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レコード屋さんの思い出

 誰でもあることだろうけど、定期的に見る夢というものがあり(年に1度とか)、そんななかに、昔家族でやっていた小さな商店の夢、それも閉店間際で引き戸をほぼ閉めている時に、一人店番をしている夢というのがあった。照明も薄暗く、繁華街なのに人通りもなく、灰色でなんとも寂しい夢だが、不思議と懐かしい。この店、バブル時代前後までやってたんだけど、建物の老朽化で取り壊されてしまった。だからもう30年以上前のことなんですね。
 これを思い出したのは、「そういえばあの夢最近見てない」と思ったから(←ややこしいけど)。…というか夢自体を最近見てないが。

 なんでこんなことを書いたかというと、実はこの店の隣がレコード屋さんで、店番の間、ずいぶんと隣から曲が聞こえていたなあ、と。
 戦前からある長屋みたいな建物にずらっと店が入っていて、間口も狭いし扉もない(前面開放)のでそりゃあもうよく聞こえました(w)。

 だから、ここでも歌謡曲やら演歌やら、流行っているものは自動的に聞いてたんですね、偶然なかなか良い音楽環境にいたのかも。
 
 ここの店主が、お袋と同年代でなかなかお綺麗な方でした、今にして思えば昔業界にいたりしたのかなあ?、でも声がキンキン声で、よく隣りから「まぁたこんなレコード持ってきてェ、もっと売れる物持ってきなさいよォ」なんて営業に文句言ってるのが聞こえてました(笑)。
 間口こそ狭いが、場所は超一等地なので、随分と商品は回転させてたと思います、なので強気だったのでしょうね。

 そんな店なので、今でいうインストア・イベントも時々やっていて、といっても商品ぎっちりで場所がないので前の歩道で歌うんだけど、歌手の方が時々来ていたみたい。
 一度見たのは、お名前は覚えてないが女性演歌歌手が着物を着て、自分の写真の立て看板の横で、選挙候補みたいに名前のタスキをかけて歌っていたところ。着替える場所もないので、バンで直接来て、機材も降ろしてそこで歌っていたと思う。

 自分は見てないんだけど、記憶に間違いがなければあの八代亜紀さんも来たことがあるらしい。お袋の話だと、凄い人だかりで全く身動きがとれなかったと、流石に。そして物凄~くキレイだったそう。そりゃそうですよねえ、演歌でバリバリの頃ですね。

 こんな店だったので、前の歩道にいつも立て看板を2~3台は出していて、ここに流行りの曲やらイチ押し曲なんかのポスターもよく張ってありました。宣材は豊富、というかいつも捨てるほどあったらしく、クイーンのポスターも2~3回貰って勉強部屋に貼ってたなあ、そういえば。

 当時アニメ声優をして、それからデビューしたシンガーソングライターさんのアルバムポスターも、立て看板に貼ってあった気がする。このアニメ、ガチで見てました。当時二十歳そこそこで凄いなあと思ったが、自分はもう片方のヒロイン派でしたので(w)(←声優さんにファンレター書いたなあ)。実は、FMラジオで聞いたくらいで、ちゃんと聞いてないのですね、その頃もう自分は洋楽かインストばかり聞いてました。西海岸・東海岸フュージョン、ジャズ、ウェザーリポート、日本なら渡辺貞夫とかカシオペアとか(T)SQUAREとか。

 この店のことで、もっと色々面白い話を思い出したので、また機会があれば書いてみます。

ブライアン・メイがはやぶさに乗っかってた!

 伝説のロックバンド・QUEENのギタリスト、ブライアン・メイが、日本が誇る探査機「はやぶさ2」に乗っかって、小惑星「リュウグウ」に到着した!

 ……という話ではありません、残念ながら(この今更な無理やり感)。

 ブライアン・メイが、はやぶさの撮ったリュウグウの写真2枚を使い、3D画像を作って、ビデオメッセージと共に日本のJAXAへ送ってきたらしいです。そういう意味での乗っかりです。
 ただ意外にもこれは事実(笑)。

 何やってんすか、ブライアン。と思ったが、以下の記事をみると、以前から「はやぶさ」の活動に関心があったらしい。

https://mainichi.jp/articles/20180628/k00/00m/040/044000c?mb=ys

 なんと記事中に「天文学者でもある」と書いてある!
 もしかしてQUEENの解散後、学問の道に進んだのかな? ドゥービー・ブラザーズのギタリストのジェフ・バクスターの例もあるし……と思ってWikipediaを見たら、なんと、もともと宇宙物理学を大学院で学んだエリートだったんですね。QUEENが軌道に乗るまでは、中学で音楽講師をしていたそう。その後バンドが爆発的人気を得て、学問も中断。
 QUEEN解散後、2007年研究生活に戻り、論文を完成させ、博士号を取得。正式に宇宙物理学者(天文)となる。

 ……人は見かけによらないなあ(笑)。70年代の映像を見ると、もうギタリストのカッコ良さをすべて備えた、DQNじゃないカッケエ不良そのものですからね。「ロック」そのものを作り、体現したバンドのひとつ、そこのギタリストなんで、もう色んな意味で現人神。

 現在は、小惑星の地球衝突を避ける活動に熱心とのこと、今回は欧州宇宙機関の探査ロボットもはやぶさは積んでいたので(投下成功)、それもあってのことでしょうか。
 非常に面白いところです。無論JAXAは宣伝になるし大歓迎。

 しかし、こんな堅い世界でも活躍していたとは。あのロックミュージシャンそのものの容姿で、学会で発表したりするんでしょうか? メガネ掛けてスーツ姿で「Ladies and gentlemen」なんて言っていたらムチャクチャ面白いなあ(←怒られるわw)。

 この人は作曲家でもあり、QUEENの名曲の数々を書いているんですね。フレディ・マーキュリーも作曲していたので、このバンドは強力なソングライターが二人いたことになります。

 あとあっしの食いつきポイントとしては、ブライアンはアコーディオンも弾くんだそうで(!)。
 ほらほら、欧米でセンスのいい人はみんなアコーディオンを取り入れていたりするんだよ。ボズ・スギャグスに続いてキーマン中のキーマンだもんなぁ。
(もしかして、QUEENの曲でも使われていたりするのか?いつか調査してみたい)

 
 以下、JAXA公式の記事です。1970年代、ティーンエイジャーの頃QUEENのヒット曲の数々をリアルタイムで聞いていた人間からすると、なんだか感動モノだな。世界にインターネットがあって良かったね。

ブライアン・メイさんによる小惑星リュウグウのステレオ視画像
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180704je/index.html

(追記・写真で対談してるフランスの天文学者の人、明らかにビビってますやん)