カテゴリー: 日記

雑誌について思うこと

 一応自分もかっては紙媒体に寄稿していたライターであったので(こっちは本名でやってた)、あの業界については多少何かいう見識(?)はあります。
 で、言わせてもらいますが、まあ雑誌なら雑誌ごとのカラーとか、もっといえば編集部の編集権もあるわけで、このあたりはあんまり部外者が何か言っても仕方ないってのはありまっせ。目次かあ、これも極端な話、下手をすりゃレイアウトの都合で記事のタイトルが短くなったり、インタビューの名前が入らないってこともあるわけで、あんまり目次は本質を表すってことはないです(特に雑誌は)。手にとってパラパラ見てもらうような作りですからね、あんまり雑誌で目次を見てこれ、って記事を読む人もいない想定。
 むしろ大切なのは表紙でしょうね、ここに名前が載るか載らないかは非常に大きい。というか目次はいわば“オマケ”で、表紙こそ雑誌の“顔”。書店で棚に陳列されたとき、お客さんが手にとってくれるかは売れ行きに直結します。ここの目立つところに名前が載るかで、編集部がどれくらい重要視しているかはわかる。
 そりゃビリー・ジョエルの「前」なんだから、しかも一番目立つ中心じゃないですか。これはかなり編集部の推しなんじゃないですか? 売れ行きを左右する名前だと判断しているということです。
 音楽業界もそうだけど活字業界も(最近はぐんぐん縮小してるが、どっちもかw)、業界なりの事情ってもんもありますので、そんな中かでも該当の雑誌は、かなり頑張っているんじゃないかなあ、自分も一度買ったことあったし。(今回も買ってきたが、数冊程度入荷してた。中々売れている感じ)
 ここは結構サブカルに全振りしている雰囲気なので、声優とシンガーソングライター業の葛藤、なんていうヤヤコシイ方(w)がもし存在するなら、そういう切り口の取り上げ方になっちゃうのは、まあ仕方ない。というか、バックナンバーで度々なつかしアニメを特集していますからね。

 そんな中で、読ませていただいた記事は、インタビューとともにそのあたりの事情に簡潔に触れつつ、その後の音楽活動、昔と今のトピックスを入れて、最後に再発のシティポップアルバム4作のことまで触れて、かなり良記事なんじゃないでしょうか。こりゃむしろご友人に自信満々で配れまっせ。
 目次から見てもらう手間を省くために、ポストイットでも挟んでおいたら良いです。

 とにかく、これは編集部としてはかなり「売り」としてフィーチャーしている記事だと思うので、貶められたと感じているなら完全な早とちりだと思いますよ。ファンは最後のポートレイトも嬉しいでしょう。

 今回は、元ライターとしてビシッと言った(笑)。

音感について

 作曲家と称しているからは当然かと思いますが、ボカロ曲を書いていた時代よりは、確実に準絶対音感的なものがついてきてる。
 まあしょうもない自慢っぽいけど、聞いて下さい(笑)。つい先日、日本が誇るインストのフュージョンバンド、カシオペアの名曲「ギャラクティック・ファンク」を、ふと思い返してたんですよ。
 長年活動しているバンドなので、幾つかバージョンがありますが、1982年にリーリトナー・バンドとがっぷり四つに組んでセッションしたアルバム「4X4」に収められていたやつ(どうでもいいが煩雑に80年代話が出てくるブログだなw)。延々とソロ回し、いわゆるバトルというやつがあるんですが、あのバックのコード(進行)。あれってずっとディグリーの「I」っぽいな、と思って。しかもあのコードって、テイストがなんかEっぽいけど違うかな? と。

 ここでカシオペアのリーダー、野呂一生さん監修のギタースコア「Best Selection」という伝家の宝刀を参照するわけです(自分なんかからすると、まさに神様レベルの音楽家)。公式スコアです。……これがね、ずばり合ってたんですわ。
 ワイもなかなかやるな、と(笑)、まあ自画自賛ですよ。
 たださすがにテンションまではわからなかった、「D/E」だそうですね(オンコード表記でなく、アッパーストラクチャー・トライアド=2段重ねのコード表記)。普通の書法だと「E7(9,11)」ですか。
 まあ長年聞いていた曲なので(今でも聞いている)、わかりやすかった、ってのはある。
(しかもこの曲、実はレコードには公式バンドスコアが付いていた。なぜか長年ミッドマンハッタンのスコアだと思っていたw 何を見ていたんだろう……当時は一杯#がついていて難しいなあとしか)

