タグ: AOR

5/26と6/8配信開始

Evening Ocean / Passive Physical Band

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 内省的でアンニュイな夜の海(インスト)
 リリース:http://dewridge-records.official.jp/release.html#016


シャンデリア・マレット (feat.なぐさ。) / ACTiVATE

 いつしか世界はRPGに染まった――融合するEDMとAOR
 リリース:http://dewridge-records.official.jp/release.html#017

新曲「恋するシティポップ」配信開始

 弦央昭良の音楽プロジェクトACTiVATEの新曲、「恋するシティポップ feat.rina」が配信開始になりました。

大都会の片隅で、紡がれつつある物語――。フルオケが結ぶムード歌謡とCITYPOP

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(他、国内外の主要配信サイトでリリース)
(3/15 現在、アマゾンだけがあちら側の何らかの原因で登録未完了です)
(3/17 アマゾン配信されました)

3/15配信予定

 なんと、怒涛の3カ月連続リリースとなりました。
 3/15に配信予定、弦央昭良の音楽プロジェクトACTiVATEの新曲、「恋するシティポップ(feat.rina)」のジャケットです。

恋するシティポップ

 シティポップへというジャンル全体へのオマージュ。期待の新星シンガーrinaさんが歌います。

リリース: http://dewridge-records.official.jp/release.html#014
ACTiVATEのページ: http://dewridge-records.official.jp/artists/activate.html

久々に聞いた「ルビーの指環」

 寺尾聡さんの「ルビーの指環」がラジオで掛かっていたので久々にちゃんと聞いたが、今更ながら本当に名曲です。シティポップというか、たぶんそれが進化・深化したAORというべきでしょう(実際昔はAORの代表曲の一つと言われてた)。
 ボーカルはもちろん、サウンドもアレンジも本当にスタイリッシュで格好良い。そして歌詞はズバリ「物語の世界」。好きな女性にルビーの指環を渡したが……というのは寺尾さんの実体験ではないはずなので。
 で、作詞・作曲も寺尾さんだと記憶していたのですが、今回調べたらこれは間違いで、作詞は大御所・松本隆さんではありませんか。職業作詞家の手になる、まさに物語の歌詞だったわけです。
(余談ながら、この曲に登場する女性はちょっとプロっぽい。当時から思ってた(汗) たぶん指輪は売られたはず?)

 Wikipediaで調べると、この曲は1980年発売。正にバブル時代の始まりに、こんなAORの名曲が出てきたわけです。当時は高い宝石を女性に贈ることも、(婚約以外でも)珍しいことではなかったはずです。しかしこの男性は振られて2年も引き摺っていたり、ちょっと情けないよね。

 アレンジとキーボードは井上鑑さん、他にもギターの今剛さんドラムスの林立夫さんを始め、錚々たるメンバーがバックを固めています。今改めて聞くと、結構ライブ感のあるアレンジと演奏だな……と。きっちり計算して作ったアレンジワークではなさそう。それが非常に楽曲に良い効果をもたらしているように感じます。

 こういう大人が聞いてもハマる曲って、今はなかなか少なくなりました。世の中には絶対存在するはずだけど、ヒットまで辿りつかない。寂しい限りです。これが160万枚売れたんですから、当時のリスナーは皆耳が良かったよ。
 自分はまだティーンでしたが、それでも滅茶苦茶カッコイイ曲だなと思ってました。周りの子たちも皆聞いてた。その意味では若者から大人まで鷲掴みにされた名曲です。

インタビュー第2回公開しました

 Dew Ridge Recordsのサイトで、インタビューの第2回を公開しました。

第2回 すいむさん(シンガーソングライター)

「無理やりブルーノ・マーズを歌わされて…」

 インタビューの第2回は、音楽プロジェクトACTiVATEの第4弾シングル、「錆色ペイロード」でfeatボーカルを担当したすいむさん。往年のボズ・スキャッグスを思わせるような、ちょっとアイロニカルなテイストのユニークなボーカルです。シンガーソングライターとして、自身の音楽プロジェクトも展開されています。

→続きはこちら
http://dewridge-records.official.jp/interview/iv2.html

カラフルな3枚

 サブスクでコツコツ聞いている音源シリーズ。

 グリーンのやつ聞いた。最初はアイドル路線なのかな?と思ったが、レコード時代のB面からはAORになって素晴らしかった。たぶんA面とB面で方向性を変えたのかな、上からの指示的なもので。(←前2作の振れ幅が大きかったので、安全策的な) これはキュートAORですね、ちょっと他に例を見ないかも。敢えていえば初期のTさんとかか。プロデューサー&アレンジャーの方が達人のような職業作家なので、これも間違いのない出来。

 続けて灰色のやつ。演奏やミックスは流石に海外録音盤で素晴らしいが……実はアレンジはあまり評価できない。というのは、やはり彼らは日本語の歌詞がわからないし、曲調や歌詞の世界も本当には理解できてない。なのでほぼ全部ツボを外しちゃってる感。サウンドは格好良いのに、どこかチグハグな印象を受ける。海外プロデュースあるあるな仕上がりになってしまった。

 青色のやつ。あれれレコード会社が違う、なんかありましたか(汗)。てな話はおいといて、前半はかなり雰囲気沈滞。落ち着きというより落ち込み。アレンジも単調で「?」な感じ。ところが……後半からの巻き返しが凄い。特に肖像曲。これはたぶんこのアーティスト最高レベルの、自力で曲そのもの=単体で勝負できる作品では。隠れた名曲でしょうか、シングルカットされてないし。セルフプロデュースだったそうで、この1曲だけで成功といえそうです。見事なAOR/CITYPOPのアルバムでした。

 この方はもっと評価されてしかるべきだと思っています。このシティポップ/80sブームの中で、何かのきっかけで再ブレイクも有り得るのでは。というかそうなることを祈っています。本当にリスペクトできるアーティストさんです。リスペクトですよ、それ以外にないですよ。