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ダメなデジタル化

 今回はちょっとITの話題。

 実家の電気代の支払いは振込み用紙でしたが(名古屋なので中部電力)、しばらく前に中電から封書が届いてて、来春くらいから、クレカや口座引き落とし以外は支払いにも手数料加算するよ、という通告だった。今はなんでも値上げ。
 それでネットのカテエネというサイトに登録して、そこから各種手続きをしてくれという話だったので、早速やってみた……というかやろうとしたら、IDの登録が面倒臭いのなんの。

 まずカテエネ登録の前に、TCIDというものを登録しないといけないらしい。そこには住所氏名等はもちろん、電力請求書のお客様番号を書いて……それで発行されるかと思いきや、セキュリティ確保のため、葉書で暗証番号を送るから、それを見て入力しろと(アナログ2段階認証)。これでまず数日待たされるわけです。

 届いた葉書の数字を再びサイトで入力して、さあこれでカテエネにログインできるかと思いきや、なんとカテエネのID発行にもまた封書で暗証番号送るって(w)。これ実話。
 封書で届いた二つ目の暗証入力して、ようやくカテエネにログインできた。
 一体誰がこんなぐちゃぐちゃの設計をしたのか?サイトもイラスト多用してはいるが、根本的に機能がわかりにくい。かなり駄目なWeb屋が作ったんじゃないか(雰囲気、イラスト以外は内製した?)。

 自分みたいなプログラマー上がりでもイライラする出来だから、一般利用者は怒って書類を投げ捨てるんじゃないか。というか確実にサポートのコールセンターは電話殺到してるだろう。
 ダメなデジタル化はいらぬ仕事を増やすよ、って話でした。
(中電も2回暗証を郵送してるわけで、これ全世帯にやったらどえらい金額だろう。もちろんそれは将来の電気料金に……)

モデルナ初回接種済

 クーポン券が届いたのが今月始めで、某大規模会場にようやく月末の予約が取れて、モデルナ接種したのがつい数日前。これでようやくひと安心だと、その夜は安らかに眠れたのです(かなり心理的に不安だったと判った)。ところがすぐ異物混入騒動……。ロットナンバー違うし、さすがに全てに異物混入はないはずだが、一挙にまた不安になりました(汗)。我らがポンコツ日本政府と霞ヶ関の通常運転か…。
 できれば2回目はファイザー、と思ったらそちらも混入発見されたようで。これだけ短期間に大量生産されたワクチンなので、合理的に考えてこういうこともない訳がないとは思いますが。
 とりあえず混入金属の正体が分からないと心配で仕方ない。なかなか発表されないのはかなりヤバイことになっているのでは…とかね。2回目打ちたくないなあ……とはいっても今の状況では打たないという選択は非常に大きなリスクだし。

 自分の場合は、接種当日も翌日も翌々日も熱やだるさなどはありませんでした。接種も非常に上手い医師の方で、これまでで一番痛くない注射だったくらい。ただ翌日腕の上部が鈍痛に見舞われた。これくらいはインフルエンザのワクチンでもある現象です。
 ただし、接種後の就寝前に、今思えば結構怖い現象があったので記録しておきます。いつも部屋を真っ暗にして寝ているのですが、電灯を消して布団に横になる前、なにかカラフルな光が2回ほど見えた気がしたんです(怖)。さらに目を瞑るともう1回鳶色の光。気のせいだろうと思ってたが、異物混入のことで一挙に震え上がりました。網膜か視神経に直接何か作用したんじゃないか……。ワクチンそのものの接種でこういう現象って聞かないし、異物の作用ではと、気が気でありません。もちろん窓から何か光が差し込んだということも考えられるが、普段はない現象です。
 ヤバイです。…ええと、ファイザー製で5G受信、モデルナはWiFiだっけ? などとだんだん冗談では済まなくなってきてる。その夜以来なにもないが、頼むから気のせいであって欲しい。

 今回、該当ロットに当たってしまった著名人の方が結構いらっしゃるんですね。(どうやら文化庁が斡旋した職域接種で使われたようだ) しかもニュースで見たが、国会の職域でも大当たりで、職員だけでなく議員も結構な数が接種済らしい。さすがにこれでは厚労省も逃げられないと思うが…それが希望といえば希望か、該当者の皆様には申し訳ないが。