 コードのテイストやフレーバーで、これはメジャーセブンスとかディミニッシュとかオーギュメントだな、ってのはもう直感的にわかる。曲をずっと書いているとこういう感覚がついてくるんだな、と判りました。
 これはテンションについてもいえて、9/11/13あたりはかなり判る。オルタードテンションになるとちと難しいが。複数ってのも無理かなあ、これはもう聴音の技能になってくるかもしれませんが。
 基本的なところで、V7-IVなんて進むと、どうも落ち着かなかったり(音楽の流れがぶちっと切れた感じがする)、V7sus4-IVならアリだけど。こういうコード進行感も結構前についた。あと禁止系テンションもダメね、結局アレンジの時、音が当たって気持ち悪くて直す羽目になる。だから音楽理論というのは本当によく出来ているんだな、と。

 しかしこんなことを自慢気に書いているようじゃ、まだまだですか(w)。我←加油!

恐怖の月がやってきた

 個人的に恐怖なだけですが、11月……なんともはや不安な季節。数年前、感染性胃腸炎をやりまして、誇張でなく2週間昼夜問わず布団とトイレを往復……(汚い話でゴメン)。なんとか普通に立ち直るまで1ヶ月かかりました。その間、全く飲まず食わず(全部吐いてしまうから、時々水は舐めてたが)、身体が衰弱しきって本当に死ぬかと思いました。思い出すだけで凝固っすわw
 今度掛かったら生還できるかどうか、自信は全くない。

 これ感染元もわかんないですよ、潜伏期間数日もあるからね。たぶん当時あったコンビニ「サンクス」の中華弁当か(味が少しおかしかった)、ローソン100円ショップの食品(よく冷凍車じゃない車で食品運んでる)が怪しいと思っている。つまりまあ、防ぎようがないので……。

 11月、夜になるともう肌寒いし、イメージとしては秋ですが、意外と日中は温度が上がったりして、しかも夏と違って結構食品搬送がいい加減になりがちなので、食品が傷むこともあります。むしろ夏よりこの季節の方が危なかったりする、油断するからね。
 なので、コンビニの惣菜やお茶なんかも、味が少しでもおかしかったらすぐ捨てることにしてる。100円やそこらで死ぬ目に遭ったらたまったもんじゃないw

 そもそも自律神経失調なので、この季節の変わり目は身体がガタガタ。そこへもってきて、胃腸炎のウイルスなんかを貰うと、もうダメっすわ。(身体が万全な時なら、ウイルス感染しても発症しない場合もあるとか)

 自分のやられたウイルスは、病院の夜間外来で診てもらったところでは、0157ではないそうで、なんか未分類的なウイルスだったらしい(w)。どちらにしても、根本的な治療法も治療薬もないんですね、一応ナウゼリン(吐き気止め)処方してもらって点滴打ったが、あとは安静にしているしかない。自力で体力が回復しなかったらそのままアウト(死亡)ってことです。だから老人や子供は大変危険、って自分もいい歳だが……(汗)。
 もうこれ以来、カキは食えなくなったなあ、あれはウイルスが入りやすいので。

 皆様もこの季節、どうぞお身体には気をつけて。

素人庭師奮闘記~2019初秋

 庭の手入れのことばっか書いてる気がするが、また木を切り倒したぞ、チェーンソーで。普段はほぼ忘れているが、樹木があるのは実家の庭だけでなく、裏側にも他家との境に狭いスペースがあり、ここにも若干木が植わっており。こいつが予想外の成長。

 なんで気付いたか、それは家の横(勝手口)のところが雑草だらけになり、早めに切らないと腰まで来るので焦って鎌で刈りまくり(気分は宍戸梅軒、鎖鎌の使い手)、ひと安心……と思った矢先に、そういえば裏って最近どうだっけ……と回り込んでみたら。おわぁ、どえらい伸びとるやないかい、なんだこれはと、そんなのがありました。日当たり悪いから裏はあんまり雑草生えないんだけど、伸びる木は伸びる。もう見上げるような高さ。
 2階に上がって確認したら、窓の下くらいまでになっとる。しかもこの三角錐のような形状、杉類じゃないよなあ……超ヤバイ、花粉症なのに。
 これは台風が来る前にズバッといかねばなるまいと、ギュイーンと切ったりましたわ。文明の利器は本当に凄い、手動でノコギリ引いたら1時間かかるかもしれん、それが実働5分やそこら。

