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世界同時株安来るか?

 結構前から、株は時々買っていて、まあ本格的に運用してる人からみたら完全な遊びだけど、それでも株やってると自然と世界経済の動きに敏感になって、なかなか勉強になって面白いです。

 で、とうとう来ましたね日経平均1000円安。安倍政権になって以来、日銀が年金資金ぶち込み株価ドーピングしてきて、そろそろ高値圏から暴落があるのでは?と、ちょくちょく言われていたので、来るものが来たかという感じ。アメリカの小学生・トランプが保護貿易「戦争」を続けているので、これはとりも直さず世界経済の縮小をもたらす行為なんで、あっちの金利も上がるし、どうやらこのまま坂道をまっしぐら、の線が濃厚。(などと言っていると逆に上がったりするんで相場は怖いんだがw)

 あっしもこの暴落で少しやられましたよ、手持ちのトヨタ株売って4万円の損。いいの、6月くらいにここで5万儲けたから、ここで損切りしても差し引き1万の利益。それよりこのまま下がっていったときが怖い、7000円くらいの株(100株で70万)だから、これがリーマンショックみたいのがきたら2000円とかになる。
 やけに売買のスケールが小さいって? そりゃあ100株しか買ってないからなあ(笑)。
 売買単位増やすと儲けも大きいが、当然損も大きくなる。自分みたいに冷やかしだったら、ちょこちょこ100株単位やってるのが一番安心・安全よ。
 株の秘訣は石橋を叩いて渡らない、これw 信用取引なんてもってのほか。ノーリターン樹海ツアーへの最短切符ですわ。

 で、まあぶっちゃけ、塩漬けの株があと2銘柄あるんだけど、こっちは合計で10万近く含み損があるので、意地でも売りません(笑)。3年でも5年でも回復するまでアホルダー(アホみたいに保持し続ける人)になってやる。こういうの、証券会社が一番いやがるよね。口座維持の手間ばかりかかって儲けが発生しないので。
 彼らは売買手数料で儲けてるんで、よく株は下がったらすぐ損切りしろ、なんてアドバイス記事を見かけるが、あれは全部提灯記事だと思っていい。不要不急のお金なら、塩漬けにしてもなんの問題もないものね。これが株の面白いところ、ギャンブルとは違います。
 この2銘柄、どっちも日本を代表するような大企業なんで、まあ潰れることもないから安心はしてる。

 実はヤマハにも今年は少しだけ儲けさせてもらいました。3万くらいかなあ? 去年あたりから3000円台からぐんぐん上がって、ほんと不気味なくらいの強さ。先日6000円まで行った(今は爆下げ中)。ヤマハは半導体やネットワーク接続機器(ルーター)もやっているので、そっちかと思ったら、どうやらド本業の楽器が好調とのこと。ウソだぁ、と思うでしょ?巷で楽器なんて売れてないものね。
 ところが、中国で今楽器がバカ売れらしいんですわ。ちょうど日本の高度成長期と同じですから、富裕層や中産階級がピアノをバンバン買ってるらしい。ヤマハはメンテ網もしっかりしてるから、欧米メーカーより安心でしょう。
 やっぱり日本は斜陽なんですねえw

 ローランド(非上場)が日本ではほぼ売れないようなVアコーディオン(シンセアコ)や電子カホンを作っているのも、もう欧米市場を主眼にしてるからなんでしょうね、哀しいけど。日本でVアコ使っているのはひと握りの先鋭的なアーティストさんだけですらい。

 実は電子アコ自体は、70年代にもトンボ楽器が作っていたらしい。少し前オークションにメンテ済のやつが出てた。
 また、イタリアでも同じ時期、向こうのメーカーが作っていたらしい、さすがアコーディオンの本場。

