日: 2019年12月21日

さびしい廃業状

 廃業といっても当方のことではありません(開業したばかりなので 汗)。先日届いた葉書を見てびっくり、懇意にしていた自動車修理工場の廃業のお知らせでした。長年、ほんと親の代から50年あまり、ずっと車検や修理を頼んでいたところ。しかもこの12/31で終るという。色々と感慨に耽ってしまいました。
 ここは個人の方の自営で、ご主人がもう70歳過ぎていたので、今後どうするんだろうと思っていたんだけど、最近若い人も雇っていたようなので、これで安心と思っていた矢先。
 愛知県・名古屋はトヨタのこともあり自動車王国で、公共交通機関も結構貧弱、その分道路網は立派でどこに行くにも自動車必須みたいな世界、なので自動車の数は多いのですが、この不景気と高齢化でどんどん数も減っているんだろうなあ、と。今はエンジン(内燃機関)の修理検査技術も必要だが、今後は電気・水素自動車が主流になれば、もう不用な技術になる。確かにこのタイミングは止め時かもしれない。
 それにしても時代の流れは怖いねー、日本中で、そして世界中で、今後どれくらいの修理工場が消えるんだろう。走行系やらブレーキやらは同じなので、全部ではないけど、これも絶対数はかなり少なくなるでしょう。
 ガソリンエンジンの車なんて、修理できる場所もなくなって、今に廃棄するしかなくなりますね。(F1なんかどうすんだろう、全部電気自動車になる?)
 時代の流れ、そして個人商店がだんだん消えていくこの世の中、年末ということもあり考え込んでしまいました。GAFAみたいなのが世界に蔓延って、どんどん個人は生きにくい世の中になってるんですね。

 あまりに大資本を肥太らせるとロクなことはありません。経済団体なんてまだ消費税を上げろって言ってるしね(30%とかね)。法人税を減税した分が消費税増税されているから、これを元に戻せばずいぶんボクら庶民の暮らしは楽になるはず。所得税の累進税率も昔に近づけるべき。
 次の選挙でちゃんと考えて投票しないと大変なことになりますね。

(今は大資本が金を貯め込んで全く使わないなら、経済=金の流れが停滞して不景気になっている。ここから金を取り上げて国民に広く再分配すべきです。結局単純なことで景気は浮上する。簡単な政策なのに、今の与党には無理なんですねー、彼らは大資本&上級国民のための政策しかしないから。ドラキュラが血=金を国民から吸い上げて溜め込んでいるんですな。十字架を打ち込まないといつまでも続くよ?)