 もう腕の太さ以上だったので、慎重に枝打ちしながら、太い枝、頭の高さ、腰の高さと3回に分けて切断。それでも切られた木は裏のお宅の塀の上に落ちたりして大変だった。幸い向こう側には落ちなかったが、太い枝が随分あちら側に張り出していたことが判明。危ない危ない。台風で倒れたりしたら一大事。

 ついでに今後成長しそうな木も切っておいた。20分あまりの間に大収穫。
 いやー、チェーンソーって誰が発明したんですかね。自動販売機に並ぶ人類の文明の輝かしい到達点だと思う。

 あと、頼むから半年くらいはもう手入れしなくてもいい状態でいて欲しい。
 いよいよ表の方も切らないといけないが、時間がないから台風後かなあ。

 最後に、チェーンソーはあきらかにロックだと思います。爆音がするし、破壊力抜群だし、電気がいるし(電動のやつだから)。無理やり音楽ネタにしました感。

恐るべき植物パワー

 いやーまいったまいった、マイクマイニエリ(特に意味なし)。実家の放置庭の樹木ですよ、6月にチェーンソーでかなり伐採してやったので、これで半年や1年は大丈夫だと思っていたら、3ヶ月後の今、もうスルーできないくらい伸びてきてやがりまして、まあ。路的な部分が埋まりそうだったので、慌てて大型伐採鋏を持ち出してバシバシ切りました。この鋏すごいよ、刃渡り20cmくらいある。柄はステンレスで軽いし、細い枝なんかスカスカ切れる。
 6月は切りやすい周辺の樹木を倒したけど、今は中心部辺りの手の届きにくいところで伸びまくってます。もう上の方を切ることはできないから、なんとか手遅れになる前に(w)、庭の奥へ踏み込んで切り倒すしかない。あーあ。まあ多少の運動にはなってるけど。

 しかし本当に放置庭としか言い様がない、まさにジャングル。思い出したけど、一応中に石灯篭もあったと思う、1m超えの結構大きなやつ。しかし生い茂る樹木で普段は全く見えないのであった(w)。遺跡か?下手すると遺跡か?もう少し広ければ川口探検隊がロケできそうだ。

 ちょっと前も庭の最深部、お隣との境の塀の前に、細竹の群生があって伸びまくっていたので、これも切りまくった(割と竹は生えた直後は柔らかく、刃が入りやすい。成長すると硬くなる)

 こうしてみると、よく手入れされた庭のお家なんかは、3ヶ月といわず毎月庭師さんを呼んで手入れしているのだろうな。うちはもうダメですねえ、素人庭師はこれが限界(w)。
 そういえば最近周辺で庭に樹木がある家がなくなった。大抵潰して駐車場にしちゃうんだよね。手入れが面倒なこともあるだろうなあ。道一本挟んでちょっとした雑木林もあったけど、もうかなり前に潰されて、マンションになってしまった。

 ちょっと思ったけど、植物も1日に3mmくらいは伸びてますね、多分。3 x 30日で 90mm = 9cm だから、計算が合う。
 こんな庭でも花は四季折々咲いており、今はヒガンバナ、キンモクセイ、あたりかな? やはり花は見守るのが良いですね、摘んではいかんですよ。
 困ったことにこの花を狙ってか時々蜂が軒先に巣を作るけど、数年前に殺虫剤で徹底的に駆除してからは、薬が残っているのか来なくなりました(w)。
 許せ蜂ども、近所に小さいお子さんがいるんじゃ。

 秋~冬は落ち葉の掃除がまた大変、なので今から気合いを入れまくっている。

進化なのか退化なのか

 ネットでまあまあのお値段の商品を買ったら、そのショップの規定で(楽天だけど)ある程度の価格の品は、クレジットカードの本人確認がいるとかで。それで、電話で直接決済確認しなければいけないらしく、一度掛けたけど留守だったので、という連絡がメールで来てた。
 それで、折り返し電話するか、Webフォームに必要事項を入力して都合のいい時間を連絡か、の2択で。電話代使うのアホらしいから後者にしたんだけど、もうこの時点で結構面倒。
 指定の時間にかかってきた電話をとって、本人確認、商品確認、そして住所確認。これでようやく決済が通りました。なんか楽天独自の基準で連絡してるって言ってたが、この価格レンジ(2万以下)のものも確認するとは、結構詐欺とか多いんですかね。あ、そういえば楽天カードでしたわ(w)。あれは入会審査が緩いからなあ、ミッキー谷さんのところも苦しんでるのかもね(そろそろ株価なんとかしてよ社長)。

