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昭和の立看板物語~ピンク・レディー(2)

 前回の続き。
 ご存知の方も多いでしょうが、ピンク・レディーはデビュー当初から作詞・阿久悠さん、作編曲・都倉俊一さんという、ゴールデンコンビで大ヒットを連発していました。だから「サウスポー」もお二人の手になる曲なのですが。それについて、阿久悠さんが意外な秘密をエッセイで明かしておられたのですね。
 もう時効だから書くけど……みたいな出だしだったと思います。ピンク・レディー解散後10年は経っていた頃かなあ。

 いいですか、皆さん、心して聞いてください。たぶんこの話あんまり知っている人はいないと思う。「サウスポー」は、作詞・編曲・レコーディングから、ミックスダウンまで、つまり楽曲制作のほぼ全ての過程を、なんと24時間で終らせた曲だったのです。
(たぶん直前の作曲作業まで含めても、48時間掛かっていない…)
 マスタリング(当時はレコードなので原盤製造機で物理的に「盤」を作ったはず)まではどうだったか記述はなかったと思うが、工場にマスターを納入したところで説明が終っていたので、そこは任せたかも。
 あのミリオンセラーの大ヒット曲が、そんな短い時間で作られていたなんて……。ね、驚いたでしょ? 何度あの曲聞き返してもそんな火事場のような状態で制作されたとはわかりません、楽曲の質はどこをとっても超一流の仕事で非の打ち所はない。それが、ねえ……。阿久悠さんの言葉でなきゃ、自分も信じないと思います。
 なんでこんなことになったのか。なるべくエッセイの内容を思い出しつつ、書いてみます(細部が違っていたらあらかじめお詫び)。

 ピンク・レディーのプロジェクトもすっかり順調で、新曲も制作し終えて、阿久悠さんはある日自宅で寛いでいたそうです。そうしたら、夜になってプロデューサー氏がやってきた(お名前失念、面目ない。以下P氏とします。ディレクターだったかも?)。そこで衝撃的なことを告げられるのですね。実は、もう新曲のレコード工場締め切りまで24時間しかないが、今回の曲にどうしても納得できなくなったから、今から作り直して欲しいと……。
 仰天ですね。阿久さんもさすがに面白くなかったそうです。が、P氏が言うには、もうスタッフ全員説得して、スタジオで都倉俊一さんやピンクレディーの二人、そしてミュージシャンやエンジニアが全員待機している、というのです。ここまでされたらやるしかないですね。都倉さんが急遽作ったメロもできていて、用意周到持ってきていた。

 それで覚悟を決めて、徹夜で歌詞を書いたそうです。書きあがったのは明け方。メールどころかFAXすらない時代なので、バイク便でスタジオに歌詞を送った。

 スタジオでは、届いた歌詞を元に都倉俊一さんが大車輪で編曲作業をする。出来上がったメロディと歌詞を持って、ミー&ケイさんは別スタジオで歌の練習。出来たアレンジのパートから即演奏してレコーディング(ストリングスやブラスはパート譜もいるので、助手が書き起こしたり、ってこともあったかも)。それをエンジニアがミックスして……と、全スタッフ本当の不眠不休だったそう。流石にミー&ケイさんは、合間合間に休んでいたそうですが、でないと声も出なくなるもんね。
 それで歌入れがあり、レコーディングが終ったら、ミックスダウンして2mixが完成(これがマスタリング前のいわば「仮マスター」)。無事締め切りまでに工場にマスターテープが送られました、ここまで24時間だったそう。

 綱渡りというかなんと言うか……これを読んだ時の自分の感想は「全員超人か!?」でした。それがあの特大ヒットにつながるんだから……。単にミリオン行ったというだけでなく、当時は本当に日本人なら誰でも知っている曲でした。(まあ、ピンク・レディーの曲は全てがそう、なんだけど)

 阿久悠さんが書いておられたのですが、当時は面白くなかったが、それでも後で冷静になって考えたら、没になった曲はちょっと守りに入っているような面もあって、出来は悪くはなかったがあんな大ヒットには繋がらなかっただろうとのこと。