 この社会不安、いつまで続くんでしょうか。そろそろ経済自粛も限界だし、どこかで良い着地点が見つかると良いのですが。

身近な大自然シリーズ

 なんと、今年は1週間ほど前からアジサイがもう花を付けて色付いてきてた。梅雨入り宣言前からの変化でした。植物は敏感というか、雨の季節が迫っているのを察知して、早く開花の準備をしていたのでしょう。自然の神秘です。

 ふと思い出したが、むかし実家の庭(ジャングル)に、結構大きな亀がいた。といっても流石に自然に住み着いたわけではなく、祖母の田舎に毎年夏に里帰りした時、近くの川にいた亀を捕まえて、とりあえず名古屋まで連れてきたのであった(w)。自分が小学生くらいの時かなあ。養老山脈のふもとにある村でした。
 で、その亀ですが庭に石造りの超小型池?もあったから、そこで水を飲んだりしていたんでしょう。エサは昆虫なんかを食っていたのか。しかし何ヶ月かするとすっかり姿を見なくなった。垣根の隙間からお隣りに逃げていったか、それとも通りすがりの誰かに「誘拐」されたのか。

 その養老山脈だったか鈴鹿山脈だったか、若い頃山登りをしていて、下山して林道脇の駐車場まで帰ってきたとき。さて着換えて帰るべ、とセーター(寒い季節だった)を脱ぎ始めた時。ふと、河原のほうをみると、なんとかなり大きなニホンカモシカがドーンと立っている。こちらに尻を向けて、立派な角をつけた頭で振り返ったところだった。
 こっちはセーター脱ぎかけの、両手を中途半端に振り上げたとてつもない変テコな姿勢。思わずウッと凝固した。ちょっとでも動けばすぐカモシカが逃げ出すことは明白だった。目が合ったままたっぷり十秒凝固。流石に耐え切れずに身体をわずかに動かした途端、カモシカはすぐ前を向いて、角度60度の崖を凄い速さで駆け上がっていった。なんだあのモモンガみたいなおかしな生物は……きっと彼はこう思っていただろう(笑)。

 鈴鹿山脈にはニホンザルもいます、普通に。登山道で何度か群れとすれ違ったし(ちょっかいを出さなければ襲ってきません)、一度なんかテントを張ってキャンプしていたら、すぐ近くの森に群れがいたりした。というか普通に里まで降りてくるからね、群れが。畑で日光浴しているところ何度も見たし。これは養老山脈も同じ。といっても30年くらいまえの情報だが、今はどうなんだろう。

 養老山脈なんかはまだ里山の雰囲気だけど(それでも厳しい箇所はある)、鈴鹿山脈は低山の割りに結構手付かずの自然が残っていて、難易度の高い登山ルートもあるし、竜仙岳のあたりは時々遭難者が出るほどです。最高峰1200mちょいの山脈だけど、登山には持ってこい。名古屋からは近いしね。しかし最近は体力も時間もないし、もう登山は無理だなあ。遭難でもしたら大事だもんな(てかもう身体フラフラでんがな)。
 名古屋は中央アルプスも割りと近いし、登山する人にはなかなか良い街だと思います。

春の健康問題2

 数日前体調不良で動けなくなってしまい、以来静養してました。病院で点滴2本打ち、徹底検査。CTまで撮ったが、コロナでもO157でも脳溢血でもなく、原因不明(インフルか?)。とりあえず対処療法の薬を処方して貰い、飲んでいたら次第に良くなりました。静養中は日常のことが出来なくなるのが辛いですね(まあ騙し騙しやってたが)。季節の変わり目で、特に花粉が消えてきたからちょっと油断してた。
 それにしても大都市はなんのかんの言って、設備の整った病院で休日診療もあるから有難い。実は前日からイヤな予感がして健康保険証を財布に入れ、お金も多めに持ってました。備えあればなんとやら。皆様もどうぞお気を付けて。

 ところで名古屋も65歳以上にはクーポンが配られ、コロナワクチン接種の受付が始まったらしい。(即予約埋まったとか)こちらは全員ファイザーだそうです。このペースだと、冬までには中年層も打てるのか。
 アメリカがワクチンの特許を一時停止して開放する、って言っているけど、もしやったらこれは世界がひれ伏すこと必至。これこそMAKE AMERICA GREAT AGAINだよ。大統領が違うとこうも違うのか。

春の健康問題?