 で、この電話というのが、いまどき会話が成り立たないくらい遅れまくりのIP電話。インターネット技術を使った最新テクノロジのはずなのに、逆に不便になってますからね。昔のアナログ電話の時代はこんなことはなかった(音質が悪いことはあっても)。昔の電電公社(現NTT)の時代は、交換手のお姉さんがいて、長距離電話なんか手動でつないでいたりね。その後電子交換機になったが。

 クレカも便利なようでいて、こういう不正利用対策で色々処理を要求されることもあるし、詐欺メールもバンバンくるし、あんまりネットで買い物しない人なら、銀行振込や代引きで充分。ネットバンクも詐欺メールが頻繁に来るし、一番安全なのは大手を含めネットバンクの契約をしないことですしね。

 なんだか進んでるだか戻ってるんだか。
 進むばかりが良いわけでなく、音楽でいうならmp3全盛の時代にレコードが復権してますし。DTMがスタジオ代わりになったのはいいが、パソコンオタクにならないと使いこなせないとか。

 技術は進歩しても却って不便&不安になることはあるんだなあ、と思います。

ハイテク水飴世界?

 いよいよ次世代ネットワークである5Gが稼動しつつあるけど、最近この関連でぼやっと考えていること(w)。

 IoT(Internet of Things=モノのインターネット)が5G上で本格普及すると、ありとあらゆる電化製品が、そして電化製品でなかったものも(家の壁とかね)、ネットワーク上で通信し出すことになる。
 それはどこかのサーバーへ送るデータだったり、近隣のモノ同士で勝手に情報交換したり、家庭内サーバーみたいなものと通信したりと、様々な形態が考えられる。

(あ、自分はこっち界隈のライターだったので…。いきなり何の話かと思われた方ごめん)

 ただIoTも聞こえはいいが、セキュリティリスクだらけのネットワーク機器が大量に文明世界にバラまかれることになるわけで、好むと好まざるとにかかわらず、クラッキングが多発して、家庭内の映像やら音声やら生活記録やらが、ダダ漏れになる可能性はかなり大きいでしょう。今でさえ「秘密」のはずのクレカ情報やプライバシー情報が漏れまくってますよね? 今度は家庭内の生の情報がネットワークに流出してしまう、ってこと。しかもリアルタイムで、ね。

(セキュリティリスクについては、もう数年前に、ある大学のIoT街灯全部がクラックされて、サイト攻撃に使われているのに、予算の関係でノーフォロー……ってことに腹を立てたホワイトハッカーが、ハックで街灯の回路を物理的に全部焼き切って解決した、ドヤッって事件が本当にあってw もうこういうことが世界規模で起こる)

 もしそれがイヤなら、もう文明世界と縁を切って電気も通らないような山奥にでも住むしかない。それでも衛星から見られたり(一軒屋番組ありますよね?)、ドローンや気球が飛んできたり、ってことはあるでしょう……。例の犬みたいな軍用ロボットがやってくるかなあ、あれ山道で遭ったらいやだなあ(笑)。

 そうでなくても、野外にもあちこち監視カメラがある時代(むろん今後集積度は上がる一方)。スマホからの情報、IoT機器からの情報で、例え家の中にいても何時も「誰か」(あるいは「何か」)にモニターされている、っていう状態が近い将来常識になるでしょう。アマゾンAlexaの類はその先駆か。

 そうすると多分、それが人々の意識を変容させてしまうことになると思いますね。(これが言いたかった)
 よく言われる「繋がっている」という感覚があるじゃないですか? これは皆がスマホを持つようになって共有・実感されるようになった感覚で、それ以前はなかったのですよ。

 今度は「捕われている」、あるいは「囚われている」って感じになるじゃないか。繋がっているどころか、高密度ネットワークの中に個人ががんじがらめにされている感じ。
 ただし、言葉の響きほどネガティブなイメージではないかもしれない。
 高密度に張り巡らされたモニタリング環境の中で、人間はもしかしたら幸せを感じるかもしれない。孤独に悩んでいる人を機械が救うという構図。昔ならハイテク・ディストピアという捉え方しか出来なかったが。

 あるいは、それが地球規模に広がるわけだから(少なくとも先進国では)、「ザ・ワールド・イズ・ワン」どころか、「ワン・パーソナル」みたいな世界観を人々が持つことになるかもね?

