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「A’ROUND」MV公開

「A’ROUND」のMVを公開しました。

 Youtubeの細かいところを見てて気づいたが、機能が色々増えているんですね。サムネイルも任意の画像をアップロードできるが、その場合は電話番号登録が必要になるようだ。(ロボット排除のため)

 こうやってレーベルとしてクリップを公開すると、また違うオフィシャルな感じになりますね。面白い。

「Green Afternoon」配信開始

 Passive Physical Bandのインスト曲「Green Afternoon」が、Spotify/KKBOX/YoutubeMusic等で先行配信開始です。

 なおACTiVATEの「A’ROUND」は20日から大半の配信サイトで聞けるようになります。「名古屋セントラル・パークウェイ」は23日から。Dew Ridge Recordsのサイトにリンク載せます。

The old vinyl I’ve listened

“ALL AROUND THE TOWN” live recording album, it’s a milestone of Fusion Jazz ’80s. Many people listened and enjoyed it in Japan, too.

In “Angela”, we can hear beautiful intro adlib by “Tin” Rhodes. This play is one of masterpiece for Rhodes players.

However, in the end of intro, we can hear a little strange feeling of sound. Probably this solo would have been cut, if so, it’s regret matter. Why? Who did it? 🙂

Lead electric guitar, played by Hiram Bullock, is really great during a song.

In “We’re All Alone”, all star big band plays dynamic arrangement. This song makes everybody excite, great playing, adlib solo “battle”s are so hot.
But Gary King is really “cool”, his solo has a soul.

I listened this song again, and knew it is more funky than my memory. And Earl Klugh’s rhythm guitar is so great.

I hope this Fusion Jazz brings big wave of music again to the world.

On Vacation / Till Bronner & Bob James

  This album is much better than I expected. 🙂 I thought it would be Jazz, but in fact it’s AOR/Fusion. It surprised me and brought happiness here.

  Probably nowadays we have to call it as “Smooth Jazz” or like so, but feel much traditional memes of AOR/Fusion. And it would stand near POPs high quality.

  Space, room, empty or interval — I really don’t know how we should call exactly, but there is beautiful “rest” between notes playing by 2 soloists. Probably it can take by only older great players.
  Rich and Relax, Bright and Transparent, fine combination of Trumpet and Piano/Rhodes. Even synthesizers Mr.James playing, made me glad.
(Mr.H.Mason takes good backing play in calm mood)

  When I found extra-grade arrangement during album, after seeing a booklet, knew Mr.James did it. (It is same experience when hearing Karen Carpenter’s solo album) This is really a magic, in the future I’d like to understand the secret, I wish.

  Meanwhile, Were these vacation photos taken in Sicily Italy? I found 2 god fathers. Oh, you? 🙂

  “On Vacation” must be heard by good listeners more! Excellent album.

Master Yoda’s morning class

  In the International Jedi Day, I took a class of Master Yoda. Thank you for your hard work. In your planet, it started in the morning, didn’t it? In far east small country on the Earth, it is just in midnight. Best time to study it! 🙂
  So great pieces of the FORCE, I hope I could receive all of your visions. Bright, Rich and Flow. Feeling more introspective than your usual play. How to face the FORCE, your playing gave us much suggestions.

  I bought your bath album instead of a ticket. 🙂 (But it is just now out of stock! wishing Amazon takes import stock quickly..)

  The FORCE is here, there and everywhere. I believe it’s limitless. Cheers.

現代ジャズの到達点

 NHKR2ラジオの「今もう一度ジャズ入門」最終回。ジャズ評論家の後藤雅洋氏による現代ジャズの紹介。

 ジャズというと、僕らは1950-60年代のモダンジャズを一般には思い浮かべますが(マイルス・コルトレーン・ビルエヴァンスとか)、70・80・90年代にも色々な面白い動きがもちろんあり、特に2010年くらいから非常に興味深い動きが出てきているということです。

 そのひとつが、女性ボーカルの大フィーチャーだというのですね。エラ・フィッツジェラルドやサラ・ボーンなどの伝統的な歌唱スタイルを継承しつつも、インストゥルメンタルとの融合・調和のような曲がたくさん出てきた。それはコーラスやボイスを積極活用し、声(歌)も楽器の一つとして使う。従来はジャズボーカルとインストの間にはファン層でも垣根があったが、それがなくなってきた。この種のライブに行くと、従来のジャズを聴いてないだろうと思われる若い人もたくさん見かけるそうです。普通にセンスのいい洋楽と思われているのでしょうね。
 そこで、インストプレイヤーのアルバムにも普通にそんな女性ボーカル曲がばんばん入るようになってきている。
 加えてもうひとつは、女性ミュージシャンの活躍とエスニックな要素。これまたコーラスと融合したりして、楽器のプレイ・音色もその人なりの個性があり、独自の世界を作っている。

