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Zoomやってみた

 遅まきながらのZoom。といっても、日本の音楽・録音機器メーカーではなく、みんなが知ってる会議ソフトのZoomのほう。(そういえばZoomが大ブレイクしたときに、日本のZoom株が上がったりサポートに電話が殺到したり、といったことがあったそう)
 音楽以外のほうの仕事で、Zoomを使う必要が出てきて、おっかなびっくりで試してみた。まずはZoomのサイトを見て、簡単に仕組みを確認。アカウントを作るのが望ましいが、チョイ利用ならゲスト的に利用できるらしい。
 なんせ初利用だから、いきなり本番で失敗したら怖い。テスト環境はないのかと思ったら、ちゃんとテスト会議ができるんですね。ひとりきりの会議ね。
 かなり前に買っておいたロジクールのWebカメラをPCに挿して、ディスプレイの上に置いて、テスト会議開始。
 すると、ディスプレイにちゃんとオレが映っとるわ(名古屋弁)。なんか笑えました。思ったより鮮明だな。画像と目線がなかなか合わないですね。カメラ目線になると自分の画像が見えないし。こんなもんか。

 これは簡単でいいツールだと思った。専用ソフト(無料)だともっと高速らしいが、どうせ一時利用だからWebから会議テスト。
 本番だと会議室に入るのにパスワードがいるらしい。
 まだ音の方を確認してないから、そっちもやってみる予定。

(本日、音も確認したら、Web版では出ていなかったことが判明。結局アプリをインストールして、無事音の確認も終わりました。音がトラブった時のために文字でのチャット機能もあるし、これは良くできているな)

雑記シリーズ

 先日の地味なメルカリ障害。いつもPCから使っているんだが、いきなりメアドとパスワードでログインできなくなった。念のためパスワードの再発行を試すも、新しいパスもダメ。PCログインでもSMSでの認証を求められますが、そもそもそこまでたどり着かない。こんな時はSNSを検索すると良い。この時も一部でネットワーク障害が出てるというメッセージが見つかり、東大なんかも不調だったらしい。念のためメルカリのサポートに連絡したが、ほぼ役立たず。翌日何事もなかったかのようにログインできた(汗)。うーんプロバイダーのせいなのか、どうなのか…。

 雨降りの日、実家の庭にカタツムリが出現。それも一匹や二匹ではない。一挙に20匹くらい(実話)。小さな個体が多い、たぶんまだ生まれたばかり。庭の横がコンクリなので濡れているとここに出てくる。コンクリ溶かして殻の原料にしてるんだろう。しかしいきなり大発生の不思議、せいぜい同時には毎年5~6匹なのに。晴れの日は落ち葉の裏や柔らかい地面に潜んでいるんですね。天敵は野鳥でしょう。よくもまあこの小さな庭にこれだけ住み着いているものだと感心。

 音楽制作ソフトの世界では、ロシアのディベロッパーもなかなか存在感があるのですが、プーチンの起こした戦争のせいで、非常に不安。まさかこんな市場規模の小さい世界で、ないとは思うが、メーカーが諜報機関に強制されて、ウイルスやらスパイウェア、あるいはサイバー攻撃の踏み台を仕込んでくる可能性もゼロじゃない。実際セキュリティ関係のカスペルスキーはアメリカで排除命令が出ましたね。間違った指導者を選んでしまうといかに大惨事が起こるか。現在進行形で証明されています。一刻も早く戦争が終って平和が訪れて欲しい。

4月の雑記

 今年の自分の花粉症の症状は、例年に比べるとちょっと楽。しかしそろそろ認めざるを得ないが、スギ花粉だけでなくヒノキ花粉にも反応するようになってしまった。これは結構辛い。この時期はもともとマスクが手放せないが、コロナのせいで外出時はマスクが必携ですね。そういえばコロナ当初のマスク争奪騒動ってなんだったのか。トイレットペーパーまでなくなってたものな(w)。そろそろ飲み薬が認可されるそうで、だんだんインフルエンザのような扱いになっていくんでしょうか。