 どっちにしても、まるで水飴の中のような世界で、人々は身動きが取れなくなりつつも、その「甘さ」に幸せを感じ、そして他人の秘密も(知りたくなくても)見えてしまう、なんて状態になるのかも。

(スカウター(←情報メガネ)を掛けて他人を見ると、本名から本籍から年収・趣味・交友関係全てが見えてしまう、って事態も現実になる)

 これが近未来、というよりかなり近い将来やってくるだろう世界。ここから新しい哲学・思想や芸術が生まれたり、もちろん音楽も影響されて新しいものが出てくることになるんでしょう。

 どうですか、どうしますか、作曲勢の皆様(w)。
 これ、意図的にAIの話は省きましたからね。こっちはこっちでまた世界の激変させてしまう話だし。
 長生きしたいようなしたくないような……でもまあ自分はあと500曲くらい書きたいので(笑)。

 以上、残暑にちょっと涼しくなる話でした。

アレンジ・リアレンジ

 必要があって、昔のメジャーリリース曲のアレンジの解析を時々行ってますが、聞き流していると判らなくても、詳しくみていくと本当によく出来ていて、先人の仕事は凄いなあ、と感心することばかり。
 実は、この「聞き流す」ってのは、高度なアレンジを施されているからこそ(リスナーが)できるわけで、どこか引っかかったり不自然なところがあったら、聞き流せないんですよね、気になって。いかに自然に、音楽の流れを止めず繋げてゆくか、そして歌の邪魔をせず、歌を最大限盛り立てて聞き手に届けるか、そういうことが全てできているわけです。それが普通に「聞き流せる」曲。

 例えば、先日男女のデュエット曲のアレンジを解析してたら、アルトサックスは女性ボーカルの時だけバックでオブリガート吹いてたりね。男性だと音域が重なりますからね。逆に男性ならソプラノサックスにすべきかもしれない、あるいは重ならないようにする。(思い出したがビリージョエルの「素顔のままで」はアルトサックスだなぁ) しかもうっすらとパンで振ったチェロが鳴っていたり、ちゃんと不足する音域を埋めるような構成になっている。もう達人の技ですわ。

 こういうのは作曲・アレンジの本を見ても載ってるわけじゃなし、楽曲を聴いてノウハウを学んでいくしかない。幸い今はYoutubeもあるし、古い曲のCDだって入手しやすい。あと意外に良いのが、古いEPシングルレコード、オークションやメルカリで出てたりすることもあるのでそれを買っても良い。(当時の雰囲気がジャケットからわかったりする)

 もちろんそのままどんどんテクを盗んでもいいけど、現代の曲ならこれを応用してこうするかなあ、などと考えるのもまた滅茶苦茶楽しいですわ(w)。
 今は高品質サンプリング音源で、事実上古今東西どんな楽器の音でも(非楽器の音でも)使えるわけで、これをDAW内の仮想スタジオで鳴らせる快感。
 もうなんだよ危険なこの底なし沼は、むしろ先陣を切って飛び込みたいぞ(笑)。いや、業界の諸先輩方はとっくに奥深いところまで到達されているわけですが。

