ドラマ「万博の太陽」見た

 偶然ワイドショーで番宣を見かけたので、TVerで見ました。橋本環奈主演「万博の太陽」(TV朝日開局65周年ドラマプレミアム)。’70年大阪万博で活躍した女性コンパニオンに光を当てたドラマで、当時の映像なども挟みつつの展開でした。
 ただまあ、内容的には万博開催期間中よりその前日譚がほぼ全てのドラマで、恋あり昭和ギャグありといった感じで、あくまでぬるく、NHKの朝ドラっぽいライトな感じであんまり感想もありません(w)。まあ懐かしいってのはあったが。ハシカンのコンパニオン姿を愛でるという、たぶんそこだけが売りのドラマか。この人、気が強い役が似合うんですね。ご本人も竹を割ったような性格に見えるけど、脚本も「当て書き」なのかもしれません。

 ところで、自分も結構いい歳なので、実は万博は一度だけ親に連れられて行っています。記憶の中では物凄い未来都市のイメージでした、だって動く歩道とかあるんだぜ?(w) ドラマではサンヨーの人間洗濯機が出て実際稼動していましたが(よく残ってたな)、たぶんこの目で見てる。確かに劇中と同じで、外人モデルが中に入ってたはず。
 太陽の塔、本当にどでかくて「なんじゃこりゃー」でしたね。月の石もチラッと見てるな。
 「人類の進歩と調和」というスローガンが、素直に信じられた時代でした。日本はちょうど高度成長期の始まり。AIが文明を滅ぼそうとしている現代からは、何もかもが信じられない話です。
 蛇足ながら、万博会場はCGじゃなく模型で再現していたようです。