 今年は花粉症のアレルギー反応が、くしゃみ・鼻水より身体の倦怠感の方へきて、なかなかグロッキーです。スギ花粉だけでなくいつの間にかヒノキにも反応しているし、これ以上酷くならないことを祈るばかり。アレルギー反応がある人はコロナワクチンにも注意が必要らしいし(自分は軽い食物アレルギーもある)、打っても大丈夫だろうかと今から心配している。ただ、もう春なのに医療従事者にさえワクチン接種が全く進んでないところをみると、これはこのまま夏突入で感染者減、みんな油断したところへ冬到来で再びパニックという感じでは? 今の日本政府の対応ぶりからするとその時でもワクチン接種は進んでないでしょう。僕らが思っているよりはるかにポンコツ政府なのでは…。アメリカで全国民接種が終わってからしかワクチンが日本に入ってこない予感(汗)。

 今年はどうやら乗り切ったが、冬場はウイルス性胃腸炎も怖い。O157の類ですね。類と書いたのは、これまた変種が一杯あるからで、自分も何年か前やりましたよ。大げさでなく2週間全く食べ物を受け付けず、水を飲んでも吐いてしまうくらい。これまた特効薬はなく、安静にしてるしかないんですね。自力回復できなきゃ死亡です。結局この時も病院の深夜外来で点滴を打って貰ったなあ。で、体重が10kg減りました。
 こうしてみると、よく生きてるなあ、自分(笑)。案外こういう風にフラフラしてる方が、暖簾に腕押しで良いのかもしれんが。

 などと弱気になっている場合ではなく、今日も音楽制作は続いていくのであった。

(自分の住んでいる名古屋市・愛知県は、三大都市圏の中では蔓延防止対策指定はしないようだ、感染者がそれほど多くないので。ひとつには名古屋の道路の広さが、案外三密を避ける方向に働いているのかもしれない。あと夜が早いw)

晩冬の雑談

 ついに来たスギ花粉の季節。数日前、昼間ちょっと窓を開けたら、目がシカシカしたのでイヤな予感がしてたけど(無論すぐ洗眼)、ヤフーの天気予報で花粉情報がスタート。このアイコンが青からだんだん赤く(危険に)なっていくんだよなあ。今年は例年より飛散が多いそう。更にもうすぐ中国からPM2.5やら黄砂が飛んでくるし(皆もう忘れてそうw)、コロナもあるしどうなりますか。花粉で涙が出たときに手でこするとウイルス感染リスクが高まるんだそうですね。鼻をかむときに顔を触るのも危ない。なんだこのアウエー感は。しかも自分はアレルギー反応で身体が熱っぽくなるんだけど、これもコロナと間違えやすい。花粉症持ちは生存率が下がりそう。いつまで生きられるか、音楽を作り続けられるのか。本当にわからない時代になりました。いきなり花粉で身体がだるいよ今週は本格悲惨(飛散)くるぞ。

 たまたま通りがかった近所の通学路に、行政の監視カメラが設置されてるのを発見。こういうの、やはり今の時代は必要ですね。用心悪いもんね。昔は人を監視するなんてケシカランと思ってたが、凶悪犯罪がカメラの情報で解決されたりするのを見ると、もう反対できない(例の池袋上級暴走もこれで一目瞭然だった)。これも都市生活をしていく上での一種の受忍義務なんでしょう。だからというわけではないが、ウチも付けた。
 ただし、今はまだ録画して何かあったらビデオを使うという段階だけど、多数の公共カメラが有機的に結びつけられてAIで顔認証やら車のナンバー認証(は、もうあるけど)をリアルタイムでするようになったら、かなり怖い世界になることも確か。もう中国はやっているそうだけど。安全を取るかプライバシーを取るか。(中国だって共産党の偉い人は監視されないんだろう)