 そんな楽しい制作の毎日です。

近況報告

 お陰様で、音楽制作のご依頼が続いてなかなかに忙しくさせて貰っています、本当に有り難いお話です。しかも、自分のやりたい方向で存分に力を発揮できる分野なのだなあ、こんなに幸せなことがありましょうか。
 しかし、兼業のせいもあるけど、こういうクリエイティブな分野の仕事って、机の前に座ってやることだけが仕事ではなく(そういう作業も多いが)、全然別ごとしているときもアイディアが浮かんだりするので、ある意味一日中音楽漬けって感じです。アレンジのアイディアなんて、DAW触っている時より外にいるときの方が浮かびやすい。たぶん曲全体を俯瞰して考えられるからでしょうね。寝床に入ってから考えたりね(w)。翌日まで覚えているもんです、不思議と。
 音楽の組み立てというのも無限にあるわけで、その中でどんな風に選択を積み重ねていったら良い曲が出来るか、最終的には自分の価値観で決めていくしかない、そうすると結局良い音楽とは何か、ということがわかっていないといけない。それはこれまで聴いてきた音楽に照らし合わせてどうか、というところに尽きます、自分の場合。(もちろん全部自分でわかってしまう人もいます、若くて才能ある人は大抵このタイプw) 自分なんかは30年、40年と良い音楽を聞き続けてようやくそれがわかってきました。だから、どんな音楽を聞いてきたか、というのは大切なことなんですね。
 加えて新しい音楽との出会いもあり、古くからずっとファンだったアーティストの新作もあり、その全てから刺激を貰っています。

 結局何が言いたいかというと、CASIOPEA 3rdの新作「PANSPERMIA」聞きました、おーこれはプログレフュージョンやと、この暑さに負けない“熱さ”から元気を頂きました。有難うございます。あと20年は戦えるバンドです。日本を代表するベテランミュージシャン揃いの、このアグレッシブなパワーには圧倒されるばかり。
 最近はまたプログレ/前衛的な流れがちょっと来てるんでしょうか?

(ここでご注進情報。ニューヨークにオフィスのあるミュージシャン向けネットディレクトリで、”Sound like..”の選択欄に”Casiopea”や”Casiopea 3rd”がちゃんとありました。流石世界的に名を知られているバンドです)

 さあて今週もガンガン張り切って制作しまっせ~。

最近寿命を迎えたもの

 急に暑くなった名古屋。いきなり36度です、これまでは日が落ちればまだ涼しかったが、完全に真夏、もう夜もサウナ状態。アフリカから来た人もこの湿度にはヘバっているという。
 そんな中、とうとう耐用限界が来たものが周囲で続出。

 まず長年使ってきたデスクライト。おなじみZ型いまどき白熱電球。スイッチがいかれて、点灯・消灯があやふや。放っておくとショートしたりして危ないので、まずは台座から外してつついていると、なんだか小さな部品が落ちた。イヤな予感的中、スイッチのバネ留めでした、それでジ・エンド。10年は使ったから寿命だなあ。
 早速アマゾンでLED電球のやつを買ったが、ちょっと暗い。調光できるのはいいのだが、やっぱりこのテのは店頭で実際に見ないと。しかしヤマダやコジマへ行く時間がない。

 あと、スニーカー。歩いている途中で左足からパタ・パタと異音。おかしいなあと思っていると、だんだん音と反動が大きくなる。なんと、靴底が踵からはがれてきていた(笑)。誓って言うが、そんなにボロいシューズではない、むしろ未使用に近い。ただこれも10年以上しまっておいたもので、最近まで存在すら忘れていた。まさか劣化していたとは。目的地に着く頃には、靴底が全てはがれて随分底の薄い状態。まあ日暮れ後で目立たず良かった。

 番外編。実家前の玄関にいた蝉。瀕死ステータスらしく、例によってむちゃくちゃ飛び回ったり変なところに止まったりでうっとうしい。強引に突破しようとするとお小水をかけてくることもあるので(笑)、どうしようかと思っていると、庭の茂みから白ブチの野良猫登場! うお、と思ってると、確かな動きで蝉を追い詰め、一度は上方へ逃すのものの、降りてきたところをネコパンチからの掴みの一撃で捕獲、すぐさまこっちを見つつ、茂みへ逃げ去る。その間約5秒。すげー、やはりこいつらは野生じゃ。時々野鳥の羽も落ちているので、鳥も狩っているはずですわ。

 番外編2。ここ数年見るようになった、深夜にわざとライトを消して走る車。本当に危ない。名古屋だけだよね? 大抵色の黒い車で、族っぽい感じのが多い。2~3ヶ月に一度は遭遇するんですが、以前はライトつけ忘れかとパッシングで教えてやっても無視しているのでわざとだと気付いた。他の車が驚くからやっているらしい(ゆえにスピードも速い)。この手合いは一刻も早く絶滅して欲しいです、警察取り締まってくれ。皆様もどうぞお気を付けて。