 まあ、それでもこの件で本当に凄いのは、プロデューサーの方ですね。なぜか締め切り直前に、今のままじゃダメだと判ってしまった。そこで普通やり直しさせるか……と思うんだけど、この制作陣・ミー&ケイさんなら、短時間でもっと良いものが出来ると信じていたし、分かっていた。見事にそれに全員が応えたわけですね。丁半博打というか、出来ると信じていたから博打ではないんでしょうけど……。万一前より悪くなったら責任問題なので。プロデューサーの権限の大きさと同時に、責任も大きいんだなぁと、エッセイを読んで音楽マニア時代の自分は感心していました。

 以上、昭和の時代の偉大な業界の物語でした。おっと、立看板はどこへ行ったかって?
 そこで最初に戻るのですが、中学生の自分が「サウスポー」の立看板に覚えた違和感。そこへこのエッセイが繋がるのです。つまり、気のせいか「時間(準備)不足」と感じたのは、実は正しかったのだ、とw こんな締め切りギリギリに上がった曲では、じっくりポスターの写真を撮る(&企画を練る)時間もあるわけがない。どうですか、なかなか鋭い子だったでしょう?……ということが言いたいのではなく(汗)、この「サウスポー」の偉業をぜひ広めたいと思い、書いた次第です。

(例によってWikipediaを調べてみたら、この没曲はなんと阿久悠さんのCD-Boxに入っているらしい。一部がCMに転用されているとのこと。没曲もサウスポーというネタだったと書いてあるが?w やはり中学生の眼力はこんなもんか(呆)。でも撮り直した可能性もあるしなあ。一応、ディレクター氏のお名前も書いてありますが、エッセイではどうだったか確認できないので、今回はこのままにしておきます。若干経緯も違うようだ、阿久さんのエッセイ本を突き止めたので現在到着待ち)

(今回、当時のジャケットやポスターの画像を検索してみたが、どうもどれも違う気がする……。宣材ってたくさん撮られますからね)

近況と制作周辺

 いきなりですが一句。

なかなかに お仕事忙し 秋の夜

 大変有り難いことに、音楽制作のお仕事を続けて振って頂いており、内容的にも非常にやりがいのあるものばかりで、ああこの方はイメージと違って、実際にはメロディは綿密に計算された、正に作家(作曲家)の作った曲だな、とか。(←そちら出身のかた) こちらの方は、正統派イメージなのに、逆にとんでもない変化球を投げているんだな、とか。再アレンジの作業をしていると、見えてくること多々。どちらも日本を代表するシンガーソングライターさんの曲。

 ただ歌詞のほうは、これはもう見事なものばかり、技術的にも字余りや音の変なものは皆無だし、言葉の美しさや意外さをちゃんと適度に合わせもって、メロディと響きあってそのアーティスト独自の世界観を感じさせてくれます。
 逆に、昔の歌謡曲なんかでは、専業の作詞家の書いた歌詞の中には、ちょっと字余りとか音が変(聞いているだけだと別の意味に取れる)というものもありましたよね。これは作詞と作曲分業体制の宿命かもしれないけど、こういうことがシンガーソングライターの曲にはまずないから、そこは優れていると思う。
(といって、分業の良さもやっぱりあるから、それを否定するつもりは全くありません)

 とりあえず自分がオリジナル曲を制作するときは、それこそシンガーソングライターのような精度で、歌詞とメロの自然な組み合わせ・流れを作ります。そこは一人でやっている体制の良さ。実はアレンジも、この作詞・作曲の作業中にイメージしていることが多い。コード進行を決めたあとに(ここは曲の設計図)、それに肉付けしていく形で楽器を入れてDAWの中で作っていく。コード進行が決まった段階ではまだ単なるスケルトン(骨組み)なんですね。
 アレンジが完成したら、次はミキシング(トラックダウン)と(プリ)マスタリングという形になります。これで完成。ここまでDAWの中で出来てしまう。(メジャーの制作だと、小規模なものでもミックス以降は専門職に振ることが多いと思いますが、予算がないとやっぱり作家がやってしまうこともあるとか)

 今はDAWで何でも出来てしまうから、その分一人の作家がやることも飛躍的に増えました。これで歌も歌っていたら大変なことになるw(無論、仮歌くらいは自分で入れてしまう作家さんもいます。それで認められてデビューしてしまう方さえいるんだから…)
 事実上一人レコード会社(レーベル)状態で、この上MVまで作ってしまうと、もうね…(やってる方もたくさんいますが。あっアーティトさんでもいるかw)
 大変だが面白い時代ではあります。