 米中貿易戦争、コロナ、そして戦争まで始まって、そのせいでグローバリズムを支えてきた国際物流が、今メタメタになっているんですね。一番判りやすいのは半導体で、世界中が欲しい時に一番安いところから買えばいい……ってやってたら、物流崩壊、受注集中で、慢性半導体不足になってトヨタの工場が度々止まっている。バカバカしいというかなんというか……。世界中がカンバン方式でやっちゃったんだな。あれって平たくいえば綱渡りですからね。綱が切れたらどうなるか。

 サンプリング音源の大手デベロッパー、米国のSoundiron。春のバーゲンをやっていたので、狙っていた音源をどこで買おうか散々迷っていた。今円高で1ドル121円なんですね。それで本家で買ってもあんまり割安感はない。楽天にも狙っていた音源が宮地楽器が出していたが、これがなぜか通常価格。けしからんバーゲンしないのか……と思っていたら、無事1週間遅れのバーゲンが始まった。ここで買うとCYRIPTONのSONICWIREから登録の処理するんですね。最後のシリアル入力は、なんとNIのNativeAccessから。ややこしい。
 今回、Soundironが、音源のデモ曲をAmazon Musicでサブスク配信しているのを発見してウケてました。なんでやねん。

「春と修羅」の意外な発見

 今回は音楽じゃない話。

 国会図書館のサイトで蔵書をスキャンしたものが見られるのですが、その中に宮澤賢治の「春と修羅」もありました。賢治の生前発表された唯一の詩集ですが、これの貴重な現物が見られるのだからとても良い仕組みです。
 これを見てて気付きましたが、初期の賢治作品の中でも非常に重要な意味を持つ詩、「冬と銀河ステーション」は詩集の一番最後にありました。「春と修羅」は何度も読んでいるのに、意外と気付いてなかった。

 この詩は、ご存知の方も多いでしょうが、後の「銀河鉄道の夜」につながるイメージがふんだんに盛り込まれ、ほぼ間違いなく名作童話の誕生につながるきっかけになったと思われます。科学用語も散りばめられ、賢治以外には絶対書けない世界が現出しています。

 そして気付いたのですが、「冬と~」は「春と修羅・序」と明らかに対になっているんですね。最初と最後で、呼応しあうような関係になっている。あの「序」も賢治以外には書けない非常に新しい表現だったので、これは両方とも賢治は相当の自信があったのではないかと。
 自分も大好きな詩なので、これに気がついた時は嬉しかった。
(ちなみ、序のあと詩集の本編冒頭にくるのが「屈折率」)

 当時世間的な注目はほぼ浴びなかったものの、草野心平が一読して驚いてすぐ同人誌に誘い、中原中也に至っては心酔して座右の書にした詩集なので、たぶん二人とも序と冬と~には、大きな価値を見出していたのではないでしょうか。

 賢治は、作品そのものも凄いが、詩集の構成力にも並々ならぬものがあったといえそうです。
(編集者がいたわけではないので……)

 その他にも、この春と修羅の初版を見ると、当時の印刷とか紙の質感とかがデジタル化されているとはいえ伝わってきて、非常に興味深いものがあります。やはりオリジナルは貴重。お好きな方は是非。

スパイ映画のリアリティ

 アマプラでダニエルクレイグ主演の現007シリーズがあるので時々見ているんですが、もう殺しのライセンスを持ったスパイが他国で大暴れ、ってストーリー自体が流石に荒唐無稽で、成立しない時代になってるんですね。派手にやりすぎて英国スパイの仕業って大抵バレて、作中でも度々外交問題になっている(汗)。それでMI6の00部門は予算縮小だ廃止だのと、国内の委員会で長官が締め上げられる始末。そもそも冷戦時代と違ってイギリススパイが他国でそこまで頑張らないといけない理由もない…。Dクレイグ自体は冷酷な殺し屋っぽくてカッコイイ役者だと思うし、毎回娯楽映画として見所があるので、見て時間損した…とはならないのですが。