●グレッチェン・パーラト「許してあげよう」
 (現代女性ジャズボーカル)

●ヌバイア・ガルシア「クンビアが私を呼んでいる」
 (女性テナーサックス+コーラス+エスニック)

●シャバカ・ハッチングス(サンズ・オブ・ケメット)「マイ・クイーン・イズ・ハリエット・タブマン」
 (男性テナーサックス+チューバ+ツインドラム、モダンジャズ黄金時代にも通じるホットさ、確かに聞きやすい)

 3曲紹介されていましたが、いずれも確かにポップスでもR&Bでもラテンでもなく、これはジャズ。

 同じブラックミュージックでも、ディアンジェロなんかは既存の金太郎飴R&Bへのアンチテーゼで手作り感満載の音楽ですが、あれも非常にジャズっぽい、実は(でもジャズじゃないんだね、明らかにミームが違う)。
 だから、既存のマスプロダクション音楽に飽きたリスナーには、これらのPOPな現代ジャズは、非常にウケるんじゃないかと思いました。
 やっぱり女性ボーカルは偉大。音楽のなかで昔より大きなウェイトを占める要素になっている、現代では。(女性クリエイター、プレイヤーは言うに及ばず)
 などということを思った夜でした。やはり良い音楽は評価されて欲しいし、広まっていって欲しいですね。

(明日までまだギリギリ聞き逃しサービスで聞けるので、ご興味のある方は是非)

 ここでたまには宣伝! 女性ボーカル・コーラス・ジャズギターをフィーチャーしたフュージョンもありますよ。なんと無意識にやっていたことが現代ジャズの到達点と重なっていたとは……。

40年のスマイルミュージック

 キーボーディスト向谷実さんのラジオ番組をらじる・らじるで拝聴。

音楽遊覧飛行 ▽音楽急行~笑顔のジャズ・フュージョン・ナンバー
2月8日(月)午前9:20放送
2021年2月15日(月) 午前10:00配信終了
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=2298_01_2722229

 聞き逃し配信なのでもしや曲の部分は無音か?と心配していたのですが、ちゃんと入っていました。向谷さんの語りが凄くダンディで渋い!これは令和の城達也か、フュージョン界の若山弦蔵かっていう雰囲気ですね。(←ヨイショw)

 暗い世相を吹き飛ばそうとスマイルがテーマで色々な曲が聞けました。神保彰さんの新作から「ユア・スマイル」や、カシオペアの’81年の懐かしい曲「スマイル・アゲイン」も流れていました。この頃はもちろん向谷さんがキーボード担当ですが、20代でこんな曲を書く野呂(一生)さんは天才か、と弾いていて思ったそうです。実際、全然古びてないですからね。
(前作「EYES OF THE MIND」に続いてハービー・メイスンさんが今度はコ・プロデュースでした。そっちでアレンジやシンセ演奏で加わってたのはなんとボブ・ジェームスさん。40年前から皆さんお元気で心強い!)

 面白いのはスタジオにキーボードが持ち込まれていて、時々今の曲のこんなところは~みたいに演奏が入るのですね。流石。なんとなくミニキーボードっぽいなぁと思ったのですが如何でしょうか。

 お話によると、なんと向谷さんも、このブログに書いた「東急コンサート」の小曽根真トリオ+東京フィルの演奏を見られていたとのこと。やはり物凄い演奏だったので1年分のパワーを貰ったというお話。あれは本当に圧倒的な演奏で、日本のトッププロだからこそ余計にわかるクオリティってこともあると思います。(逆にネットで見かけた一般リスナーの感想は「?」ってのもあった)
 ほぼ東フィルが小曽根トリオに加入した、って体のアンサンブルでしたので(もう共演というレベルではない)。

 ということで選曲も良くとても楽しめた番組でございました。司会屋さんから、社長、プロデューサーに、そして今や興行主という無敵のキーボーディスト向谷実さん、今年もご活躍されますよう。有難うございました。