水無月のボヤキ漫才?

 黒人差別問題にせよ、あまりアメリカのことは言えないよな、と心から思う、そりゃ日本だって差別はありますからね(アメリカほど苛烈ではないと信じてますが…)。どこの国にもある、これは少しづつでも努力して撲滅に持っていくしかない。

 ジャズの原型(というか黒人音楽そのもの)が生まれたのは、定説ではアメリカの南北戦争で、敗れた南軍の軍楽隊が楽器を放り出して逃げたので、それを手に入れた黒人たちが音楽を始めたのがきっかけ、ということでしたね。
 最初、それを聞いた白人の中でもトランプみたいな奴(w)は、やっぱり黒人は何をやらせてもダメだ、調子外れだ、なんて言っていたそうだけど、音楽がわかる人はこれは大変なことが起こっているぞ、とわかったらしい。ブルーノートという非常に魅力的な音程が生まれていたんですね。そしてリズム(グルーブ)が白人とは全く違うことも明白だった。
 それがもう今日まで続く素晴らしいブラックミュージックの発展に繋がっていくんだから。商業的にも非常に大きいですからね。今のR&B(おっさんの自分はモータウンみたいなの想像するが、要は昔のソウルやらブラコンやらあの辺全部取り込んでいるみたいw)は商業音楽の中でも最も売れ線でしょう。

 ラッパーも(日本ではあまりウケないがw)、黒人ばかりが目立っている印象。それで思い出したけど、やはり何かのルポに書いてあったと思うけど、70年代から既にアメリカ英語のかっこいいスラングは、全部黒人発になっていると。黒人がクールなスラングを作って使い始めて、それを白人が真似して、そうすると黒人が「ダッセー奴らが使い始めたぜ。やめよう」ってなって流行が終わるらしい(w)。
 ポピュラー音楽界にも、それこそマイケル・ジャクソンをはじめ、大スターが数えきれない位いるからね。未だに差別がなくならないのが不思議。

 まあ、アメリカも白人=成功者じゃなくて、貧困層の白人もたくさんいるわけだから、一筋縄ではいかない。それらの「忘れ去られた人々」の票を掘り起こしたのがドナルド・トランプなので事態はとても複雑。そして、没落した白人貧困層を発生させたのが、80年代からのバブル日本だったりするので。だからトランプは日本を攻撃して支持者から喝采を浴びる。
 その日本も没落に没落を重ねて今や先進国とはいえない有様(すでに国民の多くが中間層から脱落している)。中国に抜かれ韓国に抜かれ。どうなるんでしょうね。ボヤキ漫才か。

 今の日本の若者は大変だと思うよ、政府が借金に借金を重ねてジャブジャブ無駄使いしているから。支払いは全部未来にやってくる。投票するときはよく考えた方がいいぞ。

Whatever you say, I’m not a dreamer

 人種差別問題、日本にいるとなかなか実感が湧きませんが、昔読んだ吉田ルイ子氏のルポ諸作で、黒人差別については何度も米国で問題になってきた、という話は知識としては知っていました、といってもこれも実感を持って語れるような話ではないが。ただ、自分はジャズが好きで高校時代から聞いていたので、その周辺でやはり黒人音楽の発展は差別との闘いを無くしては語れないという言説はたくさん読んだし、こちらは多少実感を持って語れますね、ジャズが素晴らしいのはもう絶対的事実なので。

(そして、これだけポピュラーになったアメリカ発のオリジナル音楽=ジャズが、本国ではなんとカウンターカルチャー扱い、という仰天するような話も知りました。ちょっとでも音楽やっている人なら、ジャズが現代の音楽理論に与えた巨大な影響はみんな知ってますよね。なんでそうなるのか。なんと根本的には差別があるからだ、というのですね)

 そもそも音楽をやっている人で人種や国境で何かを区別・差別しようという人がいることが自分には信じられませんが……。本当に関係ない、そんなことは。音楽の価値はそんなものを超えたところにある。いや、ちょっとでも音楽を深く聞くことを覚えた音楽マニアなら、既にそういう意識でしょう。
 ところがまあ、音楽家も多様性の中に生きているので、哀しいかな多少はそんな人もいることはいるのは事実ですが。全体の1%もいないのでは……0.1%くらいか?もっと少ないかもね。
 音楽は、根本的には「調和」のなかでしか響かないものなので、戦争大好きって人も当然いませんね、基本的に。平和がないと音楽は存在が難しくなる。(軍事国家の提灯持ち音楽の類は別) 例外は一部の社会派ラップかな?これも戦争というより運動・闘争だろうけど。