 今回もなんとか最後は強引に音楽の話に結びつけた(笑)。

デモ曲追加・クレズマー風またはジプシー音楽的な小品

 この前の曲のボーカルをご依頼して、仕上がってくる間にささっと書いた曲。
 バイオリン+アコーディオン+フルートだけで勝負してみました。

「Tanto, tanto」

 こういう小編成だと誤魔化しが一切効きません。打ち込みはこういうのは却って弱いのですが、今回は敢えてそこへ。お洒落バイオリンをアコーディオンが伴奏する小品を書いてみたくなって、それだけではアンサンブルが寂しいのでフルートを。

 最初はバイオリンは「UVI World Suite」に入っているFiddleでやっていたんだけど、音の薄さがモロに出てしまってダメでした。しかもこれ、UVIはかなり雑なレコーディングしてた、波形見ると。最初からなんとマキシマイザー掛けて胡麻化してたので、それを切ってみたが無理でした。
 で、「UVI Orchestal Suite」のソロバイオリンを使って一件落着。やっぱりこのバンドルはポピュラー音楽向き。フルートもそうです。

近況とかアコーディオンを語る

 最近嬉しかったこと二つ。
 ふとTV付けたら「探偵ナイトスクープ」やってて、人探しネタでメキシコからの留学生。祖父の友人だった日本人探しで、見つかったのですが(まあ最初からお膳立てしてあるし)、その人の自宅を訪れて、今はネットのビデオチャットでリアルタイムでメキシコと通話できるんですね。
 で、お互い顔を見ながら感動の再会、懐かしいなあとなって、メキシコ側の家族が盛り上がって、「ベサメ・ムーチョ」を一緒に歌いましょうとなった。この時、ガットギターとアコーディオンが伴奏に入ったのですが(入るんですよ、やっぱ欧米はアコが普及してるから)、このアコがなんと自分が持っているやつと同じ!(笑)

 ヤマハの、もう生産中止になってる独奏用の最小構成のやつだけど。やはりこれ軽いし小さいからあちらでも普及してるのか、と。
 12ベースといって、左手の側のボタンは12個しかありません(最大構成だと120ベースというのがある)。これより小さいのは玩具枠になるんではないかなあ?アマゾンで8ベースのやつ売ってるし。

(大抵の人は何を言っているかわからないと思うがw、アコは独奏用と合奏用があり、両手で弾くようになってるのが独奏用で、左手でベースとコードを弾く。右手側はピアノ鍵盤だったり、クロマチック(ボタン)だったりする)

 これ左側は和音とベースで「6+6」の構成ですが、たったこれだけでは何もできないかというと、どっこいこれが。コードはすべてメジャートライアド(長三和音)で、Bb/F/C/G/D/Aとなっています。作曲勢の方なら、ハッとするでしょ?w そう、5度間隔なので、すぐ4つの調で主要三和音(トニック・サブドミナント・ドミナント)が出せてしまう。非常に巧妙な設計です。ベースの方も同じ音。ということはセブンスが作れるのもわかりますよね? 本当によくできている。

 自分は打ち込み野郎なので、まあ奏法の研究用に持ってるわけですが、なんとなく音を出しているだけでサマになってしまうのがアコのいいところ。
 しかも、筐体の左側、右側にそれぞれ金属リードが設置されたパネルが入っているため、右手の音は右から、左手は左と、なんとステレオで鳴ったりする。そしてこのパネルが自然エコーチャンバーになって、音が響く。

 おいおい、われながら語りすぎだ。
(音が大きいのでなかなか家で練習できないのだけが欠点か。ほぼ管楽器だから)
 

 もうひとつ、嬉しかったことは、海外スタジオのレコーディング風景をYoutubeで見ていたら、自分が使っているSHUREのモニタヘッドフォンと同じものが使われていたこと。確かにこいつ、音がクリアな割りに耳が疲れなくていいんですよ。ミックス・マスタ以外はこれでやってる。

 こんなところです。

 ダウナー系のマイニュースとしては、2年8か月しか使ってないHPのノートパソコンがもう壊れたこと。10万したのに酷い。修理出すの面倒すなあ。お蔭でその前に買ったWindows7 Startのノートをまた引っ張り出した。