にわか庭師奮闘記

 実家の庭が、例によって夏に向けてグングン植物が伸びてきて爆発状態。もともとジャングル(←手入れしていない)なんだけど、それが道路の方へも侵攻し始めているから頭が痛い。伸びた枝やツルが自転車にでも引っかかって怪我でもさせたら大変だし、樹木の方も台風なんかで万一倒壊して道路やお隣りに倒れこんだらまた大事。

 ということで、ちょくちょく手入れしてるんだけど、これがまあ、やってもやっても終らない(笑)。よくもまあこんなに伸びるもんですわ、肥料も何もやってないのに。通り道になってる地面は地面で雑草が猛烈に増殖してる。こっちの生命力も本当にすごい、1週間で膝の丈まで伸びやがる。そろそろ除草剤を撒くかとも思っているが、これ毒だからちょっと怖いなぁ……。

 で、雑草なり樹木なりを切って、ゴミ袋に入れて軒下へ置いておくと、野良猫が来て中へ黄金水を掛けていくんですよわざわざ、ほんと腹立つ(w)。ノラどもは出入り自由だから……。いや、ゴミ袋に入れなくても隅に積んでおくだけで掛けていくからな。ノラは見かけるとかなり邪険に追い払っているが、関係なくやってくる。最近首輪をつけたやつも出入りしているようだ。

 で、最近庭いじりの新兵器を購入しましたよ。その名は高枝バサミ!w ちょっと前のTV通販の常連製品。ホームセンターへ行って、2500円位だった。アマゾンと比べたが、今回はホムセンのが値段も機能も圧勝。
 ただまあ正直、半信半疑でした。この価格なら失敗してもいいかと。

 しかしこれが、結構バシバシ切れるんですわ。樹木の高いところの枝に狙いを定めて、ハサミで挟んだら手元のレバーを引くだけ。スパッといきます。そのまま掴んだ状態になるので、ツタ等が絡まってなければ、切った枝を下まで持っていける。なんと1.8mから3mまで可変長ですよお客さん!どうですかこのボディ。ただ切れる枝の太さが8mm程度までしか対応してない。

 そんな時のため、ノコギリのアタッチメントまでついていて、「まあこれ、どうせ切れないだろ、棒の先ノコなんてバランス悪いし」と全然期待してなかったが、やってみたらこれが結構切れる!(笑) 棒の重みをうまいこと利用してノコを引くのがコツ。

 いやいや、こんな感じでかなり満足度の高い製品でした。
 それにしても、高枝バサミにノコギリを装着した時の、全体の「武器感」が意外にものすごい。いや、これナギナタ?みたいな(w)。時代劇で奥方が「曲者、覚悟!」ってやる時の、まさにあれの形態。
 こんなもん持って道路歩いてたら今どき5分で通報されますわ……。

 例の新幹線の事件のこともあるのでアレだけど、園芸道具はよく見ると凶器になるものが多い。枝切り用の大ばさみなんて、刃渡り20㎝くらいはある。2㎝程度の枝ならバッツンといけます。万一指を挟んだら……考えたくない(汗)。
 幸い、園芸道具を使う人間は、まあ心に余裕のある人ばかりだよ、庭いじりなんてそんな趣味。自分はどうかな?w 焦って使うと前述のようにロクなことにならないので、気をつけています。

 今はアジサイが真っ青になって咲いています。あと庭の隅の方ではハナショウブが群青色の花をつけてる。

 庭いじりをしたからって曲想が湧くわけでもありませんが(そもそもいつも限られた時間なので必死に作業してるw)、気分転換には持ってこい。