グーグル広告の話

 先日弊レーベルからリリースした本格演歌「粉雪の海」ですが、実は初の試みとしてグーグル広告を入れてみました。検索結果に関連で出る形態のものですね。
 今回はテキストだけなので、広告出稿としては楽。グーグル広告が優れているのは、表示回数では課金されず、広告がクリックされて始めて課金されるというシステム。実は大変良心的なんですね、昔のネット広告は表示回数で課金されたりしたので。

◆8/16 配信開始 アマゾン新着3位!

「粉雪の海」



Amazon Apple Youtube Spotify

 一応具体的な数字の公表は差し控えるが、クリック率は0.5%程度で、例えば10000回表示されたら50-60回クリックされるという感じ。クリック率は大体この程度が標準らしく、昔も別件で何度か広告を入れたが、その時も同じでした。
 検索作業中に、広告を見てクリックしてくれる人の数は、まあよほど気を引くものでもない限り、そんなものなんでしょう。

 それより今回はかなり意外な結果が出ています。クリックした人の年代層を見ると、20代・30代の人が多い。演歌と銘打っているのにこの結果は、広告の文面が良かったのかもしれない(新世代の演歌歌手という点を強調した)。
 ただ、クリック後に曲を聞いてくれたかというかというと、ディストリビューターの数字を見ていても、かなり疑問が残る。あまり実際の広告効果としては上がってないようだ。
(そもそも、広告は完全に赤字です。サブスクの再生は1回で1円にもならない。平均1銭くらいか?)
 認知度を上げる、という先行投資のような感じでしか、広告を入れても意味はないというのが、今のところの結論です。

 これが1万も2万もする「商品」だったら、それなりに費用対効果はあるんでしょうが。(例えばCDを宣伝する、という形になら、まだ費用対効果はありそう)

 さあ、広告で宣伝効果が上がらないとしたら、どうしたらいいか。たぶん一つ方法はあるが、かなり地道にやっていくしかないだろう、と考えている。千里の道も一歩から。