グッズ製作3種の神器?

 いわゆるMAKE(DIY/自作)系の周辺を調べていたんですが、音楽活動をしてて、ファン向けのオリジナルグッズも作っているアーティストの皆様に、役に立つ(かもしれない)情報。

 最近の3Dプリンタは、なんと2万円を切っているらしい。流石にアマゾンのレビューを見ると、使いものになるのは3万円台らしいが。これで簡単なオブジェやフィギュアなら作れてしまう。100個200個量産だと厳しいが、多品種少量生産に向いているので、レアなオリジナルグッズを少しづつ売るなら、結構いいかも。制御・設計ソフトの使いこなしの難しさはあるが。

 更に、3Dプリンタなど物足りないという方は、CNC旋盤もあるよ。これも2~3万円台からある。要は、工場なんかにある金属加工の機械だよね。あれがデスクトップで動く、なんと。金属や木材・プラスチックが加工できる。
 これで金属製のロゴなんか作った日には、かなりカッコイイじゃないんだろうか。これも少量生産向き。

 もひとつ、レーザー彫刻器も下は2~3万円台に下がってきている。さすがに(厚めの)切断とかは無理だが、金属・木材・プラ・布なんかに、要はレーザーで焼印が押せると考えてもらえれば。もちろんコンピュータ制御なので、かなり複雑な絵も描ける。これでアーティストさんの似顔絵や写真なんかを焼くことができる。

 ということで、これら3台買っても10万円台で揃ってしまう時代になりました。中国製ですがレビューを見る限り品質はなかなか良さそう。もう中国はものづくり大国だな、日本なんか遥かに遅れを取っている。

 一応各々欠点も書いておくと、3Dプリンタはオブジェ完成までに時間が掛かるし、CNCは切削音がうるさい&削りくずが出る、レーザーは無音だが煙が出る。

 音源だけではなかなか売上が上がらない時代なので、ミュージシャンもグッズで賢く稼ぐことが必要になってきてます。みんなでMAKE(ITを使ったDIY)に参入しよう。