恐縮です。Amazon 1位獲得

 再三お知らせしている、ヒカリ真王子さんの新曲「見つけて群馬」ですが。
 昨日の17時台&18時台のAmazonデジタルミュージックの演歌ランキングで、なんと堂々の1位獲得しております。

Amazon 売れ筋ランキング: アルバム – 148位 (アルバムの売れ筋ランキングを見る)
87位 ─ J-POP (アルバム)
1位 ─ 演歌・歌謡曲・その他邦楽 (アルバム)

 こんなに応援して下さる方がいるとは思いませんでした。制作させて頂いた立場として、改めて皆様にお礼を申し上げます。
 やはり良い曲を良い歌手の方が歌って世に出せば、ちゃんと理解してくれる方がまだまだたくさんいらっしゃるのだな、と、胸が熱くなりました。
 今後とも初心貫徹の意気で制作して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

「見つけて群馬」Amazon 6位

昨日深夜の時点でのデジタルミュージック・ランキングにおいて、「演歌・歌謡曲・その他邦楽」で6位を達成しました。

Amazon 売れ筋ランキング: アルバム – 678位 (アルバムの売れ筋ランキングを見る)
266位 ─ J-POP (アルバム)
6位 ─ 演歌・歌謡曲・その他邦楽 (アルバム)

こんなに聞いて頂けて、制作させて頂いた側としても大変幸せです。
皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

「見つけて群馬」配信開始

 先日こちらでPVをご紹介したご当地ソング「見つけて群馬」ですが、主要各配信サイトで配信が始まりました。

アーティストページ
https://www.tunecore.co.jp/artist/Hikari-maoji

 気鋭の新人演歌歌手「ヒカリ真王子(まおじ)」さんの熱唱が光るコミカル曲です。ソフトで甘いハートフルボイスでの演歌は、現代的で稀有な存在感です。
 これからぐんぐん活躍されていく方なので、いまヒカリ真王子さんのファンになっておくとおトクですよ。どんどん階段を駆け上がっていくところをリアルタイムで体験できます。こちらの奥様方や、そちらのお嬢様方も、いかがでしょうか。

メロ作りの苦労

 歌物を書き始めて意外だったのは、メロディとは結構人工的に作らなければならないものなのだ、ということ。何となく、ふとした瞬間に一曲分のメロディが全て無意識に出てくるじゃないか、と普通の人は思いがち。ところが違う(まあ世の中にはそんな作家もいるかとは思いますが)。ふと浮かぶとしてもそれはワンフレーズだけだったりして、そこから発展させるのは(再度の霊感はあるにせよ)結構人工的な作り方をしないといけなかったりする。そうしないと、類型的だったり陳腐なメロディになることが多いです。
 自然なメロで、適度に意外性もあり、印象に残り美しい。曲調によって元気だったりアンニュイだったり跳びはねたり……そういうところも満足させないといけない。なので、どうしてもある部分は計算しつつ人工的作っていきます。むしろ大変は感覚的に作るんですが(w)。
 そして何度もプレイバックして、歌詞と合っているかも確認する。(メロのせいで歌詞が滅茶苦茶変なイントネーションになったら最低だしね)

 以上は、メジャースケールだったりマイナースケールの曲の場合の苦労。
 ここでチャーチモード・スケールのメロを書こうとすると、今度は近隣(?)のメジャー&マイナースケールに引っ張られないよう、細心の注意を払って作らないといけない、という苦労も付加される。うかうかしているとすぐ引っ張られますね、やはり誰でもそれに一番慣れているから。特性音をちりばめつつ、また歌詞を睨んで不自然なイントネーションにならないよう、主音を外さないよう作っていく様は、まさに人工メロディ(笑)。インストだったらここまで苦労しないだろうけど……歌物だと歌詞に加えて、歌唱可能音域の問題も出てくるので。

 まあ、こういう風に書くとかなりの苦役に思えるかもしれませんが、実際はメロ作っている時は楽しいもんです。
 なんのかんのいって、インスピレーションは一番大事。結局そこか(w)。