 ローカルのTV番組のバラエティで、愛知の偉人特集みたいなのをやっていて、国産弦楽器メーカーの「鈴木バイオリン」を創業した鈴木政吉の話が流れていた。実はこの会社、ウチの結構近くにあって(歩いていける距離)、なんだか訳もなく誇らしかったが(w)、数年前老朽化で取り壊して移転してしまったのですね。一度今池あたりに移ったと思ったが、そこも仮社屋だったらしく、現在は大府らしい。明治時代に独学でバイオリンを作り始めて創業、どんどん品質を上げていった。第一次世界大戦で楽器大国のドイツが壊滅的な打撃を受けたため、代わりに海外からの発注が激増。競合他社とともに、一時期は年に15万本もの弦楽器を愛知県で作っていたらしい。宮澤賢治のセロもここのやつでした(当時国内で買えた最高級品)。あとアインシュタインもここのバイオリンを愛用してたそうで、直筆のお礼の手紙が残っているそう。
 中部地方の物作りの伝統は楽器にも生かされているのです。(ヤマハ、カワイもこの地方ですよ。今はローランドも浜松ですね)

サイト開設3周年

 年末になると、サイトの年次契約更新がやってくるので、ちょうど1年経ったとわかる仕掛けDEATH。ということでサイト開設3周年です。この1年は作曲家として激動の年で、様々な大きなことがありました。来年はどうなるかまだ五里霧中ですが、変わらず良い音楽だけを作っていきたいと思います。
 しかしコロナのことがあるので、自分もいい歳だし、本当に明日がどうなるかわかったものではないですね。気を引き締めて、それでもあんまり思い詰めても駄目なので、ふらふらゆらゆらしながら暮らしていきたい。最近寝起きは眩暈がしてますわw(低血圧なので……)

 こんな時にお名前を出すのも畏れ多いが、実は冨田勲先生も低血圧体質であられたらしい。それで(かどうか?)、鷲のマークの大正製薬・リボビタンDを愛用されていたらしい。この話を聞いたときは嬉しかったなあ、自分も正に同じものを愛飲していたので(w)。あれは軽い気つけ薬としてもってこいなんですよね。……この話以前も書いたなw まあ同じ体質の人は意外と合法ドラッグ=栄養ドリンクは莫迦にできないよ、って話です、お勧めです。

 いやもう、いかに健康が大切かってことはこの歳になってしみじみ思いますわ。来年は健康も音楽制作と一緒に追及しよう。あっ、最後に誰も興味のないおじさんの体重情報。今日はもう35年振りくらいの驚きのベスト体重。ちょっと絞りすぎでびっくりですわ。

 雪のちらついた極寒の名古屋より。ちょっと気が早いが皆様よい年末年始をお過ごし下さい。

ノーベンバー・クライシス?

 今年はなんとか、個人的健康関連で不穏な期間である、ノーベンバー・クライシスみたいなのを乗り切った模様。しかしあきらかに加齢を感じる今日この頃。体力的なものもかなり落ちてきてるし、自律神経失調症(これは若い頃から直らない)でフラフラしてるしね。あと20年は曲を書いていたいんだけど、冨田勲さんが80歳超えて現役でいらしたから、25年は目標にした方がいいかなあ、などと思ったり。
 しかし、先日もお一人いたけど、50代で亡くなった作曲家は結構いるんですね。演歌の猪俣公章さんも55歳で亡くなっている。八面六臂の大活躍をされた方ほど、若い頃の感覚のままで仕事をしていて……ってパターンが多い気がしますね。

 ここでまたネイチャーニュース。ヤモリがまた玄関に出たよ。家に入ろうとしたら、引き戸の上にいました。ちょうど欄間窓めがけて登っていくところ。そのまま戸を開けるとまた家の中に入ってきそうなので、しばらく待ったり(→動かない)、木の枝で近くをトントンしたり(→やっぱりあんまり動かない)、そのうちに戸袋みたいな部分に入ってしまった。こういう時って絶対誘導に失敗するな。仕方なく自分が勝手口に回りました。が、そっちは雑草の陰に野良猫糞トラップがあり、通りたくないのであった。無事避けつつ(ウンは付きませんでしたw)、家に入る。こいつはこの前のとは種類が違う、よりワイルドな雰囲気。雨の日には、カタツムリも出ます、この玄関前。タイルが張ってあるので、それを好むようだ。まさに身近な大自然。最近はカマキリやバッタが少ないな。やっぱりセミと一緒で野良が食料にしてしまうからか。

