日: 2021年12月13日

RME BabyfaceProFS導入

 制作環境アップグレード第2弾として、オーディオインターフェースの「RME Babyface Pro FS」を導入しました。YAMAHA/SteinbergのUR242からのリプレース。

 セットアップしてひと通りリファレンス音源や弊社音源を聞いてみたが、GENELEC8020で鳴らすと驚くべき透明度と密度であきらかに「いい音」(リスニング的に)なので意外。もっと厳しい、小姑(or小舅)サウンドになるかと思った(皆さんご存知のように、本題はアラ探しなので)。
 全帯域に渡って高品位になった感じです。バランスもフラットで疲れない。たぶんGENELEC+RMEの組み合わせは、相性的なものがあるならかなり良いと思われる。

(ただウーファーが4インチなので、ベースの音は流石にちょっと不自然。なんとか小さな口径で聞かせているのでこれは仕方ない。音はしっかり見えるので、こういう音だと覚えれば大型SPに持って行っても破綻のないミックスができるでしょう。←従来もそうしてた)

 ヘッドフォンで鳴らした場合ですが、SHEREのSRH440-Aだと、これまで一枚掛かっていたベールが取れた感じで、(少なくとも完成音源は)リスニング的に「いい音」になりました。ある意味心配だがこれでいいのか? 透明度や密度の印象は上記と同じ。自分はいつもこいつは作曲~アレンジの段階で使ってる。(だからあまり「聞こえ過ぎる」のは良くない、耳が疲れるので)

 オーディオテクニカのATH-M50xだと、以前に増して音の情報量が溢れんばかりになって、これは流石に小姑サウンド(w)。いわゆる耳に痛い音だったりします、これでミックスの時アラ探しにするわけ。(だから、これはリスニングに向かない、たぶん耳に有害)

 Babyface、なかなか満足できる製品です。よくこんな新書版サイズの筐体にこれだけの品質と機能を詰め込んだものだと思う。ドイツの底力恐るべし。

 ただこいつバスパワーで動くんだけど、電源スイッチないんですね(w)。あとさすがに極限まで小型化されてるので、スイッチ類も整理されていて、TotalMixFxというパソコンアプリでルーティングやコントロールを行う設計なんだけど、やっぱりジャーマン思想で作られているので操作しづらい。
 あとヘッドフォンアウトが2つあるんだけど、片方はイヤフォンに最適化されていて、そっちはヘッドフォンでは音が変で使えませんでした。これは残念。

 ウチのような打ち込み制作中心、あるいは宅録でボーカル+ギターくらいしか録らない人ならこれはベストバイですね、RMEとしてもかなりのサービス製品に思えます。
(色々レビューも見まくったが、Windows用のドライバも優秀らしい)