 あまり暴動状態にならずに、平和的に解決していってほしいものですが。アメリカは黄色人種差別、インディアン(ネイティブアメリカン)差別もあるからなあ。

(今思い出したが、『ミスター・ソウルマン』というコメディ映画で、スーパー日焼けランプで黒人になりすました白人大学生が、散々な目に遭う話。車で走ってたらセンターライン踏んだだけで警官に暴行され、牢屋にぶち込まれる。こんなの日常茶飯事という解説が載ってたが、本当だったのですね)

Youtubeの怪現象

 どうやら、Youtube動画のコメント欄に書いたメッセージが、システムによって気紛れに消されてしまうという現象が発生している模様です。
 消されても通知が来るわけでもなく、なんの前触れもなく跡形もなく消されてしまう。何かの規制に引っかかっているわけでもなく、一部で結構頻発しているらしい。

 これに気付いたのは、自分のチャンネルに書いた返信メッセージが、知らない間に消されていたからです。書いて8時間後くらいに見たらきれいに消えてました。もちろん削除処理なんか絶対にしてません。(他の人のチャンネルに書いたメッセージなら、チャンネル保有者に消されたかと思ってちゃうよなw)

 先日の野呂一生さんの曲にアレンジした動画だったのですが、野呂さんは大変生真面目な方なので、先日の個人IDでなく今度はCasiopea Officialのidで再度コメントを下さったのですね。(皆さんに書いているみたい、為念) で、そのメッセージへの当方の返答が、システムに消されていたのです(!)。生意気なやつだと思われたらどうしてくれるのかw 頼みますよほんと、もう生きていけませんから。

 で、ググってみたら、この現象は1年くらい前から起こっているようで、早い時は3秒で消えるというのですね。無茶苦茶だなあ。本当に当たり障りのないコメントが消される時は消されるらしい。

 たぶん憶測だけど、世界的に差別やハラスメントなどのコンテンツ規制が厳しくなった時期と一致しているので、AI的な奴が誤動作・暴走しているんじゃなかろうか。
 Googleも時々こういうことをやらかすね。いつかは解決されるんだろうが、それまでは、長文コメントなんかはコピペして保存しておいた方が良いようです。
(いまあるコメントのスクリーンショットも慌てて取りました)

完成度の高い1枚目でした

 あるシンガーソングライターさんのアルバム。3枚目→2枚目ときて、とうとう1枚目を聞く。センスの良いJ-POP的なロック曲が多くて、これで初アルバムとは。荒削りという感じでもないし、もうこの頃から自分の世界をしっかり持っていたんですね。
 良メロ曲の多さ、そしてこの人は歌詞もいいなあ。自分の思うベストトラックは空の曲でした、3枚目の展開にもつながるようなデジタルな曲も面白かった。
 アルバムの終わり方も楽しい。こういうことがさらっと出来ちゃう人はやっぱり音楽的センスが高いと思いますね。

 空の曲の切なくて良い感じは、後の姿勢曲にもつながるんでしょうか(w)。
 全体的に1970年代の洋楽からの影響を感じさせる楽曲群、これはカッコイイ誰かの背中を見て育ったということかしら。
 物の考え方も非常にしっかりしているし、エンタメへの拘りとか、もう自分なんかは学ぶことばかりです。
 たぶんもっと大人世代の音楽ファンにも名前を売るようにしたほうが良い気がします。現状、同世代~その下がファン層の中心らしいので。実際最新作の3枚目は傑作だと思っていて、これは知りさえすればじっくりCDで聞きたい人は多いんじゃないかと。
 今後とも何かやってくれそうで非常に楽しみな方です。

恐るべき植物パワー?

 なんだか梅雨に入ったとか入らないとか発表があったと思ったら、いきなり名古屋も最高気温33度という日々がきちゃって、今年はカラ梅雨かもしれないと思う。
 で、昨日の昼間、実家の庭のアジサイが咲いている日当たりのいい場所をみたら、アジサイすべてが全部しおれかけてて、俯いた状態になってるの(w)。5月末から20株くらい花を付けましたが、ほぼ雨らしい雨もないうちにこんなだから。アジサイは非常に長い間咲いている花だし、こんなにたくさんあっては有り難味もないのだけど(今は薄群青色)、さすがに可哀想になって、ここだけホースで水をあげました。
 で、夜になって見てみたら、全部の株が立ち直って生き生きと花を広げてるんです。この現金な植物パワーの凄さ。こいつらはあなどれん。
 そもそも肥料もなにもやらないのに毎年よく咲くもんです。