唱歌と童謡

 童謡はもちろん作詞・作曲者がいて、著作権保護の対象ですが、いわゆる唱歌(文部省唱歌、いまなら文科省?)はパブリックドメインの扱いらしいですね、国が音楽教育のために依頼して作ったものなので。といっても童謡も著作権保護期間がきれたものがたくさんありますが。
 で、唱歌や童謡を聞いていて思うことは、これは旋律(メロディ)の音楽なのだな、ということです。アレンジどうこうというものではなく、簡単な伴奏だけでも成り立ってしまうし(それほどメロにも詩にも力がある)、そういう風に作られている。学校などで、不慣れな先生でも簡単に伴奏できるように作曲してあるし、子供にも簡単に歌えるように、譜割りも難しいものはない。(だから、作曲は案外難しいのですよ、これだけ縛りがあると似たメロも出来やすいし)。

 ちょっと戻るけど、今残っている唱歌で、そもそも作詞作曲者がはっきりしないものもたくさんある。当時はそれほど著作権意識って作り手にもなかったのですね、楽譜なんかも勝手に第三者が出版してしまう状態だったらしいし(w)。楽譜が出れば名誉だろ、くらいの感覚だったのかもしれない。

 で、まあ、唱歌・童謡も、普段歌わないアーティストさんが歌うと、その方の日本人としてのルーツに触れた気がして、これはなかなか良いものなのですね。旋律の音楽だから、ってのもある。今のPOPミュージックはそうじゃないものね。(ラップは旋律というより、台詞だと思う)。

 余談、明治~昭和初期に政府が国の事業として唱歌をたくさん作ったのですが、今残っているものはともかく、当時は酷い出来のものもどうもたくさんあったらしい。
 それに怒ったのが当時の心ある文学者・鈴木三重吉で、このままでは日本の子供達が可哀想だ、というので創刊したのが名高い児童文学雑誌「赤い鳥」(創刊号巻頭は芥川龍之介)。童謡(今で言えばマルチメディア展開)も同時に創作していったことから、ここ発で今スタンダードになっている曲が山のようにあります。これが一大文学運動・童話童謡ブームに繋がったのですが、宮澤賢治も実はこのブームの中にいて創作を始めた、と言ってよいと思います。
 まあこういう人が本物の「国士」だよなあ、有言実行だし。後期は戦時体制の陰が色濃くなり、お上の干渉を防ぐのに苦労したらしい。賢治の詩がこの雑誌で没になったのも、どうもそのせいだったとのこと(載せてしまうと検閲のきっかけになるので)。
 それはともかく、賢治作詞・作曲の「星めぐりの歌」は傑作ですね。昔行った花巻駅前で夕方に流れていたなあ。

深夜三時の詩作/試作

 「オラ・ンダ」

ひとつになった世界が
ひとつの厄災で沈んでゆく
街の灯はおずおずと消え
黒いビルの群れが沈黙する

ぎらり見計らって
君は激情をぶつけてくるか
くすぐったい/懐かしい/いじらしい
不埒な概念しか持てない僕は
すでに悠々と失格の席

    (もっとあの子を映したら)

燃えさかる情念から
遥か三千里の岸
汗も涙も枯れ果てて
ただひとつの音楽は
治らない疫病

    (もっとあの子を映したら)

そんな男は捨ておいて
君は心の信ずる道をゆけ
それが世界と音楽へ
最良の導きだから

これはきっと歌詞にならない
僕のたおやかな正義
Ora Orade Sitori Ikun’da

    (あの子に世界も優しくあれ)

面白ソングの系譜

 今少し思っていることをつらつらと。昔は面白ソング系の歌がいくつかあって、確固たる市民権を得ていたと思うが、今はほぼ消えてしまったなあ、と。いわゆるコミックソングではなく、発想がコミカルで面白い歌ですね。それでいて真面目なテーマを歌っていたりして、一粒で二度オイシイ的な。こういうのは邦楽だと歌謡曲とか、ムード歌謡にはよくあったと思います。洋楽だと、具体例としては……うーん、あんまいい例ではないかもしれんが、J・ガイルズ・バンドのCENTERFOLDとかね。ビートルズのLSDのやつとか銀の斧とか、まあすぐ思いつくだけで幾つかある。
 いまのJ-POPは非常にシリアスで、生真面目になりすぎている感はあるかもしれません。ポピュラー音楽はエンタメだね、ってところを忘れかけている気がする。