 言ってしまえば作中で敵方が大抵世界の情報をハッキングで牛耳るような組織だったりして、諜報戦もアナログなやつは流行らなくなっている。余計な心配だが今後このシリーズどうなるんだろう。もうMI6に居ついた悪霊=ボンドみたいなファンタジーの設定を導入するしかないんちゃうか。ボンドに取り憑かれると人格が豹変して派手に暴れ出すのね。MやQもゴーストだな、でないと予算もこんなことに使えない。(公開中の新作だとボンドは引退しているとか)

 ミッションインポシブルの方も、敵が身内だったり元同業テロリストだったりと、冷戦時代にはなかった感じになってきてるもんね。スパイアクション映画もだんだん成立しない時代になってきました。
(映画を見まくっているわけではないのであまり言えないが、そういえば日本でスパイ映画ってほぼないですね。日本ではリアリティが無さすぎるからか)

 考えたら、世界の情報を牛耳って人々を監視している「悪の組織」って、それGAFAじゃないか。今後の007はアップルやグーグルと戦うことになるのかもね。

ダメなデジタル化

 今回はちょっとITの話題。

 実家の電気代の支払いは振込み用紙でしたが(名古屋なので中部電力)、しばらく前に中電から封書が届いてて、来春くらいから、クレカや口座引き落とし以外は支払いにも手数料加算するよ、という通告だった。今はなんでも値上げ。
 それでネットのカテエネというサイトに登録して、そこから各種手続きをしてくれという話だったので、早速やってみた……というかやろうとしたら、IDの登録が面倒臭いのなんの。

 まずカテエネ登録の前に、TCIDというものを登録しないといけないらしい。そこには住所氏名等はもちろん、電力請求書のお客様番号を書いて……それで発行されるかと思いきや、セキュリティ確保のため、葉書で暗証番号を送るから、それを見て入力しろと(アナログ2段階認証)。これでまず数日待たされるわけです。

 届いた葉書の数字を再びサイトで入力して、さあこれでカテエネにログインできるかと思いきや、なんとカテエネのID発行にもまた封書で暗証番号送るって(w)。これ実話。
 封書で届いた二つ目の暗証入力して、ようやくカテエネにログインできた。
 一体誰がこんなぐちゃぐちゃの設計をしたのか?サイトもイラスト多用してはいるが、根本的に機能がわかりにくい。かなり駄目なWeb屋が作ったんじゃないか(雰囲気、イラスト以外は内製した?)。

 自分みたいなプログラマー上がりでもイライラする出来だから、一般利用者は怒って書類を投げ捨てるんじゃないか。というか確実にサポートのコールセンターは電話殺到してるだろう。
 ダメなデジタル化はいらぬ仕事を増やすよ、って話でした。
(中電も2回暗証を郵送してるわけで、これ全世帯にやったらどえらい金額だろう。もちろんそれは将来の電気料金に……)

12月の雑記

 年の瀬もだんだん押し迫って参りました。サイトの更新時期が来たので、自分の1年を振り返ってみたい。

 2017/12開設のこのサイト、最初はデモ曲の置き場でしたが、だんだんとお仕事をさせて頂くようになり、作曲家・音楽制作者として足場を固めてきました。

 なんといっても今年は7月のJASRACとの信託契約。結構春頃から準備やら事前の勉強、打ち合わせ等で忙しかったです、流石に。信託契約すると権利関係が大きく変わってしまうので、シミュレーションも欠かせませんでした。あともちろん契約に当たっては各種書類や印鑑証明なんかも必要になるので、そのあたりも動き回ってましたね。書類が揃っても審査があるので、それで落ちる可能性もありました。最低限音楽著作権について普段から理解・遵守していないと無理なので。(違法コピー万歳みたいな人はまず…というか絶対入れません)
 やはりこれだけの組織なので、加入に当たっては緊張しました。(ほぼ公的機関に準ずる団体と思います、まず所属されている諸先輩方が凄すぎる…。日本/世界の音楽著作権についての有識者会議・提言もバンバン行っている。ABBAのビヨルン氏も欧州代表として先頃シンポにネット参加してたらしい、日本側パネラーは都倉俊一先生)

