日: 2018年9月22日

近況とかアコーディオンを語る

 最近嬉しかったこと二つ。
 ふとTV付けたら「探偵ナイトスクープ」やってて、人探しネタでメキシコからの留学生。祖父の友人だった日本人探しで、見つかったのですが(まあ最初からお膳立てしてあるし)、その人の自宅を訪れて、今はネットのビデオチャットでリアルタイムでメキシコと通話できるんですね。
 で、お互い顔を見ながら感動の再会、懐かしいなあとなって、メキシコ側の家族が盛り上がって、「ベサメ・ムーチョ」を一緒に歌いましょうとなった。この時、ガットギターとアコーディオンが伴奏に入ったのですが(入るんですよ、やっぱ欧米はアコが普及してるから)、このアコがなんと自分が持っているやつと同じ!(笑)

 ヤマハの、もう生産中止になってる独奏用の最小構成のやつだけど。やはりこれ軽いし小さいからあちらでも普及してるのか、と。
 12ベースといって、左手の側のボタンは12個しかありません(最大構成だと120ベースというのがある)。これより小さいのは玩具枠になるんではないかなあ?アマゾンで8ベースのやつ売ってるし。

(大抵の人は何を言っているかわからないと思うがw、アコは独奏用と合奏用があり、両手で弾くようになってるのが独奏用で、左手でベースとコードを弾く。右手側はピアノ鍵盤だったり、クロマチック(ボタン)だったりする)

 これ左側は和音とベースで「6+6」の構成ですが、たったこれだけでは何もできないかというと、どっこいこれが。コードはすべてメジャートライアド(長三和音)で、Bb/F/C/G/D/Aとなっています。作曲勢の方なら、ハッとするでしょ?w そう、5度間隔なので、すぐ4つの調で主要三和音(トニック・サブドミナント・ドミナント)が出せてしまう。非常に巧妙な設計です。ベースの方も同じ音。ということはセブンスが作れるのもわかりますよね? 本当によくできている。

 自分は打ち込み野郎なので、まあ奏法の研究用に持ってるわけですが、なんとなく音を出しているだけでサマになってしまうのがアコのいいところ。
 しかも、筐体の左側、右側にそれぞれ金属リードが設置されたパネルが入っているため、右手の音は右から、左手は左と、なんとステレオで鳴ったりする。そしてこのパネルが自然エコーチャンバーになって、音が響く。

 おいおい、われながら語りすぎだ。
(音が大きいのでなかなか家で練習できないのだけが欠点か。ほぼ管楽器だから)
 

 もうひとつ、嬉しかったことは、海外スタジオのレコーディング風景をYoutubeで見ていたら、自分が使っているSHUREのモニタヘッドフォンと同じものが使われていたこと。確かにこいつ、音がクリアな割りに耳が疲れなくていいんですよ。ミックス・マスタ以外はこれでやってる。

 こんなところです。

 ダウナー系のマイニュースとしては、2年8か月しか使ってないHPのノートパソコンがもう壊れたこと。10万したのに酷い。修理出すの面倒すなあ。お蔭でその前に買ったWindows7 Startのノートをまた引っ張り出した。