 アメリカ大統領選、最終結果判明まで待たされたが、どうやらバイデンに決まってひと安心。アメリカの有権者は気が気でなかったでしょうね、日本人だって浮き足立っていたんだから(w)。
 二大政党制(小選挙区制度)は、色々な経緯で日本にも導入されましたが、こちらではうまく行っているとは言いがたい(例えば自民がヘマをやらかしたら次は民主、みたいなにはなぜかならない)。散々マスコミを動員してこれは良い体制だ、という風に世論を作ったのですが、これも元はアメリカの対日要求ペーパーの項目だったはず、だからアメリカから言われて日本の官僚がそう持っていったのですね。元々これが機能しているのは米国と英国だけという話もあるし、社会の分断を避けるという観点からみると、もしかしたら日本は以前の中選挙区制に戻した方が良いのかもしれない。
 また小泉・竹中みたいなのが出てきて、富の独占寡占を進められたらたまったもんじゃない。日本がマリアナ海溝の底に沈みますよ、富の再配分を進めないと。(と言っていたら、また性懲りもなく竹中が政府のアドバイザーに復活している。本当に日本を破滅させたいのか?)
 竹中のバックって一体なんでしょうね。確実にアメリカが絡んでいると思うけど、どこかのメディアは調査報道をして欲しいものです。
 などと床屋政談で締めるのであった。

ヤモリは動きがクールだぜ

 都会の大自然シリーズ(?)。夜に実家にいたら、今度は野良猫でなくヤモリが出ました。サッシを開けようしたら枠のところに。なぜか部屋の中にいた。これは逃がしてやらないと可哀想だと、そーっと網戸を開けた……つもりだったのに、驚いてサッシの燦に沿って逃げました。こういう時って、なんでうまくいかないんですかね(w)。なんとか追い込まないように逃がしてあげようとしたんだけど、最後はカーペットの下にもぐりこんでしまった。これ以上なんかすると、尻尾切って逃げるだろうし……あれは体組織のかなりの部分だもんね。で、まあ放置したんだけど。何分木造なのでスキマはあちこちにあるから、たぶんどこからかは出られると思うが。

 そういえば、以前は雨の夜になると必ず玄関の上のところの開かないスリガラス窓に、ヤモリが登場してました。あまりに毎回なので個人的には「出勤」と呼んでいたw もちろん明かりに誘われてきた虫をエサにしているのですね。
 そしてこれが、信じられないことに、十年くらい続いていて、たぶんいつも同じヤモリなの。体色や体型でわかる。長生きだなあ、と思っていたが、ある時突然見なくなりました。心配していると、今度は明らかに若いヤモリが同じ場所に出勤するようになりました。体色が若いからわかる。世代交代の時期だったんですね(w)。
 しかしこの若いヤモリも、ある時玄関の中に入ってきて、こちらも慌てて外に出してやろうとしたら、靴箱の裏へもぐりこんでしまった。世の中うまく行かないもんです。
 これ以来ヤモリの出勤が見られなくなってしまってちょっと寂しい。
(ヤモリは一説では屋守と書いて縁起がいいそうだけど…)

 この話にオチはありません。毎回そんな面白いことを言うのは、ヤー無理なんで。ちょっと切れ味が悪いな。

(と、言っていたら新顔ヤモリ発見、小さいからまだ子供だなこれは。夜の玄関のガラスの上は絶好の狩場らしい)

猫のフライングアタック

 久々に日常ネタ。8月の終り頃だったか、夜に実家いたら、突然外でドゴーン!ドゴーン!とただならぬ音がするではありませんか。なんだかそれに混じってバサバサバサ……と昆虫らしき羽音もする。周りが古い住宅街で夜になるとかなり静かなので、余計に音が響く。すわ何事かと玄関の方にいってみると、まだ断続的にドコーン!という音、どうやら何かが外から玄関の引き戸に体当たりしているのですが。スリガラスのかなり高い位置に一瞬密着する白い毛むくじゃらの物体……明らかに野良猫の腹でした(笑)。バサバサバサ……これはどうやら死に掛け?の蝉の羽音。
 つまり、猫が蝉を捕まえようとなりふり構わず暴れまくっているのですね。思わず脱力。ドコーン音はあと2回ほど続き、猫の着地と同時に蝉の音もしなくなった。どうやら捕獲した様子。哀れ蝉くんはドラ猫のお夜食になったのでした。

 てか、以前も玄関前で猫が蝉を捕獲したところに立ち会ったが(←ここにも書いた)、ほぼ夏の間、蝉の死骸を見ないなあと思ったら、弱った蝉はみんなヤツらが食料にしたんかい!?(笑) 自然界、厳しいよ。焼肉定食。