日: 2020年9月30日

ヤモリは動きがクールだぜ

 都会の大自然シリーズ(?)。夜に実家にいたら、今度は野良猫でなくヤモリが出ました。サッシを開けようしたら枠のところに。なぜか部屋の中にいた。これは逃がしてやらないと可哀想だと、そーっと網戸を開けた……つもりだったのに、驚いてサッシの燦に沿って逃げました。こういう時って、なんでうまくいかないんですかね(w)。なんとか追い込まないように逃がしてあげようとしたんだけど、最後はカーペットの下にもぐりこんでしまった。これ以上なんかすると、尻尾切って逃げるだろうし……あれは体組織のかなりの部分だもんね。で、まあ放置したんだけど。何分木造なのでスキマはあちこちにあるから、たぶんどこからかは出られると思うが。

 そういえば、以前は雨の夜になると必ず玄関の上のところの開かないスリガラス窓に、ヤモリが登場してました。あまりに毎回なので個人的には「出勤」と呼んでいたw もちろん明かりに誘われてきた虫をエサにしているのですね。
 そしてこれが、信じられないことに、十年くらい続いていて、たぶんいつも同じヤモリなの。体色や体型でわかる。長生きだなあ、と思っていたが、ある時突然見なくなりました。心配していると、今度は明らかに若いヤモリが同じ場所に出勤するようになりました。体色が若いからわかる。世代交代の時期だったんですね(w)。
 しかしこの若いヤモリも、ある時玄関の中に入ってきて、こちらも慌てて外に出してやろうとしたら、靴箱の裏へもぐりこんでしまった。世の中うまく行かないもんです。
 これ以来ヤモリの出勤が見られなくなってしまってちょっと寂しい。
(ヤモリは一説では屋守と書いて縁起がいいそうだけど…)

 この話にオチはありません。毎回そんな面白いことを言うのは、ヤー無理なんで。ちょっと切れ味が悪いな。

(と、言っていたら新顔ヤモリ発見、小さいからまだ子供だなこれは。夜の玄関のガラスの上は絶好の狩場らしい)