 その後は、インディーズレーベルDew Ridge Recordsの立ち上げ、怒涛のリリースと、Ai Fields Recordsさんでお仕事させて頂いた作品のリリースなどで、あっという間に12月…。
 とりあえず作曲・制作だけでなく、リリース後にどう「売る」か、というマーケティングの視点も持つに至った1年でした。

 そんなこんなで、あんまり音楽プロジェクトACTiVATEではリリースできなかったので、来年はリベンジしたいと思います。とりあえず1/4にACTiVATEで新曲を出しますので。
 新年になってもガンガンいきますよ。

Paypalの大トラブル

 DTMで制作していると、ブラックフライデーは言うに及ばず、海外ショップのプラグイン&音源バーゲンがたくさんあるし、そんな時は支払いにPaypalを使う機会が多い。最近は国内ショップで買える物も多いが、まだ内外価格差があったりする。Paypalを使うとカード番号をショップに知られることなくカード支払いができるので、大変便利な訳です。銀行に準ずる国際決済機関のイメージですね。

 ところが、先日経験したトラブルが物凄かった。Paypalにあった資金の残高が、朝イチでログインしたらきっぱりゼロになっているんです。すわハッキングされたか、と思ったがどうも様子がおかしい。なんと勝手にWithdraw(払い戻し)されている、しかも自分の銀行口座に……。なんじゃこりゃ?前日操作を誤ったかと思ったが、どう考えても違う。やっぱり誰かに悪戯されたのでは、と心配になって、Paypal日本法人の窓口に電話してみた。
 外国訛りの受付に確認してもらうと、驚いたことにPaypal側が勝手にやりました、と言いやがる(w)。先日の規約変更読んでませんか?あれで当社が自由に払い戻しできるようになったんですよ、とのこと。取り消しもできないというし、そう言われちゃ引っ込むしかないんで、国内の銀行口座への着金を待ってたんですよ。しかしこれが一向に来ない。
 そしたら二日後。ネットメディアでニュースになってました。Paypalがシステムトラブルで一部の顧客の預かり金を勝手に払い戻しましたと。おい(w)。うちにも詫び状メールが来て、払い戻しは結局取り消し、Paypal口座に戻されました。もうしっちゃかめっちゃか。

 年末なのでPaypal側が何らかの理由で資金を持ち越したくない(税金対策?)のか、と思ったら全然違っていた。日本のメガバンクにも似たようなところがあるが、ちょっとこれは酷い。ここもあんまり信頼しない方が良いようです。(流石にこれまでクレカの情報が漏れた、って話は聞かないが……)

 早く国際決済で使えるステーブル電子マネーが出てきて欲しい。MUFG系のやつも実証実験ばっかやってて全然実用化の話が聞こえてこない。

 しかしこういうトラブルは誰かに相談できるわけでもなし、結局自分で解決するしかないようです。最後はお上(金融庁)に泣きつくか。

「これがわが社の黒歴史」ヤマハ編

 数日前夕方にTV付けたらNHKで流れていた番組、これってピアノや楽器類が映っているしヤマハじゃないか、と思ったらやっぱりそうだった(w)。NHK攻めてるなあ、まあこれに出られる企業は現在は絶好調なわけですからね。(今回2回目で、第一弾がバンダイだったらしい)

“総合楽器メーカー”の黒歴史から、今を生き抜くヒントを探る!
神田伯山のこれがわが社の黒歴史
11月23日(火・祝)[総合]後6:05
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=31753

 以下内容ウロ覚えなのでご容赦。

 電子楽器=エレクトーン(TM)の発売後、海外製半導体の品質の悪さに何度も泣かされてきたそう。そこでいっそ内製してしまえと、ヤマハの半導体事業が始まった。半導体技術の第一人者である西澤潤一教授に教えを乞い立ち上げ成功。電子楽器も高度化し、’80年代にはFM音源搭載のデジタルシンセサイザーDX7などのヒットで絶好調。(当ブログ読者なら皆さんご存知、もちろんヤマハ製のカスタムLSIが使われていた)
 このFM音源チップはパソコンにも採用され、特にWindows95旋風からのマイクロソフトとの協業で売れに売れた。楽器も右肩上がりだったが、それを遥かに上回る利益をもたらした。
 ここまで良かった。この時点で半導体事業をヤマハの主軸に据えようとしていたそう(既に少子化で楽器事業は頭打ちだった)。