 で、まあ、配信でとある曲を聞いたらこの面白ソングだったので感心した、って話なのですが。これってセンスいるよな、って思う。一歩間違うとただの悪ふざけになっちゃうし。
 実はこれ、プロトタイプを聞いたときは、あんまり買ってなかったのですね。これだと芸人さんだよなあ、なんて失礼なことを思っていた(笑)。ところが、ちゃんとプロデューサーさんが引き受けて仕上げると、これが見事にセンスのいい面白ソングになっていて驚いたと、そういう話なのですよ(w)。やっぱりどんな優秀なシンガーソングライターさんでもプロデュースは必要だなあ、って思った。(自分で出来る人はいいのですが、一般的に自分を客観視するのは難しいと思う)
 心が裸になっている歌は、やっぱり聞き手に色々と刺さりますね。

 あっ、面白ソングはほぼ専門にやっている方々もみえますね、しかも売れているし。とすると、あんまり心配する必要もないってわけか(w)。
(去年、自分も面白ソングを書かせて貰いました←リリース済)

 こういうのは歌詞も難しい、悪ふざけになったり、逆に説教っぽく?なったりしないよう、歌詞も「音」であることがわかっている必要がある、実際作詞してるときは考えてませんが、これは音・語呂が悪いなって言葉は避けるもんね。

 POPSはエンタメ、ってところは、いつも忘れないようしていたいと思います。

記事公開停止のお知らせ

 実は、まだ残っている昔のseesaaにあったブログの記事を、3から4本だったか、公開停止にしました(削除はしていない)。音楽系の記事で、しばらく前から気になっていたものだけです。5年以上前のものだったと思います。

 というのは、この何年かで、自分の立場が大きく変わってしまってですね、昔は純然たる音楽ファンでありリスナーだったわけです。音楽界とは無関係ですよね(=素人)。ボカロ曲書いてるようなうちはまだ良かったのですが、こうして曲がりなりにも作曲家という立場になって、業界の片隅に足を踏み入れさせてもらってですね、そうするとインサイダーですから、アーティストやミュージシャンをはじめ業界の皆様方について、気軽にあれこれ言うのはどうか……という感じになってしまった。全員雲の上の大先輩ばかりですから。もう立場が180度違ってしまったのですね。それで、素人時代に書いていたことで、今インサイダーとしては拙いなこの書き方は……という記事があって。それをサスペンドしたってことです。
(呼称ひとつにしても、リスナーとしてはあまり気軽に**さんなんて言うのも馴れ馴れしくて変だが、インサイダーとしては絶対「さん」付けですからね)

 そんなこんなで、昔からこのブログを読んでいるような方(そんな暇な人いるのかなあ?w)ならその辺り分かって貰えるだろうけど、最近ここを知って、万一過去の方に遡った方は、「こいつ駆け出しの癖になんで大先輩をこんな風に書いてるんだ」なんて思われるかもしれませんし、誤解や失礼があってはいけないと思い、遅まきながらこうした処置にしたってことです。また悪いことに(?)、元ライターだったので面白おかしく書いている箇所があるのですわ。特にそれが酷いと思われる記事、3~4本です。
 くどい説明ですが、これが理由です。修正で済まそうとかとも思いましたが、それも色々差しさわりがありそうなので、思い切って。ライター専業だったら、まずこんなことはしないけど、今は音楽制作をしているので、気を遣っています。

(その割には最近も色々書いてるじゃないかって?……これでも最大限配慮しているのです、まあ苦情は受け付けますが)(汗)

 それで、その苦情の件。公開停止にしてけしからんじゃないか、というクレームは受け付けますが、関係者の方からのみとさせて頂きます(汗)。……まさか読んでないと思いますが……万一、消すなという方が見えましたら、お詫び&事情説明とともに復活させますので。

 どうも最近、このブログは結構読まれている感触があり、特に業界のごく一部で話題になっているという風の噂(毒電波ともいう)がチラホラ……。
 こりゃ昔の書き込みで拙いのがあったなと思ってて、ようやく対策しましたということです。

 噂は事実じゃないと思いますが、もし、もしですよ?読んでいるアーティストやミュージシャンの方が見えましたら、こんなブログ見て暇つぶししてちゃダメっすよ。日本の、いや世界の音楽シーンを前進させる活動にぜひ戻って下さいね。

 ふいーぃ、これでようやく肩の荷がひとつ降りた。今後も堅実に、着実に、1曲1曲心に響く曲を書いてまいります。業界の皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(追記:更に10件ほど公開停止。これホント冷や汗ものですわ…)