 この前まで沈丁花が咲いていたり、その前は椿にロウバイでしょ、これからは牡丹、アメリカフヨウ、シャクナゲ、リンドウ、コスモス……いや自生しすぎだろこの庭(笑)。大自然か。

 実は梅雨に入る前が庭のジャングル化を防ぐための最後のチャンスだと思っていたけど(この時期に若葉を刈っておかないと梅雨→夏の成長期コンボで手がつけられなくなる)、いまはギリギリの段階だなあ。
 もう必死ですよ、おとといは家屋の横のところの狭い通路に生えた雑草を鎌でバリバリ刈り取ったし。裏手にも放置気味だが茂っている、もっとも日が当たらないのでやや成長は遅いが。
 刈って刈って刈りまくる日々、まだまだ続きそう。これは戦いである(w)。

アフロな「JIMSAKU IN THE HOUSE」公開

 とうとう完成、さきほどYoutubeで公開しました。

 今回は、アフリカンなエスニック色を取り入れ、「リモートアフロmix」としました。

 原曲は4バージョンほど公開されていますが、その中からドラムのみ・ベースのみの動画を使っています。DAWのトラックにいれてモニタヘッドフォンで聞くと余計にわかるのですが、とにかくお二人のアンサンブルは鉄壁。素晴らしいグルーブ感とコンビネーションで、完璧すぎてこれまた付け入る隙がない(w)。
 そこで、あえてドラムだけ、ベースだけのパートを作り、楽器やループを重ねました。これでドラム+ベースに戻すと、アンサンブルの良さが際立つということもあります。
 今回は、クラブ色のある曲と思いましたので、コンストラクションキットみたいやつでループやらボイスも積極的に使っています。
 随分変えてしまったけれど、これまた怒られないかな~?

(曲よりも動画制作で四苦八苦したのは内緒ですw)

「JIMSAKU in the house」in youtube

 実は、先日の野呂一生さんの「A・RI・GA・TO」に続いて、このような超・見逃せない参加型動画もアップされています。

 JIMSAKUといえば、言わずと知れたドラマーの神保彰さんとベーシストの櫻井哲夫さんのフュージョンのユニットです。ちょうど結成30周年だそうで、プロジェクトが立ち上がっているのだとか。
(この曲は、神保さんがこの企画のために書き下ろした新曲)

 カシオペアを聞いて育った人間としては、何もしないわけにはいきません。いや、むしろやるな!と言われてもやります(笑)。
 ドラムだけ、ベースだけ、という動画もアップされているので、かなり面白いことができそうです。
 というか、もう数日前から色々と試行錯誤してます、例によって仕事の合間を縫って。
(大変有り難い話なのですが、また2曲ほどお仕事を振って頂いています、今←もちろん別口ですよ)

 完成したらまだ動画にして公開したいと思います。乞うご期待!?

カーペンターズ「遥かなる影」を聴く

 今回はカーペンターズのオリジナルアルバムを徐々に聞いていくシリーズ、第何回目だっけ。そろそろいくかと、大ヒット作「遥かなる影」を聞きました。

 到底2作目とは信じられない出来、もうこの時点で彼らの音楽は完成していたんですね。原点とかそういうんじゃなく、もうグループとしての音楽性が高いレベルに到達してる、固まってきてる。恐るべき新人だったといえるでしょう。
 有名な話だけど、アレンジは全てリチャード・カーペンターがやっていた。これはA&Mレーベルオーナーのハーブ・アルパートが許可を出したから。こんなのは前代未聞でしょう。

 そのアレンジだけど、当時斬新だったと思うけど、クラシカルな楽器、オーボエやフルートなども取り入れ、アコースティックでありながらポップな、そして重厚でゴージャスな世界を作り出すことに成功しています。もちろん弦や管も入れています。みんなが思い浮かべるカーペンターズ・サウンドですね。
 また、カレンの声質に合わせて、エレピは当時一般的だったフェンダーローズではなく、ドイツ製のウーリッツァーを使用、渋い色彩感を醸し出しています。曲によってリチャードは生ピアノも演奏。
 アコ楽器を大フィーチャーしているだけに、非常に美しい音楽的ダイナミクスがあって、ぶっちゃけ耳が全く疲れない。やっぱり音圧戦争は害悪でしかなかったのではないか。