 そこへ今度はインテルが、自社のパソコンにチップを組み込みたいと言ってきた。そこで800億円掛けて浜松に最新鋭半導体工場を建設したが……。稼動直前になって、インテルが「もう要らん」と。ソフトの高度化でチップがなくても高品質な音が出せるようになったから。
 さあ大変、他のメーカーを当たるも価格面で折り合いが付かず、半導体を供給していたセガなどのゲーム機に掛けたが、プレステとの競争に敗れてこれも駄目。結局工場で何も作るものがないまま、1年後に工場ごと売却。特別損失250億円、リストラ500人というヤマハ最大の危機を招いてしまう……。(インテル詐欺ってる! Intel Insane)

 当時は地獄だったそうですが、ここからどうやって立ち直ったかというと、それは意外な製品がきっかけでした。それは……携帯電話、ガラゲー全盛時代が始まろうとしていたのです。もう皆さんお分かりでしょうが、着メロの需要にFM音源チップがずばり応えられたのです。ある時期のガラゲーは全てFM音源チップ入りといっても過言ではありません。これでV字回復を遂げるのですが、さらに着メロそのものにもヤマハのビジネスが生かせたのですね。これだけで1000億円規模の商売だったらしい。
 この大事件を教訓に、ヤマハはチップの研究設計だけを行い、製造は他社に任せる、いわゆる「ファブレス企業」の走りになりました。また半導体事業は、今はネット回線用ルーター事業に活かされているとか。選択と集中は社是らしいですからね。

 ヤマハの社長がSGギターで「ギュウーン」なんてクランチ系サウンドでコード鳴らしながら登場したり(現社長は楽器プレイヤー)、なかなか楽しい番組でした。たぶん収録場所はヤマハの楽器ショールームだったと思う(笑)。

売れる要素とは何か

 何が売れるのか、どうやったら売れるのか、ネット時代→コロナ禍でますます五里霧中の音楽業界ですが。莫大なプロモーション費を掛けても今はもう「それだけ」では売れないってことは、皆様ご存知の通り。(まあその点は昔も同じだが、現代はいよいよその傾向が強い、ゴリ押しって言われちゃうしね)

 それに関連して、某大手レコード会社関連サイトのコンテンツで読んだ話。(なので、たぶん確度は高い…) 誰でも知っているレベルの、ある著名歌手。その人を担当したディレクターかプロデューサーのインタビューだったのですが、実は中々芽が出ず、デビューまで9社も音楽事務所の所属を断られたとか。それで次ようやく決まったのですが、デビュー曲からすぐ売れて大人気、その後紅白に何度も出場するようになった。
 後年のことを知っていると、これだけ売れる要素があるのに……と思ってしまうのですが、デビュー前はまだ磨かれていなかったかもしれないし、断った事務所もたまたま似たような歌手が所属していたのかもしれない。
 しかし9社断られても、あきらめなかったディレクターと作曲家は偉かったんだなあ、というのが正直な感想(もちろんご本人が一番凄いが)。原石とはいえ実力には絶対の自信があったんでしょうね。
 だから売れる要素を見抜くのは本当に難しいし、それができるのは並大抵の眼力の持ち主では無理、ってことでしょう。(そしてしつこく「営業」し続ける根性、粘り強さも必要)

 これで思い出したけど、ビートルズもデビュー前にイギリスの主だったレコード会社のオーディションを、「全て」落ちていますからね(w)。EMIが最後に合格させた、って話が昔は言われたけど、これは嘘で、なんと最初に受けたのがEMI。2周目で受かったというのだから(笑)、マネージャーにEMI側が忖度した可能性もある。(有力レコードチェーンの責任者だったので←リバプールだけで9店)
 これもビートルズの真価を見抜いていたマネのブライアン・エプスタインが偉かったんだなあ、ということですね。

 どうやったら売れるのか、考え続けて行動し続ける者だけが、答えを知ることができる(あるいは知る権利を得られる)ってこともかもしれません。