月: 2020年7月

メロ作りの苦労

 歌物を書き始めて意外だったのは、メロディとは結構人工的に作らなければならないものなのだ、ということ。何となく、ふとした瞬間に一曲分のメロディが全て無意識に出てくるじゃないか、と普通の人は思いがち。ところが違う(まあ世の中にはそんな作家もいるかとは思いますが)。ふと浮かぶとしてもそれはワンフレーズだけだったりして、そこから発展させるのは(再度の霊感はあるにせよ)結構人工的な作り方をしないといけなかったりする。そうしないと、類型的だったり陳腐なメロディになることが多いです。
 自然なメロで、適度に意外性もあり、印象に残り美しい。曲調によって元気だったりアンニュイだったり跳びはねたり……そういうところも満足させないといけない。なので、どうしてもある部分は計算しつつ人工的作っていきます。むしろ大変は感覚的に作るんですが(w)。
 そして何度もプレイバックして、歌詞と合っているかも確認する。(メロのせいで歌詞が滅茶苦茶変なイントネーションになったら最低だしね)

 以上は、メジャースケールだったりマイナースケールの曲の場合の苦労。
 ここでチャーチモード・スケールのメロを書こうとすると、今度は近隣(?)のメジャー&マイナースケールに引っ張られないよう、細心の注意を払って作らないといけない、という苦労も付加される。うかうかしているとすぐ引っ張られますね、やはり誰でもそれに一番慣れているから。特性音をちりばめつつ、また歌詞を睨んで不自然なイントネーションにならないよう、主音を外さないよう作っていく様は、まさに人工メロディ(笑)。インストだったらここまで苦労しないだろうけど……歌物だと歌詞に加えて、歌唱可能音域の問題も出てくるので。

 まあ、こういう風に書くとかなりの苦役に思えるかもしれませんが、実際はメロ作っている時は楽しいもんです。
 なんのかんのいって、インスピレーションは一番大事。結局そこか(w)。

クーラー水漏れ

 昼間クーラーを運転中、突然部屋に響き渡る異音……。「ボタタ、ボタボタボタボタ――」
 わあ、これはクーラーの水漏れだ! かなり前に経験があったのですぐ気付いた。慌ててゴミ箱を持って水漏れ箇所の下に置く。困ったなあ、頼むから酷くならないでくれ。止まる時は突然止まるから。しかし数十分後、水漏れ位置は移動(笑)。またゴミ箱ずらす。
 参ったなあ~、以前のときは、クーラーの室内機をクリーナースプレーで掃除しても結局直らず、修理を呼んで交換になってしまった。
 これは、ホコリがクーラーの中に溜まって起きることが多いそうですね。ただ、一応フィルターはそれ以来、年に4回は掃除してるし、つい先日もしたばかり。

 何か原因はわからないかとネットを検索してみると、なんとクーラー水漏れの原因を解説したページが見つかった。それによるとやはりホコリが一番の要因とか。そして、意外とドレン(排水用ホース)が詰まるんだと。そういえばドレンの先っぽを振ってみたら、なんかゴミのようなものが水と一緒に出てくる。これのせいか?

 で、こいつの掃除の仕方ですが、なんとタオルをドレンに当てて掃除機で吸い取れ、っていうんですね(笑)。おいおい、そんな乱暴な方法で取れるわけがないだろう、と思いつつも、だんだん水漏れ箇所が増えてきたのでダメ元でやってみた。
 そしたらこれがもう……恥ずかしいくらい真っ黒いビー球状のホコリが出るわ出るわ(笑)。タオル一枚ダメになったよ。こりゃ凄い。こんなおバカな方法で掃除になるとは思わなかった。結果、ドレンのつまりも解消し、水が外に出るようになって水漏れ解消しました。修理屋呼ばずに済んだ。

 考えたら以前のとき(10年位前)も同じ原因だったっぽい、この時は修理もせずにクーラー交換されちゃったんだよ。(そりゃ業者はその方が儲かるもんね)
 なので、もし皆様の中でクーラーの水漏れに悩んでいる方がいたら、ぜひドレンに掃除機を試して下さい(絶対タオルを当てること、でないと掃除機壊れます)。水漏れしなくても、冷房の効きが悪くなったら一度やっておいたほうがいいかもしれない。
 それにしても、「生活の知恵」の宝庫だな、今のネットは。知識の共有が一番進んでいるのはこの分野だ、たぶん。デジタルな世界でアナログな知識が得られるのだから面白い。

「見つけて群馬」公開

 昨年当方で制作させて頂きましたコミカル調のご当地ソング「見つけて群馬」が、Youtubeで公開になりましたので紹介させて頂きます。

 群馬県のご当地ソング(演歌)なので観光地の名前を曲の中に織り込んでいます。歌は演歌歌手の「ヒカリ真王子(まおじ)」さんです。
 皆様どうぞよしなにお願い致します。