 今の曲と当時の曲でかなり違うなあと感じるのは、コーラスワークの存在感ですね。これはカーペンターズだけではないけど、当時はかなり多声コーラスを楽曲の随所に取り入れていた。もうマルチトラック録音が一般的だったので、カレンとリチャードが多重録音でコーラスまでやってしまう。
 今はここまでがっつりとは入れない曲が多い。このあたりは流行り廃りかもしれませんが。

 ベストトラックはやっぱり「遥かなる影」かなあ。あとカヴァーだけど「ラブ・イズ・サレンダー」も良かった。逆にワーストはビートルズカバーの「ヘルプ」(笑)。だって曲調が似合わないんだもん。
(その「遥かなる影」で、リチャードが落ちサビあたりで少しピアノをミスるんだけど、このテイクがそのまま採用されています。これはもちろん他の演奏が良かったからでしょう)

 アルバム最後の「アナザーソング」は事実上インストだけど、これは元々インスト出身の兄妹の面目躍如。ドラムは当然カレンでしょう(Wikipediaで確認、カレンでした)。なんと楽器同士のバトルまであります、これは必聴だなあ。この曲を入れたのは二人の意地かもね。カレンという人は、なんとドラムが本業でボーカルは片手間だったんですからね、元々は。

 この作品で全米1位の大ヒットを記録するんだけど、そりゃそうだよな、って納得の内容でした。アメリカンポップスのひとつの雛形を作り上げたともいえる、非常な良作でした、まあ今更ではありますが。

(「アナザーソング」ですが、英語版Wikipediaに、ヘンデルの「メサイア」のコード進行を取り入れている、と書いてある(!))

TOP OF THE WORLD

 「TOP OF THE WORLD」はカーペンターズの曲ですが、今の自分はまさに世界の頂上にいる気分……。
 なんと先日Youtubeに上げた「A・RI・GA・TO」のアレンジに、野呂一生さんご本人からコメントを頂きました。なんともまあ勿体無いと言いますか一体なんと表現すれば……。
 「ひえっ」と声が出てしまったことは事実です。その次に、悪戯(騙り)ではないかと思ってしまったのは内緒です(汗)。他の方のコラボ動画を見て、そちらでもコメントされているのを見て、ようやくこれはご本人だ!と……。
 そりゃそうですよ、あの野呂さんですから。人に言っても信用しないんじゃないかな? 少なくとも数年前の(音楽マニア時代の)自分に言っても絶対信用しないでしょう。
 音楽やっているとこんな驚くべきことも起こるのですね、音楽本当に凄い、そして怖い。
 怖いって書いたのは、本当にいいのかな~という名状し難い不安(正直ビビってます)。頂上って書いたけど、そこから足を踏み外せば奈落……うーん(w)。

 とりあえず、これを励みに、カシオペアっ子として育った不肖この私、引きこもり系(リモート?)作曲家として今後ばく進、邁進します。
 とり急ぎ決意表明。しかしいいのかな、これ…。嬉しさ半分、不安半分。まさかこういう気分になるとは。
 実は2020年は何かありそうだなーと年始に思っていたんだけど、これだったのか。

Please Mr.Postman

 先日、ふとカーペンターズの曲のことを思い出し、まさかPVはないよなあとYoutubeを調べてみたら、なんとそれらしきものが出てくるじゃないですか。

 でもまだ1970年代中期だし、確かにチラホラPV作られていたのは事実ですが、これはよくあるフェイクPV(ユーザが勝手に作ったもの)じゃないかと疑いながら見ていたんです。ところが、カレンとリチャートが映るところで、カレンがちゃんと曲に合わせて歌っているところから、どうやら本物らしい、と気付きました(確証はないが)。

 それにしてもディズニーランドかよ……カレンがミッキーマウスやドナルドダックと手を繋いでランラン歩いてるよ(w)。たぶん西海岸にある本家ディズニーランドでしょうか。夢の国だけに風景はあんまり変わってないから、つい最近撮影されたといっても信じてしまいそう。
 ……にしても、これはあんまり曲と合ってないよなあ。なんか、USPSの兄ちゃんとカレンが歌いながら踊るPVをどこかで見た気がするが、ただの妄想か(w)。

 この曲、歌唱もアレンジも素晴らしいし、どう考えてもカーペンターズのオリジナル曲ですが、なんと元は英国グループの曲。それを初期ビートルズがカバーして、そしてカーペンターズも、という流れ。これを超えるカバーは絶対出てこないと思えます。
 歌詞も可愛いですよね、これ。女の子が彼氏からの手紙を待っている曲。メールの時代では成立しない内容だなぁ。