前者が牛丼大盛1杯分、後者はシングルCD1枚分のお値段。半田ごてを握ったことのある人ならすぐ作れるので、ご興味の向きはいかが。この価格でこの効果は業界激震だ。Neveが経営危機に。そんなことはありません。

(ギターエフェクターのような劇的な効き方はしませんのでご注意を。あくまでミキシング用のプロセッサ・モジュールの部類です)

 蛇足ながら、トランスはなんだか夢があるよね。アナログ部品なので厳密には一個一個音が違う。いつか古い機器からトランス外して、トランスボックスも作ってみたい。